Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その181

2010年05月12日 | 制作裏話


PART1.発売時期の裏話

 今日から昨年7月に発売した「キンゴジ 氷山出現バージョン」(完売)の制作裏話を書きます。
 商品の配色の詳細やこだわった所等は、2009年6月14日の記事、7月18~21日の「こだわり」をご覧下さい。
 なお、こちらの商品は完売しております。個数限定商品のため、今後の再販・追加販売はございません。ご了承下さい。


■当初の発売予定は秋以降でした
 羽沢組ソフビの第一号である「キンゴジ」の久しぶりのカラーバリエーションとして発売したのがこの「氷山出現バージョン」です。
 当初の予定では、2009年後半に発売しようと思っていた商品でした。変更して夏に発売した理由は、ワンフェスのスケジュールが一番の要因です。
 ご承知の通り、昨年夏のワンフェスは久しぶりの夏開催でした。それまでの夏のワンフェスは8月でしたので、新規造形商品をそれに合わせて弊社ではスケジュールを組みます。が、昨年から夏は7月になったためその調整が難しくなりました。
 昨年夏の弊社の新規造形商品「モスゴジ」の制作が遅れ気味でしたので(「決戦ゴジラ」と同時進行だったためです)、日数を計算すると、どうしてもワンフェスからの発売が無理になります。そこで予定を変えてこの「氷山出現バージョン」をワンフェスからの先行発売に切り替えたのです。
 もしワンフェス開催が8月でしたら、おそらくこの商品の発売は秋以降になっていたでしょう。

 夏に発売する事になった「キンゴジ」の新規カラー。
 もともと前から「もし次にキンゴジの新規カラーを発売する時は、劇中のシチュエーションカラーにしよう」と決めていましたし、出現シーンにしようというのも早くから考えていたものです。
 この「氷山出現バージョン」は、「こだわり」でも書いたように、劇中ゴジラが氷山の中から出現するシーンをイメージしたシチュエーションカラーです。それを表現するために、ライトブルーのクリア成型にラメやモールを入れて、さらには塗装も冷たい表面に見えるように処理しています。
 見方によっては、弊社商品の中では最も「ひんやりした」クールな印象のゴジラです。
 そういう意味では、逆に真夏に発売する事ができたのはよかったのかもしれません。
「これ見て涼めますよ(笑)」「冷蔵庫に冷やしておきたいですね(笑)」とおっしゃっていただいたお客様が何人かいらっしゃったぐらいですから。
 ちょっぴりでも暑さ対策のお役に立てて何よりです(笑)。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ネット上の羽沢組ゴジラたち | トップ | ソフビ制作裏話 その182 »
最新の画像もっと見る

制作裏話」カテゴリの最新記事