▲マツダブランドエッセンスビデオ YouTube(Link)
本社を広島に持つ自動車メーカー
マツダ/MAZDA
5年後の平成32年に創業100年を迎えます。
そんなマツダですが
倒産の危機が何度もありました。
1990年代後半
販売チャンネルを増やしたことが経営を圧迫し
販売店は統合されて激減し
あちこちでマツダ倒産の声が語られました。
広島県の経済に及ぼす影響がなければ
銀行が見放しても
少しもおかしくない状況でした。
危機を乗り越える時に
自動車メーカーが打つ手は
ほぼ選択の余地はありません。
リストラと新型車開発の凍結です。
以下
当時の社員の証言です。
「あの時、人がどんどん辞めて行きました。会社はバラバラになってしまって、もう本当にダメかもしれないと思いました」
▲ネイミングライツ「マツダZOOM-ZOOMスタジアム」
さて
今月12月号の「致知」の表紙は
マツダの会長
金井誠太氏です。
「リーダーシップの神髄」が
テーマになっています。
▲「致知」内頁画像
金井さんの語る今後の抱負が
とても印象的でしたので
抜粋して以下に転載します。
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車に限らずいまの私たちを取り巻く環境は大変便利で、いまもどんどん進化を続けていますが、人っていうのはすぐにそれに慣れてしまうんですね。
けれども実際は、いま人類が地球上に生存していること、これ自体がもう既に宇宙の奇跡です。先人たちが途方もない努力を積み重ねたおかげでいまの便利な生活があるわけですね。つまりいまの当たり前というのは、実は
とんでもない奇跡的な幸運であること
まずそのことに気づかないといけないと思います。
与えられた幸運をただ消費するだけではなく、自分たちの世代がさらに知恵と工夫を積み上げ、進歩させて、次の世代にバトンタッチする責務があるという思いでしっかりと人材を育てていかなければならないと思います。
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毎号読み応えのある内容が満載の「致知」。
味わいながら読ませていただいています。
▲致知12月号表紙
◎感謝
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