四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

真如堂の紅葉

2008-12-04 09:15:17 | お出かけ
さて、いよいよラストの真如堂。
ここもまた溢れんばかりの人々…


山門を入れば正面に本堂、右手に三重塔。


本堂へ向かう参道の両脇は色の変化が楽しい紅葉、紅葉…




今回は拝観をしないで、本堂の裏側にまわる。


この色づき具合も私は大好き。


こちらの紅葉はみな低い位置に枝を伸ばしているので、
低い目線で紅葉が楽しめる。
本堂を望む。


本堂の黒い柱と白い障子、紅葉が映える。


超人気スポットの清水寺、真如堂。
人気があるだけに、見せてくれる所も豊富で楽しませてもらった。
今回初めて行った、青蓮院、金戒光明寺。
青蓮院は門跡寺院だけに厳かな上品なお寺。
金戒光明寺は浄土宗の大本山で、
庶民的な親しみやすいお寺だった。
そして今回の収穫とでも言える清閑寺、栄摂院。
どちらもそれほど大きなお寺ではないが、
その分、凝縮された美しさで、なぜかほっとさせてくれる。
なによりすぐそばの清水寺、真如堂の喧噪が嘘のよう…

とは言え、花や紅葉との出会いも人と同じように一期一会。
その時、その時を懸命に命を燃やしている植物に
見ごろだ、今ひとつ等と言うのも人間の傲慢。
きれいなものを見せてもらって本当にありがとう!

長々とお付き合いありがとうございました。

栄摂院の紅葉

2008-12-03 19:37:00 | お出かけ
金戒光明寺を出て、真如堂に向かう途中、
石畳の参道の向こうに見える紅葉に誘われて入ったのが、
金戒光明寺の塔頭、栄摂院。


山門を入るとすぐ右に、紅葉の天蓋の下におわす仏さま。


裏に回りこむと、こちらも見事な紅葉。


土手の向こうは金戒光明寺の墓地。


真っ赤ばかりではなく、黄葉した木も…


普段ならそのまま通り過ぎてしまいそうなお寺。
門も開いていたので、覗かせていただいた。
建物の中には入れないが、縁側に座らせていただいて見上げる紅葉。
ここも素晴らしかったぁぁ~

金戒光明寺の紅葉

2008-12-03 13:15:57 | お出かけ
先を急がねば…

青蓮院の後は平安神宮の前を通り、くろ谷金戒光明寺へ。
法然が最初に念仏道場を開いたのが起こり。
幕末には、会津藩が京都守護職につき、宿舎としたお寺。
今もお寺には京都で命を落とした会津藩士352名の墓がある。

山門と紅葉。


この石段は時代劇のロケによく出てくるところ。


紫雲の庭。
平成23年の法然上人の八百年大遠忌記念として
方丈の西側に整備されたお庭。


お庭で記念写真を撮るお二人。
すごい美男美女のカップルだった。


緑、赤、白ときれいなコントラスト。


御影堂と銀杏黄葉。


青蓮院とともにここも初めて訪れたお寺。
桜の季節もいいようだ。

青蓮院の紅葉

2008-12-02 20:17:00 | お出かけ
知恩院をさらに北へ行くと、目を見張るような
楠の巨木が迎えてくれる。
樹齢800年の楠の歴史が青蓮院の歴史。


出家した皇族が門主を務められ、妙法院、三千院とともに
「延暦寺の三門跡」と称されている。


江戸時代には粟田御所とも呼ばれ、仮御所としても利用されたとか。


宸殿の前には左近の桜、右近の橘。


奥にひときわ鮮やかな紅葉。


何と言ってもお庭が見事。自由に散策も出来る。
ライトアップ、きれいなんだろうなあ~
ライトアップは12月7日まで。

知恩院と舞妓さん

2008-12-02 12:18:14 | お出かけ
清水寺から産寧坂、二年坂、円山公園を通り、知恩院まできた。

三門だけを撮って行くつもりだったが、三門でなにやら人だかり。


行ってみると、フイルム会社主催の撮影会をしていた。
ちゃっかり、後ろの方から撮らせてもらったぁ~~


なにしろ、産寧坂、二年坂の辺りで、
まさに思い出づくりか、私と同年輩かと思われる方々の
なんちゃって舞妓さんとたくさんすれ違い、かなり
思わず本物だ!と叫びそうになった。


この日、見た紅葉の中で1,2を争うきれいな色づきだった。

京都 清閑寺の紅葉

2008-12-02 11:57:35 | お出かけ
京都に出かける前日、地図を見ていて、
清水寺の東南の地域は清閑寺町となっているのに気づく。
お寺の名前も知らなかったし、地図では少し離れているように
思ったので、行く予定はしていなかった。
清水寺の子安塔の奥まった道に
清閑寺まで5分という道案内があったので、行ってみた。

山の中腹にひっそりとした山門。


一歩中に踏みこむと見事に色づいた紅葉。


まるで真っ赤な日傘をさしているように体を染める。


ここは源平盛衰記に登場する薄倖の人、
小督局(おごうのつぼね)ゆかりのお寺
小督局は高倉天皇の寵愛を受けたが、
高倉天皇の中宮は平清盛の娘徳子。
そのため、怒りを向けられた小督は清閑寺で出家させられる。
落胆した天皇は「小督のそばに」と言い残して崩御されたとか。

清閑寺の隣にある高倉天皇の陵墓。
菩提を弔いながら亡くなった小督局の墓もそばにあるらしい。
 

こんな話に女心ををキュンとさせながら、再び清水寺に引き返す。

清水寺の紅葉

2008-12-01 18:04:35 | お出かけ
30日の京都紅葉行脚です。
長い道のりですので、飽きずについてきてくださいね。

七条から三十三間堂は何度か行っているのでスルー。
智積院は行きたかったが、開門時間には早すぎたのでここもスルー。

こんなシーズン中に清水寺に行くなんて、夫に言ったが
朝早いから大丈夫やろ~と言うのでまず清水寺に行ったが
こちらの開門時間は6時!
着いた時間にはすでに観光客、修学旅行生ですごい人。
ホント年末の心斎橋を歩いているみたいだ。
うしろから朝日を受ける西門と三重塔。


朝日の陰になって紅葉の色は出ていない~
舞台が落ちるのではないかと思うほどの人、人、人。






奥の院からまだ奥に進んだところにある子安塔の
辺りから見ると、舞台は真正面。


清水寺の塔頭、成就院への参道。
石仏の色とりどりのよだれかけがかわいい。


ラッシュアワー並みの混雑ではあったが、
紅葉は最高の状態で見ることができた。

京都の紅葉

2008-12-01 12:37:06 | お出かけ
30日、京都の紅葉を見に出かける。
どこへ行こうか、いろいろ考えたが
夫の希望はなんとこの季節の清水寺!
それはないやろ!と思ったが、夫唱婦随の我が家(ホンマかいな?!)
とりあえずは清水寺とその周辺を回ることに~

清水寺の舞台から見た京都の街。


そして、実行した昨日のルート。
京阪、七条で下車
三十三間堂ー智積院ー清水寺ー清閑寺
ー産寧坂ー二年坂ー高台寺ー円山公園
ー知恩院ー青蓮院ー平安神宮ー金戒光明寺
ー栄摂院ー真如堂ー吉田神社
そして京阪 出町柳から帰途に…

これだけのお寺を全部参拝したわけではなく、
このルートで東山の麓を歩いてきた。
順次アップしていくとして、
昨日の万歩計の歩数、28000歩。
ちょっぴり腰にきております…