ミレゴジ ファイアーバージョン編 Part.4
�左が商品版、右が改定前のNG版です。
背びれだけの色の違いでこんなに雰囲気が違って見えます。
●背びれの彩色変更
当初この「ミレゴジ ファイアーバージョン」の背びれは、シンプルにオレンジで先端を塗装していました。他のゴジラ作品とは違い、劇中でゴジラの熱線放射時の背びれ発光がオレンジ系の色だったためです。劇中ラストの新宿を炎に焼きつくすシーンでは、熱線を乱射しているのでこれを表現していたためです。
これで完成として告知をしたのですが、彩色作業中に「なんか違うなー」と多少の違和感を感じていました。もっとよりイメージに近くはできないものかと考えていました。全体的に少し重く感じていたのです。
より熱線放射のイメージに近くすべく背びれの彩色を急遽変更する事にしました。オレンジ部分の赤味を少し落とし、蛍光色を若干プラスしました。そして背びれの発光を強調すべくゴールドとのグラデーションにしました。成型色がエンジ色でなければオレンジの赤味は落とす事はなかったでしょう。同じミレゴジの背びれ発光の表現をしている、後の「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」ともぜひ比較してみて下さい。似ているようでカラーは全然違う事がわかっていただけると思います(画像だけではわかりにくいかも)。
背びれを変えるだけで、重い雰囲気が減って全体的なイメージは随分変わったと思います。
とは言え、この作業が大変です。塗装の手間は倍です。スケジュール的にかなり大変でしたが、ギリギリ発売日に間に合ってほっとしたのはよく覚えています。
前回の「ミレゴジ ブルーバージョン」の塗装の手間はそれまでの羽沢組ソフビで一番かかったと思っていたのですが、結果的にこの「ファイアーバージョン」はもしかしたらそれ以上だったかもしれません。
いろいろあった「ファイアーバージョン」でしたが、それだけ思い出深いゴジラになりました。
この「ミレゴジ ファイアーバージョン」は現在も発売中です。気になる方はぜひお求め下さいませ。
(2011.4.30更新)
「ミレゴジ ファイアーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
�左が商品版、右が改定前のNG版です。
背びれだけの色の違いでこんなに雰囲気が違って見えます。
●背びれの彩色変更
当初この「ミレゴジ ファイアーバージョン」の背びれは、シンプルにオレンジで先端を塗装していました。他のゴジラ作品とは違い、劇中でゴジラの熱線放射時の背びれ発光がオレンジ系の色だったためです。劇中ラストの新宿を炎に焼きつくすシーンでは、熱線を乱射しているのでこれを表現していたためです。
これで完成として告知をしたのですが、彩色作業中に「なんか違うなー」と多少の違和感を感じていました。もっとよりイメージに近くはできないものかと考えていました。全体的に少し重く感じていたのです。
より熱線放射のイメージに近くすべく背びれの彩色を急遽変更する事にしました。オレンジ部分の赤味を少し落とし、蛍光色を若干プラスしました。そして背びれの発光を強調すべくゴールドとのグラデーションにしました。成型色がエンジ色でなければオレンジの赤味は落とす事はなかったでしょう。同じミレゴジの背びれ発光の表現をしている、後の「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」ともぜひ比較してみて下さい。似ているようでカラーは全然違う事がわかっていただけると思います(画像だけではわかりにくいかも)。
背びれを変えるだけで、重い雰囲気が減って全体的なイメージは随分変わったと思います。
とは言え、この作業が大変です。塗装の手間は倍です。スケジュール的にかなり大変でしたが、ギリギリ発売日に間に合ってほっとしたのはよく覚えています。
前回の「ミレゴジ ブルーバージョン」の塗装の手間はそれまでの羽沢組ソフビで一番かかったと思っていたのですが、結果的にこの「ファイアーバージョン」はもしかしたらそれ以上だったかもしれません。
いろいろあった「ファイアーバージョン」でしたが、それだけ思い出深いゴジラになりました。
この「ミレゴジ ファイアーバージョン」は現在も発売中です。気になる方はぜひお求め下さいませ。
(2011.4.30更新)
「ミレゴジ ファイアーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。