「英語を生業にしている」と言うと
「どうやって勉強したら英語ができるようになりますか」「教えてほしい」とよく言われます。
英語ができるからといって教えるのがうまいとは限らないんですよ~。
特にわたしはこの世で最もやりたくない仕事が「先生」。
それに人には向き不向きがあるので、同じ方法で勉強しても
確実に上達するとは限らない…と思う。
でも聞かれたら一応答えます。
わたしが実際にしたのは
・中1から大人になるまで平日は毎日NHKラジオの英語講座を聞いた。
・中学高校時代、英単語は繰り返し書き、教科書を何度も音読して暗唱できるようにした。
・1日3時間、1年で1000時間英語を聞くという通信講座を計3回受けた。
これで読み書きと文法、リスニングはかなり身についたと思います。
ただ話す機会が全くなかったので、聞いて理解できてもなかなか話せませんでした。
話せるようになったのは海外の大学へ行ったから。
大学の寮の自分の部屋はフロアに2台ある電話の真ん前でした。
電話が鳴ったら近くにいる人が出て、「○○さんと話したい」と言われたらその人の部屋へ呼びに行く。
今思うと、まともに話せないのに到着直後からよく電話に出たなって思います。
(日本語でも電話嫌いなのに)
顔が見えないから、電話の相手にはわたしが日本人とはわからないし
同じフロアに誰がいるのか名前も知らないのでほんとに聞き取れなかった。
「ちょっと待って」も言えなくて無言のまま受話器を放り出して
フロア長さんの部屋へ助けを求めに行ったっけ…。
また、銀行口座を開設するときは先輩留学生の方が連れて行ってくれたのですが、
「じゃあ、自分で開設してきてね」ってひとりで銀行の中へ行かされた。
…ちゃんと開設できてよかった。
積極的に話せる人なら日本にいても会話ができるようになるかもしれないけど
引っ込み思案のわたしには、話さざるを得ない環境が必要だったんでしょう。
そんなこんなでいつの間にか話せるようになりました。
専門技能については、以下の2つをやりました。
・翻訳の通信講座を5種類くらい受けた。
・仕事をしながら通訳の学校に2年ほど通った。
基本的に出不精で、決まった時間に決まった場所へ来いと言われるのがあまり好きではないので
自分のペースでできるラジオ講座とか通信講座が得意です。
ラジオ講座は、その日のうちか遅くても翌日には必ず聞いてました。
だいたいこんな話をすると、みなさん「ラジオ講座を毎日聞く」で挫折するようです。
これが他人にはできないけど、自分は楽にできることなのかな。
でもね、英語が好きっていうのがいちばん大きいと思います。
最初は幼なじみが「中学から英語が始まるから一緒にラジオ聞いて勉強しよう」って誘ってくれたんです。
お互いの家を行き来して「基礎英語」を聞いてました。
「基礎英語」が終わって遊んでいると「英語会話」が始まります。
当時意味は分からなかったけど、お父さんとお母さんと子供の声がして
車のエンジン音や犬の鳴き声も聞こえて
「楽しそうだな~。言ってる意味が分かったらいいな」って思ったこと覚えてます。
また中学1年生の時の担任がとても面白い英語の先生で、授業中よく笑ってた。
だからずっと英語が好きで、地道な努力も全然苦じゃなかった。
海外の大学へ行ったのは理系の勉強をするのが目的だったけど
英語が好きだったから、そういうことができたんだと思う。
そして今も英語のおかげで毎日暮らせてる。
好きなことをただ夢中になってする。それがいちばん
「どうやって勉強したら英語ができるようになりますか」「教えてほしい」とよく言われます。
英語ができるからといって教えるのがうまいとは限らないんですよ~。
特にわたしはこの世で最もやりたくない仕事が「先生」。
それに人には向き不向きがあるので、同じ方法で勉強しても
確実に上達するとは限らない…と思う。
でも聞かれたら一応答えます。
わたしが実際にしたのは
・中1から大人になるまで平日は毎日NHKラジオの英語講座を聞いた。
・中学高校時代、英単語は繰り返し書き、教科書を何度も音読して暗唱できるようにした。
・1日3時間、1年で1000時間英語を聞くという通信講座を計3回受けた。
これで読み書きと文法、リスニングはかなり身についたと思います。
ただ話す機会が全くなかったので、聞いて理解できてもなかなか話せませんでした。
話せるようになったのは海外の大学へ行ったから。
大学の寮の自分の部屋はフロアに2台ある電話の真ん前でした。
電話が鳴ったら近くにいる人が出て、「○○さんと話したい」と言われたらその人の部屋へ呼びに行く。
今思うと、まともに話せないのに到着直後からよく電話に出たなって思います。
(日本語でも電話嫌いなのに)
顔が見えないから、電話の相手にはわたしが日本人とはわからないし
同じフロアに誰がいるのか名前も知らないのでほんとに聞き取れなかった。
「ちょっと待って」も言えなくて無言のまま受話器を放り出して
フロア長さんの部屋へ助けを求めに行ったっけ…。
また、銀行口座を開設するときは先輩留学生の方が連れて行ってくれたのですが、
「じゃあ、自分で開設してきてね」ってひとりで銀行の中へ行かされた。
…ちゃんと開設できてよかった。
積極的に話せる人なら日本にいても会話ができるようになるかもしれないけど
引っ込み思案のわたしには、話さざるを得ない環境が必要だったんでしょう。
そんなこんなでいつの間にか話せるようになりました。
専門技能については、以下の2つをやりました。
・翻訳の通信講座を5種類くらい受けた。
・仕事をしながら通訳の学校に2年ほど通った。
基本的に出不精で、決まった時間に決まった場所へ来いと言われるのがあまり好きではないので
自分のペースでできるラジオ講座とか通信講座が得意です。
ラジオ講座は、その日のうちか遅くても翌日には必ず聞いてました。
だいたいこんな話をすると、みなさん「ラジオ講座を毎日聞く」で挫折するようです。
これが他人にはできないけど、自分は楽にできることなのかな。
でもね、英語が好きっていうのがいちばん大きいと思います。
最初は幼なじみが「中学から英語が始まるから一緒にラジオ聞いて勉強しよう」って誘ってくれたんです。
お互いの家を行き来して「基礎英語」を聞いてました。
「基礎英語」が終わって遊んでいると「英語会話」が始まります。
当時意味は分からなかったけど、お父さんとお母さんと子供の声がして
車のエンジン音や犬の鳴き声も聞こえて
「楽しそうだな~。言ってる意味が分かったらいいな」って思ったこと覚えてます。
また中学1年生の時の担任がとても面白い英語の先生で、授業中よく笑ってた。
だからずっと英語が好きで、地道な努力も全然苦じゃなかった。
海外の大学へ行ったのは理系の勉強をするのが目的だったけど
英語が好きだったから、そういうことができたんだと思う。
そして今も英語のおかげで毎日暮らせてる。
好きなことをただ夢中になってする。それがいちばん
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