今朝は地平線に雲が無く新宿のビル群が綺麗なシルエットになった。いつもはズームレンズを使って撮影しているが、気合モードで200mm短焦点レンズに2倍のリアコンバーターをつけ400mmで撮影した。百太郎のデジカメはCCDがAPSサイズなので更に1.5倍になる。実に600mmの超望遠撮影なのである。悪い事に今朝は風が強く、ファインダーをのぞくと揺れているのが分かるのだ。感度を上げると画質が悪くなるので、風が止まった瞬間を見極めシャッターを切るようにした。
新宿の都庁庁舎上空に大きな丸い太陽が昇った所で超望遠撮影は終了した。頑丈な三脚と超望遠レンズの重量で前側に重心が移り、前方下向きのモーメントが常に働いているためなのか撮影した写真には大きなブレが見られなかった。元日本番は、ズームレンズを使った撮影に絞った方がよさそうだ。何せ、今朝は常連だけの撮影であったが本番では狭い多峯主山の頂上に60人ほどが集まる。また、カメラマンも毎年10名ほど三脚をひろげるので、お互いに場所を譲り合うとなるとレンズ交換はチョッと厳しいかもしれない。