我が家は普通のサラリーマン家庭なので、もともとイギリスのボーディングスクールに子供をやるなどど言うビジョンはありませんでした。
ただ、娘の学校は比較的英語や留学などの国際教育に力を入れている一貫校なので、在学中に1回くらいは夏休みの語学研修に行って視野を広めてくれればいいかな、くらいの感覚でした。
中学3年生の時は高校は外に出る、受験する、といっていた娘。あまりいい結果にならないな、という思いがあった私としてはなんとか思いとどまってほしかった。夏休みの語学研修に行ってくれたらきっと思いとどまってくれるのではという目論見がありましたが、受験勉強があるからいかない、と言っていました。が、友達に誘われて「夏休み2週間くらいホームステイ行っても(受験勉強)大丈夫だよね?」と言ってきたので、しめしめ、行ったら絶対楽しくて高校でも留学のチャンスのある今の学校に残る、と言うだろうな、という確信に近いものがあったので、「うん、大丈夫だよ」と二つ返事で送り出したのでした。
案の定、2週間丸々ホームステイをして帰ってきたときに、開口一番
「楽しかった!来年1年間行きたい!だから高校受験やめていい?」
ということで高校に入ったら留学に行く、というのが娘の一つの目標になりました。
高校では行き先も期間も様々なプログラムを持っているので、学校のプログラムなら安心だし、カナダでもニュージーランドでもオーストラリアでも行きたいところを選べばいいかな、くらいに考えていたのですが、学校の留学説明会で受けた奨学金に挑戦することになりました。奨学金をもらって学校のプログラムで行ってくれれば、と思ったのですが、その奨学金はかなり骨太の留学計画書というのを書かねばならず、ただの語学研修では、はなから受け付けてもらえません。何を学んで、それを帰ってきてどう生かすか、をしっかりと持っていないとダメなのです。娘曰く、カナダやニュージーランド、オーストラリアではやりたいことがない、計画書が書けないと。じゃあ、イギリスで現代演劇を学ぶ、というのはどう?と言ったら、演劇が好きな娘、テーマとしてはまったようで、やりたいこともかなり具体的にあったようで、その線で挑戦することになりました。
この時点で不勉強な私はもし奨学金をいただけることになったら全額出してもらえるのだろうとすっかり思っていて(全く根拠のない思い込み^^;)、行き先がイギリスであってもお金は心配ないし、などど安易に考えていました。
留学計画書には受け入れ先の学校の時間割まで載せなくてはならず、かと言って奨学金が決まらないまま学校を決めるわけにもいかず、まず、学校を選ぶのに困りました。そもそも留学計画書の提出が1月で結果が出るのが4月末なのですが、奨学金応募を思い立ったのが冬休み前。イギリス留学を考えるご家庭はきっと時間をかけてじっくり選ぶだろうところを、たった1ヶ月足らずの時間で探すことに。どうやって学校を選ぼうかとネットで検索しているうちに、イギリスは留学生は私立のボーディングスクールしか入学を認めてもらえないことをここで初めて知ります。ボーディングスクールなんて分不相応な気がしていきなりハードルが上がります。しかもイギリスの学校は3月末にはすでに次年度の入学が締め切られていて果してこちらの希望する時期に受け入れを認めてくれる学校なんであるのだろうか?見つかったとして、こんな時間がない中での安易な探し方で本当にいいのだろうか?
気軽に奨学金に応募することを決めてしまいましたが、既存のプログラムを利用するのではなく、一から自分で留学を組み立てるという、なんとも壮大なプロジェクトに図らずも身を投じることになったのでした。
ただ、娘の学校は比較的英語や留学などの国際教育に力を入れている一貫校なので、在学中に1回くらいは夏休みの語学研修に行って視野を広めてくれればいいかな、くらいの感覚でした。
中学3年生の時は高校は外に出る、受験する、といっていた娘。あまりいい結果にならないな、という思いがあった私としてはなんとか思いとどまってほしかった。夏休みの語学研修に行ってくれたらきっと思いとどまってくれるのではという目論見がありましたが、受験勉強があるからいかない、と言っていました。が、友達に誘われて「夏休み2週間くらいホームステイ行っても(受験勉強)大丈夫だよね?」と言ってきたので、しめしめ、行ったら絶対楽しくて高校でも留学のチャンスのある今の学校に残る、と言うだろうな、という確信に近いものがあったので、「うん、大丈夫だよ」と二つ返事で送り出したのでした。
案の定、2週間丸々ホームステイをして帰ってきたときに、開口一番
「楽しかった!来年1年間行きたい!だから高校受験やめていい?」
ということで高校に入ったら留学に行く、というのが娘の一つの目標になりました。
高校では行き先も期間も様々なプログラムを持っているので、学校のプログラムなら安心だし、カナダでもニュージーランドでもオーストラリアでも行きたいところを選べばいいかな、くらいに考えていたのですが、学校の留学説明会で受けた奨学金に挑戦することになりました。奨学金をもらって学校のプログラムで行ってくれれば、と思ったのですが、その奨学金はかなり骨太の留学計画書というのを書かねばならず、ただの語学研修では、はなから受け付けてもらえません。何を学んで、それを帰ってきてどう生かすか、をしっかりと持っていないとダメなのです。娘曰く、カナダやニュージーランド、オーストラリアではやりたいことがない、計画書が書けないと。じゃあ、イギリスで現代演劇を学ぶ、というのはどう?と言ったら、演劇が好きな娘、テーマとしてはまったようで、やりたいこともかなり具体的にあったようで、その線で挑戦することになりました。
この時点で不勉強な私はもし奨学金をいただけることになったら全額出してもらえるのだろうとすっかり思っていて(全く根拠のない思い込み^^;)、行き先がイギリスであってもお金は心配ないし、などど安易に考えていました。
留学計画書には受け入れ先の学校の時間割まで載せなくてはならず、かと言って奨学金が決まらないまま学校を決めるわけにもいかず、まず、学校を選ぶのに困りました。そもそも留学計画書の提出が1月で結果が出るのが4月末なのですが、奨学金応募を思い立ったのが冬休み前。イギリス留学を考えるご家庭はきっと時間をかけてじっくり選ぶだろうところを、たった1ヶ月足らずの時間で探すことに。どうやって学校を選ぼうかとネットで検索しているうちに、イギリスは留学生は私立のボーディングスクールしか入学を認めてもらえないことをここで初めて知ります。ボーディングスクールなんて分不相応な気がしていきなりハードルが上がります。しかもイギリスの学校は3月末にはすでに次年度の入学が締め切られていて果してこちらの希望する時期に受け入れを認めてくれる学校なんであるのだろうか?見つかったとして、こんな時間がない中での安易な探し方で本当にいいのだろうか?
気軽に奨学金に応募することを決めてしまいましたが、既存のプログラムを利用するのではなく、一から自分で留学を組み立てるという、なんとも壮大なプロジェクトに図らずも身を投じることになったのでした。