エコでピースな市民のひろば

『ひとりの百歩より百人の一歩』をスローガンにライフスタイルやスピリチュアル系情報を交換するWebひろばです

タイコウチ

2015年07月10日 | 環境日誌

▲広島県世羅町の絶滅危惧種ダルマガエル保護田


カメムシ目でタイコウチ科に属する水生昆虫
タイコウチ(太鼓打)は
英名で
ウォータースコーピオン
といいます。

その名前からも極めて強い
肉食性であることが伝わってきますね。

鋭い前肢で水生昆虫や魚類を捕らえて
口針から消化液を送り込み
溶けた肉質を吸入し体外消化を行うという
特性があります。



▲タイコウチ


ちなみに
今から40年ほど前は
街中の池や川でも頻繁に
見かけることがありましたが
最近では個体数を減らしているようで
自然環境の大きな変化を感じてしまいます。


今見ると
結構グロテスクな感じもしますが
タイコウチはその容姿から
カブトムシやクワガタと並んで
男子にはとても人気があったと
記憶しています。



さて先日
絶滅危惧種ダルマガエルを保護している
世羅町小谷の保護田において

田んぼの生き物観察会

が開催されました。
上記の
タイコウチはもとより
ゲンゴロウやドジョウ
ヌマエビやミズカマキリなど
たくさんの生き物を観察することが
できました。


詳しくは
伊尾・小谷たえクラブのブログを添付します。



▲伊尾・小谷たえクラブブログ(Click!)



ところで
アカハライモリが
二本足で立つ珍しい画像が
撮影できましたのでシェアしますね。



▲立つイモリ!


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絶滅危惧種ダルマガエル情報

2015年07月05日 | 環境日誌

▲絶滅危惧種ダルマガエル


絶滅危惧種ダルマガエルの日本最西端の地
広島県世羅郡世羅町小谷の保護田で
オタマジャクシの観察会を開催します。
詳しくは
「伊尾・小谷たえクラブ」のブログを
ご覧ください。



▲伊尾・小谷たえクラブのブログ



ちなみに昨年は
「オタマジャクシの放流会」
でご案内をしました。



▲平成26年度のお知らせ



平成23年のブログでは
放流会の様子を画像入りで報告しています。


▲平成23年のブログから



今年は
ダルマガエルはもとより
トノサマガエルやアマガエル、シュレーゲル等
田んぼで生息している
いろいろなオタマジャクシの様子を
地元の小学生や安佐動物公園の職員さんと
一緒に観察する予定です。

参加費無料。
奮ってご参加ください。



       記


◎ダルマガエルのオタマジャクシ観察会
**************************************
日時:平成27年7月9日(木)10時~12時
場所:世羅町小谷集会所周辺のダルマガエル田
住所:広島県世羅郡世羅町小谷110
参加費:無料
持ち物:帽子、長靴、軍手、水筒、着替え等


●申込や問合せ、詳しい内容については
以下の連絡先で承ります。

090-9735-1189 井藤(♂)
090-7508-8935 桜井(♀)

**************************************



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親子自然観察会

2015年05月30日 | 環境日誌
世羅の自然や生き物たちと遊ぼう!

と題した面白そうなイベントが

広島県世羅町で開催されます。



詳細は

伊尾・小谷たえクラブのHP

または

広島県のHP

から参照できます。



▼伊尾・小谷たえクラブ




▼広島県












世羅の自然や生き物たちと遊ぼう!

~生物多様性普及啓発人材育成講座の受講生を講師助手とした観察会です~



◆第1回*******************

平成27年7月19日(日曜日)

里山の生き物や植物とふれあおう(世羅町 田打のビオトープ「ビオトーチ」ほか)

【内容】
・こつこつゆっくり自然再生
・生きものを育てる米づくり
・里山の生きものたちとふれあう



◆第2回*******************

平成27年8月2日(月曜日)

田んぼで生き物や植物とふれあおう(世羅町 小谷のビオトープ「ビオターニ」ほか)

【内容】
・ダルマガエル第2のふるさと
・カエルとともに米づくり
・田んぼの生きものたちとふれあう



◆第3回*******************

平成27年10月18日(日曜日)

秋の生き物や植物とふれあおう

【内容】
・生きものも育てる米づくり
・赤とんぼやキキョウのある風景を守る
・里山の秋の自然を楽しもう




○申込み・問合わせ先
(業務委託先)株式会社 セラアグリパーク

担当:猪谷
TEL.0847-25-4400 E-mail:yume@mail.mcat.ne.jp



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生物多様性

2015年05月22日 | 環境日誌

▲絶滅危惧種ナゴヤダルマガエル(撮影:世羅町)

