おそらく、多峯主山の頂上で冷たい金属(レンズ本体)を素手で触ったためと思われる。右手は手袋をしていたので何でも無いのだ。霜柱も立っていないので暖かいと勘違いしてただけで、気温は低く、さらに風も吹いていたため凍傷になったのだろう。細かい作業がしずらい手袋を外すと標高が低い山でも簡単に凍傷になってしまう事が分かった2008年であった。
今年も残す所、今日一日である。昨日までにあらかたの仕事は終わらせておいたので、朝から蕎麦汁作りをしよう。もちろん恒例の多峯主山からの日の出写真を撮ってからであるが。
今朝の日の出は可もなく不可も無く、綺麗なオレンジ色に光る空に太陽が昇って来る。昨日のような靄も無くかなりすっきりしている。たなびく雲はもう少し有ればアクセントとして申し分ないが、それは自然の為せる技、いくら祈っても思うようにはいかない。例年だと25日以降下見を兼ねて多くの写真家たちがやって来るのだが、どうした事か今年は少ない気がする。
自宅に帰って、風呂で冷えた体を暖めインスタント(緑のたぬき)の蕎麦で1回目の年越し蕎麦である。その後、鰹節の出汁を取ったりドンコ(干しシイタケ)の出汁を取ったりしていて、ふと左手の親指に違和感を感じた。何と!指先が白くふやけている!どうやら凍傷になっているようだ。大きな水泡ができている。潰すとグジュグジュになりそうなのでそっとしておこう。