当事者の私が事故の話をアップするのもはばかられるかとは思ったのですが。当事者でないと経験できないこと、それを面白がって見ている自分がいたので、記録もかねて少しずつ書いていきたいと思います。最初に思ったのは「火事場はいそがしい」ということ。どんどん煙と火が上って行く我が家の行く末を「あぁ、家が…」なんて嘆いている暇がありませんでした。自分が通報者だったせいもあると思うのですが、消防士さんが代わる代わる「ちょっとお話を聞かせてください」と来ます。なんで一人の人がまとめていっぺんに聞いてくれないかと思うのですが、どうやら隣の市からも応援に来ていたようで、どうやら所属の違う消防士さんからそれぞれ話を聞かれていたのかもしれません。家が燃え盛る間にも教育委員会から人がきて「お子さんに対する支援はできるだけさせてもらうのでなんなりと相談してください」とありがたいお申しこし。市の防災課の職員は「火災で罹災した人のために一時避難所があるのですが、普段は空いているのにあいにく先週火事があって今埋まっていてご利用できません」という、使えない避難所の
ことなどわざわざ教えに来る必要があったのかな、という話。そこへ子どもたちの学校の校長先生やら副校長先生やらが見えて、授業が終わったあとの子どもたちの引き取りなどについて打ち合わせ。火事場に入っていた地元の消防団の方々の中には普段酒屋や自転車屋の店主をしている、子どもたちの同級生のお父さんがいたりして「この度はどうも」なんて挨拶を交わしたり。ドラマの主人公のようにおろおろと火事場を見つめる暇などなかったのでした。
ことなどわざわざ教えに来る必要があったのかな、という話。そこへ子どもたちの学校の校長先生やら副校長先生やらが見えて、授業が終わったあとの子どもたちの引き取りなどについて打ち合わせ。火事場に入っていた地元の消防団の方々の中には普段酒屋や自転車屋の店主をしている、子どもたちの同級生のお父さんがいたりして「この度はどうも」なんて挨拶を交わしたり。ドラマの主人公のようにおろおろと火事場を見つめる暇などなかったのでした。