今日5月22日は

国際生物多様性の日

です。
1992年5月22日に
生物多様性条約が採択された日にちなみ
国連が定めた
「世界中で生物多様性の保全について考える日」
とされています。
日本でも5月22日を中心に
全国各地で生物多様性を実感し
学び、触れるイベントが目白押しです。

ちなみに
今週末、広島市中区でも以下の
イベントを開催します。
フライヤーを添付します。


▼(フライヤー)生物を守るアイデアと実践



▼生物多様性com(Click)



筆者が事務局を務める
「伊尾・小谷たえクラブ」のホームページも
あわせて添付しますね。


▼ダルマガエル・ギフチョウとともに
「伊尾・小谷たえクラブ」ブログ(Click)



ご家族
ご友人などと
お誘い合わせのうえ
奮ってご参加くださいませ。


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みどり色の風景

2015年05月18日 | 環境日誌
今日の広島市内は
お昼すぎから本降りになりました。
朝の天気予報通りになりました。
そんなわけで
1983年の寺尾聴アルバムから
「雨の風景」
はいかがでしょうか?

▼寺尾聴「雨の風景」(Click)



このところ
晴天に恵まれていましたので
外出の多くは自転車でした。

この時期
街中を自転車で走ると
木々の緑が美しい。
なんともいえない
キレイなみどり色に
癒されます。

そんなわけで今日のブログでは
先日撮影した
「みどり色の風景」
をシェアしますね。

まずは河川敷での
ひろしまジン大学主催のイベント

ggm
グリーン・グラウンド・マーケット(詳しくはClick)


の風景からです。

空と河川の青色に
みどり色がサンドされて
ノンビリ感たっぷりですね。







この河川敷は
広島市中央公園に西側にあり
通称「ポップラ通り」と
呼ばれています。
みどり豊かなこの場所は
週末になると何かしらイベントが
行われています。



さて次は
中央公園に移動します。
シロツメクサに覆われた地面の先に
高層の集合住宅と
広島市の樹「クスノキ」
が見えてきます。






さらに
高層ビル群を抜けて
少し東にむけて歩くと
広島城周辺の緑地帯になります。
このあたりのみどりは
本当に豊かに輝いています。






さて続いては
地元、広島市東区牛田周辺の様子です。
通称「ほおずき通り」には
街路樹に
「アメリカフウ」
が並んでいます。

秋になると
通りが真っ赤に染まることで知られています。
また
町民が植えた花の鉢も
通りの随所に見られます。






そこに
燈篭があることは
地元の方でも知らないのですが
実は随分と内陸まで
海だった証だそうで
通称
牛田ロータリー
の近くにそれはあります。
みどりに隠れていて
しっかりと見ないとわかりませんね。






ちなみに
牛田ロータリーは
現在、信号工事中です。
古い信号が撤去される前の画像を
残しておきます。




ところで
街中を散策すると
珍しい風景やモノに出合います。

このあいだのこと。
昭和26年の「五円玉」を拾いました。

五円(ご縁)を拾う!

なんか良くないですか、この響き!


嬉しかったので
マツボックリの先端に乗せて
デスク上に置いてみました。

なかなかオツな画像なので
あわせてシェアしますね。






なんだか
まとまりのない
ブログになっちゃいましたね。


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渡良瀬川

2015年05月16日 | 環境日誌


台風が去ったと思えば
雷雨になったりと
このところ安定しない天気です。

昨日は
このブログを書きかけて外出し
ブログのアップを忘れて
そのまま遅くまで
美味しく呑んでいました。

美味しく頂けるのは
健康だからこそ。
カラダにやさしく
「1日断食」
でもしようかな。


▲五一五事件記事



さて
昨日5月15日は

昭和7年(1932年)「五一五事件」
昭和47年(1972年)「沖縄返還の日」


が歴史の教科書に出てくる
大きな出来事ですが
明治17年(1884年)
今から130年余り前の5月15日は
“群馬事件”
が発生しています。


この事件は
自由党急進派と
負債をかかえる農民による蜂起事件で

福島事件
秩父事件


とならぶ自由民権運動の三大事件の1つです。

蜂起の規模は小さかったものの
党員と農民が結びついたという点で
歴史的な意味を持ちます。


▲足尾銅山


さて
群馬事件とあわせて
渡良瀬川周辺で発生した
足尾銅山鉱毒事件
(あしおどうざんこうどくじけん)が
歴史の教科書に出てきます。
公害という言葉が使われた
日本で初めての出来事です。



