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「 さざれ石 」のある神社-田中山神社(広島市安佐南区)

2012年01月16日 | スピリチュアル日誌
広島市北部、安佐南区上安に
画像の神社「田中山神社」はあります。
この神社は
承久の変の戦功により
安芸国守護職に任ぜられた
武田伊豆守信光の子孫第五世
武田伊豆守信宗が
正安元年(1299年)銀山(武田山)の峰に築城した際
鬼門を除くため勧請したと伝えられています。
御祭神は仲哀天皇 、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后。 
拝殿および幣殿は
明治20年(1887年)1月の祭礼の際火災によって焼失したため
明治21年(1888年)1月に再建上棟したものです。

田中山神社は
境内の一画に国歌にうたわれている
「さざれ石」があることでも知られています。
「さざれ石」とは小さな石という意味です。
火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石です。
日本各地には、子持ち石とか赤子石など
石を神として祀る信仰がたくさんあります。
「さざれ石」は、年とともに成長し
岩となると信じられている神霊の宿る石です。
「古今和歌集」には
私たちの遠い祖先から信仰してきた
生石(いきいし)伝説の「さざれ石」が詠まれていて
国歌の原典になっています。

伊勢神宮と同じ形状の鳥居に感激しました。