ブログタイトルの
sufferer(サファラー)ですが
意味・用例を調べると
「苦しんでいる人」「病人・患者」に加え
「難民」
という標記がありました。
難民というと
「ボートピープル」
かと思いきや
違うんですね。
ちなみに「難民」の定義ですが
1.天災・戦禍などによって生活が困窮し,住んでいた土地を離れ安全な場所へ逃れて来た人々。
2.人種・宗教・政治的意見などを理由に迫害を受けるおそれがあるために国を出た人。亡命者。
3.転じて何かから溢(あふ)れてしまった人々を俗にいう語。 「昼食-」 「就職-」
の3つに分類されます。
さて
その「難民」関する気になる記事が2件
今日のWebニュースにありました。
“ボート”に関連する事件のようです。
まずひとつめは
▼船員と偽り上陸、バングラデシュ人が難民申請(yahooニュース)
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日本で働くために、バングラデシュ人15人が貨物船の船員だと偽って乗員上陸許可を取得し、入国直後に難民申請をしたとして、入国管理当局が今年1月、このうち14人を収容していたことが分かった。
14人は船員の資格を得る対価などとして、現地と日本のブローカーらに1人最高で200万円近くを支払っており、入管当局は、「船員偽装」による難民申請が組織的に行われているとみている。
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この記事では
かなりの高額をブローカー(仲介業者)に
渡していますね。
どうやらビジネスになっているようです。
バングラデシュは世界最貧国のひとつといわれます。
一人当たりの平均年収は3万円弱です。
一日当たり使える金が1ドル以下の人たちを
「絶対的貧困層」
といい世界で15億人ぐらいいるとされていますが
バングラデシュの平均値はその「絶対的貧困」の範囲に入っています。
200万円あれば現地では豊かな暮らしが
できるのではないかと思いますが
偽装してまで日本での就労を目指すのには
それ相応の理由があるのでしょう。
さらに
気になるニュースのもう一件はこれです。
▼地中海の難民船でまた悲劇、12人が海に落とされる 宗教対立
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【AFP=時事】イタリア警察は16日、アフリカの難民が乗り込んで欧州に向かっていた船で宗教対立が発生し、12人を海に突き落とし水死させた容疑で15人を逮捕したと発表した。攻撃したのはイスラム教徒の一団で、キリスト教徒のグループが犠牲になったとみられる。
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宗教の目的や定義はさまざまありますが
「世界平和」を掲げない宗教は少ないと思います。
しかしながら
平和を掲げる宗教の下で発生する事件は
あとを絶ちません。
宗教・宗派の戒律などの独善性が
宗教戦争などに繋がっているように感じます。
難民が乗っていた船内がどのような状況であったのかは
分かりませんが
「また悲劇」
との記事の通り難民内の争いは
頻繁に発生しているようです。
以上のような状況を受けて
国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)
の日本委員会ではリビアをはじめ
シリア・イラクなどの難民支援のための
緊急募金を実施しています。
国連の難民援助活動に協力したいという
個人・団体のための公式支援窓口です。
▼国連UNHCR協会・日本委員会HP
まずはワタシに
できることから始めたいと思います。
◎感謝
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