▲足尾銅山MAP


筆者の年代で
渡良瀬川というと
森高千里さんの
「渡良瀬橋」
を思い浮かべます。




歌詞の冒頭はこうです。

渡良瀬橋
森高千里作詞・唄
♪**************************
渡良瀬橋で見る夕日を
あなたはとても好きだったわ
きれいなとこで育ったね
ここに住みたいと言った
***************************♪



銅山は
鉱毒水などの有害物質が周辺環境に
著しい影響をもたらしたため
田中正造
が中心となり
国に問題提起をしました。



しかし
精錬所は
昭和の時代(1980年代)まで稼働し続け
平成23年(2011年)に発生した
東日本大震災の影響で
渡良瀬川下流から基準値を超える
鉛が検出され今日でも影響が残っています。


歌詞に綴られる
「きれいなとこ」は
実際には汚染された土壌が残る
問題のある場所のようです。


▲渡良瀬橋



ところで
昨年5月のこと。

「田中正造の天皇への直訴状が113年後に届く」

というWEB記事が目にとまりました。




それによると
両陛下が「佐野市郷土博物館」を
“私的な旅行”
で訪れた、ということのようですが
先のパラオ訪問も然りで
やはり
行くべきところに
足をお運びになっておられることが
伝わってきます。


▲WEB記事(Click)



両陛下ご訪問の当日
田中正造氏を支援した
親族の子孫が以下のようなコメントを
残しています。


***********************************
「明治天皇への直訴状をひ孫であっても天皇陛下に見ていただいたのだから田中のおじいさんは喜んでいると思います」
***********************************



志は
時間と空間を飛び越えて
いまここ
に活きています。


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春起こし

2015年05月14日 | 環境日誌





絶滅危惧種ダルマガエルの
本州最西端の生息地と言われる
広島県世羅郡世羅町小谷(おたに)で
5月13日(水)
地元の保護団体と児童
個体保護に取り組んでいる
安佐動物公園のスタッフ等で
「春起こし」
が実施されました。





毎年この時期
田植え前の田んぼで
ダルマガエルの
生息数を調査すると同時に
地元、せらひがし小学校の
4年生による
「現地学習」
の一環になっています。


当日の調査の様子を
動画にしてみました。


▼調査動画/Youtube(Click!)



春起こしの詳細は
「伊尾・小谷たえクラブ」のブログを
ご覧ください。


▼伊尾・小谷たえクラブ(Click!)



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明日5月13日、世羅にて。。。

2015年05月12日 | 環境日誌

▲世羅町は花盛り


毎年恒例になりました
ダルマガエルの生息調査会

通称
「ダルマガエルの春起こし」

は明日5月13日(水)です。




絶滅危惧種の
ナゴヤダルマガエルは
世羅町が日本の生息地
最西端と言われます。


今年も地元の
世羅東小学校の児童さん

生息調査のプロ
安佐動物公園のスタッフさん

そして
伊尾・小谷たえクラブのメンバー

で賑やかに開催します。




どなたでも参加して頂けます。
貴重なダルマガエルの観察と調査に
あなたも参加してみませんか。


詳しくは
「伊尾・小谷たえクラブ」
のホームページをご覧ください。

明日の世羅は
良い天気になりそうです。


▼伊尾・小谷たえクラブHP(Click!)



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電池の未来

2015年05月03日 | 環境日誌
▼過去ブログ「発送電分離」


3月7日のブログ
「発送電分離」でご紹介した
「自エネ組」

ホームページの中で
以下のような一文があります。


自エネ組(自給エネルギーチーム)
*****************************************
自分たちでエネルギーを自給していこう
という主旨で立ち上げた組織です。
組織と言っても何の束縛もありません。
エネルギーを少しでも自給しているなら
もうあなたは自エネ組のメンバーです。
*****************************************



▼自エネ組HP



日本は
エネルギーだけでも年間24兆円も
外国に払っています。
日本の資源(森林、太陽光、技術)を有効に使い
出来るだけ地域で自給して
そのお金を少しでも地域経済へシフトしていけば
地域産業が生まれ、地域経済が活性化されます。
そしてお金をあまり使わなくても
豊かに生活出来るようになることを
自エネ組は目指しています。

