今年の連休は殆ど家に引き籠っていた。外出したのは５月３日だけで多峯主山は今日が最初である。空は綺麗な青空だが、東は霞んで都内は全く見えない。所沢のビルと西武ドームがかろうじて見えるだけ。しばらくは遠景を楽しめそうにない。
何時もの様に頂上で数枚写真を撮り、武蔵台側から下山する。こちらもしばらく通らないうちに、綺麗になった。
名も知らぬ花の写真を撮った。今朝は少し風が強く、暗い林の中では被写体ブレを起こしてしまう。次はマクロ用ストロボを持参しよう。
道具だけは一応プロ並みに揃ってきた。ただし、腕前は下手の横好きである。
今日は子供の日である。休日である。百太郎も休みである。しかし、多峯主山へ行く気にならない。理由は有る。常盤平のツツジが剪定を通り越して伐採されてしまった。したがって、花の撮影が出来ないのだ。朝食だけでも摂りに行こうかと考えたが、飯能市郷土館の定点撮影プロジェクト用に写真を撮らなければいけないので本日はお休みすることにした。
そこで、定点撮影の写真と一緒にツツジの花が撮れる場所を目指して出かける事にした。場所は美杉台の運動公園の下である。ここは沢山のツツジが植えてあり、色々と楽しめるのだ。
ツツジ以外にも花は咲いているが、あえて雑草と呼ばれている花を撮影した。あんたが主役だ！と言う事である。
白やオレンジに近い赤、そして紫等ツツジの色は多種多様である。今回はピンクの花のアップ！
バックの緑色がもう少しハッキリとしていると花の色が映えるのだが、今日の天候ではこれが限界である。
5月２日は、近場の山を歩いた。と言っても多峯主山では無い。去年の秋に行った横瀬二子山と尾根伝いに武川岳そして伊豆ヶ岳である。天候は良好であるが、二子山からは目の前の武甲山が見えるだけで遠くは霞んで見えない。霞と言うより黄砂の影響かもしれない。朝出発時の日の出太陽が白く霞んで何時もと違う様相を示していた。それでも頭上は青空である。
焼山は樹木が少なく視界良好であるが、何せ風が強く寒いくらいであった。ウインドブレーカーを着込めば何と言う事は無く、暖かい日差しを受け凍える事は無い。むしろ行動中は汗をかくほどである。
蔦岩山（１００４ｍ）と言うピーク周辺で見つけたカタクリである。この後、武川岳から名栗げんきプラザまでの間でも見る事が出来た。花を見るまで知らずに葉を踏み付けていた事に後で気が付いたくらいである。花芽が出ていない株も有ったので、連休後も楽しめるかもしれない。
武川岳の山頂は、なだらかで休憩するには良い場所である。しかし、到着時刻が昼食には若干早く、コンビニで購入した握り飯を一つ食べただけで先に進む事にした。結果としてこれがいけなかった。出発時に乗る予定の始発電車に間に合わず３０分の遅れ、更に二子山からの行程は初めてのためユックリト慎重にそしてこの後、伊豆ヶ岳の登り口を探して時間ロス。伊豆ヶ岳頂上は１２時３０分過ぎであった。
若干遅めの昼食を取り、正丸駅を目指して下山し、２時３０分に駅に到着した。
２０１１年５月２日の行程
