僕が以前180%開脚を目指して何度も挫折した。
今考えれば、180%開脚なんて誰でもできると思う。
なのに、なぜ何度も挫折したのか?
原因は痛みである。
180%開脚しようとすると何とも知れない痛みを伴う。
その痛みをこらえながら、180%開脚をしようとしていた時の僕の思いは、
まさしく拷問だ。
その当時は「24(トゥエンティーフォー)」を観ていたので、その拷問と180%開脚とはどちらが痛いだろうか、と思いながらやっていた。
そして、ケガで病院に行く羽目に。
医者は、しつこく「どんな激しいスポーツをすれば、こうなるの?」
と言ってたが、僕は180%開脚していて、こうなりました、とは恥ずかしくてついに言えなかった。
しかし、今はこの痛みの経験が凄い財産になっている。
痛みを単純に苦痛とは、思わなくなっているからだ。
ある程度の痛みは、毎日進んで取りたいものだ。
痛みは体と脳を刺激する。
更に他の痛みとか寒さ、暑さを無視することが出来るようになる。
180°開脚をやってみて、僕は大きな成果を得た。
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