今日から2012年12月に発売を開始した「メカゴジラ ライトシルバー」の制作裏話を書きます。詳細とこだわった所は以下をご覧下さい。
こちらの商品は一度完売しましたが、好評に応えて現在追加販売をしております。ご希望の方は羽沢組までお電話でお申し込み下さい。
●発売時の詳細
●こだわり1 ●こだわり2 ●こだわり3 ●こだわり4 ●こだわり5
1.白っぽいメカゴジラ
■長らく疑問に思っていたメカゴジラの色
なぜ「ライトシルバー」として白に近いシルバーのメカゴジラを企画したのかというのは、以前「こだわり」に書きましたのでここでは割愛しますが、この「なぜシルバーであるにも関わらず、メカゴジラが白っぽく見えるのか?」という疑問はずっと思っていた事でした。
劇中シーンの一部でもそうですが、特に印刷物ではそうです。
個人的な話で恐縮ですが、デザインの仕事をするようになり、印刷のシステムがわかるようになり、それでいて作品公開時の印刷レベルや技術の程度を理解する事で、なぜ印刷物でのメカゴジラがそのようになってしまったのかという原因が判明しました。
作品公開当時のメイキング写真などを見ると、チーフ助監督として参加されていた若き川北監督がメカゴジラのそばで写っているものがいくつかありました。そこでGメモリーズセレクションで「メカゴジラ」を作る時に、川北監督にスーツの色についての話しをいろいろしていただき、これもまた「メカゴジラが白っぽく写る」要因の解決に大いに参考になったのです。
これらの疑問についての結果も「こだわり」に書いてますのでご覧下さい。
白っぽく見えるとはいえ、その度合いはシーン、印刷物のモノによっても違いは大きくあります。「白っぽく見えるメカゴジラ」を商品化すると言っても結局は、それを決める私の記憶だったり、印象だったりするので、おそらくは「白すぎる」「もっと白っぽく」「もうちょっとシルバーを」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。