まずは
各都道府県に核となるメンバーをつくっていき
自給のノウハウを点から点へ広めていきます。



そんななか
5月1日付のWEBニュースが
ちょっとビックリな内容でした。

▼Teslaの3000ドルの壁かけソーラー電池で家庭の電力をすべてまかなえる(↓Click)


*****************************************
Tesla Energyの最初の製品’Powerwall Home Battery’は、家庭で使用するすべての電力を商用電力なしでまかなう、据え置き型のバッテリーだ。それは充電可能なリチウムイオン電池で、Teslaの既存のバッテリー技術で作られている。それを家の壁に固定すると、電気の利用をめぐる厄介な問題のほとんどから、おさらばできる。
MuskはTesla Energyの発表記者会見で、“これまでの電池は値段が高くて信頼性がなく、あらゆる点で良くない”、と述べた。
*****************************************




Tesla(テスラ)といえば
高級な電気自動車を連想します。
しかし
米国時間4月30日にCEOのElon Muskが
“Tesla Energy”
というものを発表しました。
商用電力への依存をやめて
自然エネルギーに切り替えよう
という同社の新しい事業部門です。


CEOによると
バッテリーパックが1億6000万あれば
アメリカ全体が再生可能エネルギーに移行でき
9億あれば世界中が移行できる。
また
世界中の車がクリーンエネルギーで走る可能性もある
と言っています。





テスラのミッションは
世界の持続可能な輸送手段への
シフトを加速することです。



同社によってオマージュされた
ニコラ・テスラの志が
現代に蘇ってくるのでしょうか。




注目していきましょう。


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今年も開催!ダルマガエルの“春起こし”

2015年04月28日 | 環境日誌


毎年恒例になりました
ダルマガエルの生息調査会
通称
「ダルマガエルの春起こし」
を今年も開催します。

▼平成27年(2015年)の詳細ページ(↓Click)



絶滅危惧種のダルマガエルは
世羅町小谷地区が日本の生息地最西端と言われます。
その保護田で
生息している実数をカウントするために
人海戦術
による調査を実施します。


保護田の畦(あぜ)に一列に並んで
追い立てるようにして
すべてのカエルを捕獲していきます。


▼世羅東小学校の児童さんも参加



ダルマガエルはもとより
トノサマガエル
アマガエル。。。。
数年前には
モリアオガエルも捕獲しました。
捕獲したカエルはカウント後
もとの田んぼに返されます。


カエルの専門家
安佐動物公園の職員さんによる
現場レクチャーも予定しています。
奮ってご参加下さい。


▼安佐動物公園の職員さんと一緒に!



▼平成25年(2013年)の観察会の様子(↓Click)




▼ダルマガエル米facebookページ(↓Click)



参加に関する問合せ先
090-9735-1189 井藤(♂)
090-7508-8935 桜井(♀)



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田植えの季節

2015年04月27日 | 環境日誌


▼産経新聞4/16webニュース
*****************************************
天皇、皇后両陛下は16日午前
東京都八王子市の武蔵陵墓地にある
昭和天皇の武蔵野陵(むさしののみささぎ)と
香淳皇后の武蔵野東陵
(むさしののひがしのみささぎ)を参拝し、
パラオ共和国への慰霊訪問を終えたことを報告された。
両陛下はともに3月下旬から風邪の症状がみられ
完全に回復しないまま4月8・9日の強行日程で
パラオ訪問を果たされた。
宮内庁幹部は
「お疲れになったと思うが
帰国翌日から普段通りの生活に戻られている」
としている。
*****************************************


御多忙で体調がすぐれない中の行幸は
さぞかし御苦労があったものと
痛み入ります。
英霊のため
国民のため
常に祈って下さっていることに
心から感謝します。


ところで
毎年この時期になると
陛下の御手植えがニュースで報道されます。



▼読売新聞4/16朝刊
****************************************
天皇陛下は4月15日、皇居内の苗代で
恒例の種もみまきをされた
=写真・宮内庁提供=。
陛下は薄茶色のジャンパー姿で
うるち米のニホンマサリともち米の
マンゲツモチの種もみを手に取り
丁重に土の上にまかれた。
育った苗は初夏、皇居内の水田に植えられる。
皇居での稲作は、農作業の苦労を知るため
昭和天皇が始め、陛下が引き継がれている。
*****************************************


