仙人の森

多峯主山の仙人、百太郎のブログです。

横瀬の二子山

2010-11-14 17:11:37 | 旅行記

Mtfutago

今日は以前から計画していた横瀬の二子山へ行った。当初は5月の連休に行くつもりだったのだが体調が悪く、今日まで延期していたのだ。しかし、天気はあいにくの曇り空で秩父の山並みは霞んでいた。西武線の乗客はほとんど正丸駅で下車していたので、伊豆ヶ岳方面はラッシュ並みであろうと予想されるが、ここ二子山は閑散としていた。

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さすがに目の前の武甲山は良く見えるが遠くは見えているだけである。一応三角点も写真に収め目的は達成したので良しとしよう。

実は今回オマケ付きである。グリコのオマケの様にドキドキでは無く、ビックリであった。芦ヶ久保駅から歩き始めて、西武線の軌道の下をくぐった所で何と!ニホンザルの群れに遭遇したのだ。藪がガサガサと鳴った時、熊?と恐怖に足がすくんでしまった。背後の頭上から威嚇の声が聞こえ正面にも別の猿が威嚇している。「ヤバッ!」・・・幸運にも上り電車が駅に入ってきて背後の猿は百太郎の左前方を走り去っていったのだ。

ひとまず、10数匹の猿は前方視界内に居たので、ここで写真を撮り始めたのだが、結果残念!今日はコンパクトデジカメであったため望遠にして撮影したがブレブレ写真でハッキリ写らなかった。少しずつ前へ進みながら猿の群れの中を慎重に進んでいくと、ハイカー2人が登って来た。更に猿が警戒を強め声を出しながら逃げ始めた。結局ここで見せられる写真は撮れずじまいであった。

Pb140050 P1の風景

Pb140056 P2の風景

今年の紅葉は今一つで、既に初冬の装いである。山道は落ち葉で覆われ、場所によっては道が判り難いほど落ち葉が積もっている。

Pb140069 二子山(雄岳)から秩父市内

真冬なら綺麗に晴れて両神山も良く見えるのだろうが、秩父市内は靄っている。

Pb140077 大岩の写真

昼食後、一旦雌岳まで戻り復路は富士浅間神社を通る道で下山する。途中大きな岩室が有る。右側から回り込んで進む。

Pb140107 富士浅間神社のピーク

間違って下ってしまいそうな尾根には標識も整備されていてとても心強い。地図を見なかったり標識が無いと迷いやすい場所が有る。

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社(やしろ)が在るピークからの眺めは良好だが、いかんせん天候が悪く評価は不能である。個人的な感想だが、今回の往路(沢道)よりこちらを登る方が良さそうだ。次の機会は新緑の季節(当初の予定時期)にでも武川岳まで縦走しよう。


新緑の吾野トレッキング6

2009-05-04 11:46:01 | 旅行記

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尾根道を歩いていると、多くの大木を見る事ができる。超弩級の大木は無いのだが、ひと抱え以上の物が結構あるのだ。しかし中には見るも無残に立ち枯れて幹の中程から折れていたり、この写真のように落雷?で焼けてしまった木もあります。

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そしてこの若い木の中から何本が大木まで育つのであろうか?と木々の間から垣間見えた二子山である。よし!次はあそこへ行こう。伊豆ヶ岳から正丸峠までの人通りは急に少なくなった。百太郎を含めて10数人足らず。ちょうど昼時と言う事もあるのかな?車の音が聞えると思ったら、いきなり到着です。

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昭和天皇と今上天皇と皇后様もここからの景色を御堪能なされました。でも、霞んでいます。新緑は綺麗ですが遠くまで見渡すには真冬がお勧めです。

さて今回最後の目的地三角点:秩父は道路を渡って階段を登ります。途中展望台と休憩所がありますが、休まず進みます。若干の疲れと足の痛みが出てきました。去年の年末に骨折した右足が痛みます。靭帯と関節も痛めているので未だに疲れると痛み出します。予定では旧正丸峠から下山するつもりでしたが三角点まで行き、引き返すことにします。

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ここまで来るにも結構きつい登り坂でした。非常に静かで小鳥の囀りと風にそよぐ木々の葉音しか聞こえません。