陛下が御手植えをされる様子は
最近では当たり前のように
報道されていますが

そもそも
なぜ陛下がそうされるのかは古く
「古事記」「日本書記」
のなかにでてくる
神勅/しんちょく
にまでさかのぼります。


▼「古事記伝(こじきでん)」本居宣長自筆稿本〔天明5-8(1785-88)〕国立国会図書館



神勅というと
神話の一節になりますが
天孫降臨(てんそんこうりん)の段で
天照大神(あまてらすおおみかみ)が孫の
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に下した
以下の三大神勅のことを指します。


・天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅
・宝鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅
・斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)の神勅



このうち
『斎庭の稲穂の神勅』には、
「吾が高天原(たかあまはら)の所御(きこしめす)す斎庭(ゆにわ)の稲穂を以て、亦吾が兒(みこ)に御(まか)せまつる」(わが高天原につくっている神に捧げる稲を育てる田んぼの稲穂をわが子にまかせよう)
と示されています。


つまり
高天原で神々が行われていた
米作りをそのまま地上でも行うべし
という御命令が下ったということです。

『斎庭の稲補の神勅』は
「米作り」という「くらし」の伝承であり
日本文化そのものであることを
伝えている、と言えます。

▼北広島町「壬生(みぶ)の花田植え」



先週末あたりから
大型連休に入られた方も
いるのではないでしょうか。

この期間に
田舎の田植を手伝われる方も
いらっしゃるかと思います。

田植えは
いにしえから続いてきた大切な文化。

護っていきましょう。



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ブリーチング/breaching

2015年04月22日 | 環境日誌


画像はザトウクジラのブリーチングの様子です。
ザトウグジラがなぜブリーチングを行うのかは明確には分かっていません。
説としては、以下のようなことが言われています。

◎クジラの体に付いた寄生虫を落とす為
◎外敵への威嚇の為、雌クジラ獲得のために雄クジラ同士で威嚇しあう為
◎雌クジラへの求愛行動
◎単に遊んで楽しんでいる

ちなみに
ホエールウォッチングで
このアクションが見られる確率は15~20%と言われています。


そんなザトウクジラの記事が
今日のWebニュースにありました。

▼ザトウクジラ個体群、大半が絶滅危機脱す 米NOAA/Yahooニュース



ザトウクジラは
・ヒゲクジラ亜目
・ナガスクジラ科
・ザトウクジラ属
という分類になります。

クジラの分類を以下に添付しました。
これをみると
「カバ」はクジラと親戚なんですね。






ところでWeb記事を読みながら
その昔「まっこうクジラの大進撃」
という所ジョージさんの曲があったことを
ふと思い出しました。

この曲は
昭和52年(1977年)のデビューアルバム
「現金に手を出せ!!」
の中に収録されています。




歌詞はたしかこんな感じでした。


『まっこうクジラの大進撃』
♪マッコウクジラがまっこうから 
   メクジラたててやってきた
     大阪城を小便でシロナガスクジラ
♪こりゃいけないと防衛庁がとんできて
   ロケット・ミサイル 
       えっちらクジラ運ぶ!♪



当時は
コミック歌手なのかフォークソングなのか
はたまたロックなのか良くわからないジャンルの
曲ばかりでした。
今でも
ジャンルなんて関係ない!
という感じの曲を歌っていますね。

最近は深夜番組「世田谷ベース」で
趣味に生きるおじさんが板についています。
この番組のテーマは
“もっと自由に創意工夫”
です。

クジラも所さんも、自分らしく
◎単に遊んで楽しんでいる
のがよく似合います。

▼所さんの「世田谷ベース」HP



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sufferer/サファラー

2015年04月17日 | 環境日誌
ブログタイトルの
sufferer(サファラー)ですが
意味・用例を調べると
「苦しんでいる人」「病人・患者」に加え
「難民」
という標記がありました。

難民というと
「ボートピープル」
かと思いきや
違うんですね。


ちなみに「難民」の定義ですが
1.天災・戦禍などによって生活が困窮し,住んでいた土地を離れ安全な場所へ逃れて来た人々。
2.人種・宗教・政治的意見などを理由に迫害を受けるおそれがあるために国を出た人。亡命者。
3.転じて何かから溢(あふ)れてしまった人々を俗にいう語。 「昼食-」 「就職-」

の3つに分類されます。



さて
その「難民」関する気になる記事が2件
今日のWebニュースにありました。
“ボート”に関連する事件のようです。


まずひとつめは
▼船員と偽り上陸、バングラデシュ人が難民申請(yahooニュース)