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今日3つ目の三角点です。これで目的は無事果たしました。後は生きて家までたどり着くのみです。(大げさな!)来た道を戻り、正丸峠の展望台にある休憩所で、残りの昼食をたいらげ、更に、ピンチ食のチョコバー(スニッカーズ)を食べてエナジーチャージ!岐路に着きます。


新緑の吾野トレッキング5

2009-05-04 11:18:50 | 旅行記

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やっとたどり着きました、本日二つ目の三角点:伊豆岳。暑くも無く寒くも無く実によい天気です。ざっと見渡した所、200人程の人出でしょうか?今日一日で何人の人がこの場所を訪れるのか見当もつきません。

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どうも記憶があやふやなのですが、初めて登頂したのは高校2年生の秋の遠足でしたから実に19年程経っているのです。この三角点を触った記憶が無いのです。でも、遠くの景色を見た記憶があります。確実なのは、鎖場の男坂を登らなかったこと位です。その鎖場ですが、一応進入禁止になっていますが、昇り降りに使っている人もいます。事故が起きても自己責任(事故責任?)です。

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それにしても、標高851mは下界(そんな高地じゃないぞ)と違って桜が咲いています。そしてツツジもまだ蕾が多いです。ツツジが満開になるのは連休後か?

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新緑の吾野トレッキング4

2009-05-04 10:11:38 | 旅行記

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今回の行程も半分を過ぎ、時間も9時半ともなると百太郎と反対のルートで歩いて来る人とだんだんすれ違うようになって来た。高畑山でブランチを取り出発する。何と肝心の高畑山の写真を取り忘れた!高畑山と古御岳の間は植林された針葉樹林でやや薄暗い感じだ。しかし所々、広葉樹も有り明るくなる。

途中で木が軋むような音を聞いたのだが、少し違うようだ。じっとして聞いていると、どうやらキツツキみたいだ。

動画です=>P5030057.AVI

急だったので、設定せずにいきなり録画した為、画像サイズは小く判りにくいかも知れません。

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この付近から沢山のハイカーが歩いています。狭い道を譲りながら進みます。この場所付近ですれ違った30歳くらいの男性を次に見かけたのは吾野駅手前の道でした。百太郎と逆コースだったのですね。

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11時に古御岳に到着しました。少し早いけどここで食事にしました。休憩するには伊豆ヶ岳よりここの方が良さそうです。程々のスペースのため多くの人が停滞せず、道が中央にあるため食事もゆっくりできます。やはりゴールデンウィーク中と言う事もあってか、人がひっきりなしに通過します。時間的に昼食タイムとなってきたため、この場所もだんだん人が増えてきました。こういうときソロパッカーだとベンチを一人で使い続けるのは気がひけます。逆に別のソロなら同席を勧めるのですが、横に一人座り、私が立ち去るのを立って会話しながら待たれるのは嫌な物です。いっそ「詰めて頂けますか?」とか「ここ座っても良いですか?」って聞いてもらえればこちらだってそれなりの対応をするのにと思いました。


新緑の吾野トレッキング3

2009-05-04 09:41:44 | 旅行記

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子の権現を出発して直ぐに本日の昼食休憩予定場所の伊豆ヶ岳が見えます。霞むほどまだ遠くにあります。まずは天目指峠へと向かって尾根道を進んで行きます。竹寺方面への分岐を曲がり、またまた急な登り坂になります。途中まで後ろを歩いていた初老の夫婦は引き返して竹寺方面へ向かったのでしょうか?いつの間にか居なくなりました。

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小さなアップダウンが続く尾根道は小鳥の囀りを聞きながら明るい道のりで気分爽快です。峠に近づくと車の音が聞こえてきます。結局、ここまで誰とも会いませんでした。

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さて、いよいよこれから後半戦です。切り通しの車道を渡り反対側の丸太の階段を登ります。車道の右が吾野方面左が名栗方面です。尾根道を進むこと30分、本日最初の三角点:南川に到着しました。山の名前は中の沢の頭、標高は622mです。ここに来て大分小腹がすいてきました。キャラメルをなめながら高畑山を目指します。

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