********************************************************

日本で働くために、バングラデシュ人15人が貨物船の船員だと偽って乗員上陸許可を取得し、入国直後に難民申請をしたとして、入国管理当局が今年1月、このうち14人を収容していたことが分かった。

14人は船員の資格を得る対価などとして、現地と日本のブローカーらに1人最高で200万円近くを支払っており、入管当局は、「船員偽装」による難民申請が組織的に行われているとみている。

*********************************************************


この記事では
かなりの高額をブローカー(仲介業者)に
渡していますね。
どうやらビジネスになっているようです。

バングラデシュは世界最貧国のひとつといわれます。
一人当たりの平均年収は3万円弱です。
一日当たり使える金が1ドル以下の人たちを
「絶対的貧困層」
といい世界で15億人ぐらいいるとされていますが
バングラデシュの平均値はその「絶対的貧困」の範囲に入っています。

200万円あれば現地では豊かな暮らしが
できるのではないかと思いますが
偽装してまで日本での就労を目指すのには
それ相応の理由があるのでしょう。



さらに
気になるニュースのもう一件はこれです。

▼地中海の難民船でまた悲劇、12人が海に落とされる 宗教対立



*********************************************************

【AFP=時事】イタリア警察は16日、アフリカの難民が乗り込んで欧州に向かっていた船で宗教対立が発生し、12人を海に突き落とし水死させた容疑で15人を逮捕したと発表した。攻撃したのはイスラム教徒の一団で、キリスト教徒のグループが犠牲になったとみられる。

*********************************************************

宗教の目的や定義はさまざまありますが
「世界平和」を掲げない宗教は少ないと思います。
しかしながら
平和を掲げる宗教の下で発生する事件は
あとを絶ちません。

宗教・宗派の戒律などの独善性が
宗教戦争などに繋がっているように感じます。
難民が乗っていた船内がどのような状況であったのかは
分かりませんが
「また悲劇」
との記事の通り難民内の争いは
頻繁に発生しているようです。



以上のような状況を受けて
国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)
の日本委員会ではリビアをはじめ
シリア・イラクなどの難民支援のための
緊急募金を実施しています。
国連の難民援助活動に協力したいという
個人・団体のための公式支援窓口です。

▼国連UNHCR協会・日本委員会HP



まずはワタシに
できることから始めたいと思います。


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この春、広島の交通を考えてみる(その3)

2015年04月15日 | 環境日誌
過去ブログ
「この春、広島の交通を考えてみる(その2)
で広島空港の話題を紹介しました。

▼過去ブログ/27.02.24
「この春、広島の交通を考えてみる(その2)



昨夜、ここで
大きな事故が発生しました。

▼ニュース映像/YouTube



原因は現在調査中ですが
4月15日現在での情報では
どうやら人為的なミスや
会社の安全管理体制の問題点が
指摘されているようです。






アシアナ航空は
1万人を超える従業員を持つ
韓国2番目の規模を誇る航空会社です。
ちなみに1位は
先日来「ナッツ姫」で話題の
大韓航空です。



ちょっと気になる記事を見つけました。
これです。

▼アシアナ航空が
4年ぶり営業損失
   日本路線の旅客減響く



空の事故は
大惨事に繋がります。
くれぐれも
安全を最優先をお願いしたい。

あわせてですが
今回の事故では霧の発生も
原因のひとつと言われています。
巨大な進入灯も役に立たなかったようです。



ちなみに
画像の計器着陸装置(ILS)は東側のみのため
西側への設置も今後検討すべき課題でしょう。

あらためて広島の
「空の玄関」について
考えてみる必要があるかも知れません。


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絶滅危惧種ギフチョウの観察会

2015年04月11日 | 環境日誌
平成27年4月11日(土)
広島県世羅郡の小谷地区で
絶滅危惧種「ギフチョウ」の観察会を
開催しました。
北九州からの参加者を含め
県内外から約50名の参加がありました。

今年は孵化が早いようで
保護している山から下りてきて
河川敷で30頭以上が確認できました。
気持ちよさそうに舞い飛んでいました。

現地では
ギフチョウの交尾の様子を
観ることができました。
ギフチョウの里親の井藤さん曰く

「初めてだ!!」

とのこと。

画像など
詳しくは
「伊尾・小谷たえクラブ」のブログで。

↓↓↓

▼伊尾・小谷たえクラブ



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