🐝🐝ミツバチと環境🌏🌏
(船橋さんは養蜂家🐝としてハチミツ🍯をつくるだけのなく、
環境問題🍀に関しても積極的⚡️に情報発信📡をしておられるそうですね)
🔹船橋、環境問題🍀をより身近に感じてもらうためには、ミツバチ🐝のことを話すのが1番わかりやすい😊からなんです。
そもそも地球上🌏の食べ物のうち約70%はミツバチ🐝の受粉🌸に支えられていて、
それを知ってか、あのアインスタインも
「ミツバチ🐝が地上から姿を消す☁️と人類は4年以内に滅びる⚡️」
と語っているんですよ。😊
(世界的な物理学者📗がそんな言葉を残しているのですか)
🔹船橋、なぜそんなことが言えるのかというと、
ミツバチ🐝が地球上🌏の生態系🍀を維持する起点🌟として存在🌸しているからなんです。😊
ミツバチ🐝は花🌸から花🌸へとミツを集める傍ら受粉🌸を手伝っている🎵ため、
様々な野菜🍆や果物🍎などの実🌸がなる。
その実🌸を食した動物🐻🐵たちの糞💩に紛れて大地に種子が落ち、
芽🌱が出ることで森🌲🌲🌲が維持されていく。
その森は酸素🍀を生み出すとともに、
土壌に溜まった水💦が栄養素🌸と一緒に染み出て、
川から海🌊へと注がれ、その栄養素🌸でプランクトンが育ち、魚介類🐟🐚の餌になる。
その一方で、海🌊の水が蒸発♨️して雲☁️ができ、
雨☔️を降らせて大地⛺️や生き物を潤す💧わけですが、
ミツバチ🐝がいなくなってしまうと、こうした循環🔄がストップ🚫してしまうのです。
食物連鎖🔗というのは学校🏫でも習うと思いますが、
地球上🌏の命💓の連鎖については教わりませんよね。😊
だから日本🇯🇵ではミツバチ🐝を見ると、
「あ、怖い😵。逃げよう💨」
ってなるのに対して、
フランス🇫🇷などでは、きちんと教えられているので、
「ミツバチ🐝さん、ありがとう🙏」
となる。
(ミツバチ🐝に対する認識が国によって全然違う⚡️わけですね)
🔹船橋、ええ。
そして、ミツバチ🐝の数が実際に減って⤵️いて、
2008年の時点で、北半球🌏のミツバチ🐝が3分の1程度になったという報告📝もあります。😵
詳しい統計は出ていませんが、
僕ら養蜂家🐝🏠にしてみれば、ミツバチ🐝は着実に減って⤵️いることは肌身で分かる🌟んですよ。
もし、このままミツバチ🐝の減少⤵️が続けば、いずれ食糧危機💢が訪れる。
その兆候は、クマ🐻やイノシシ🐷が人里に出てきていることにも表れていて、
その原因はミツバチ🐝の減少⤵️に伴って森🌲🌲の中で、わずかしか受粉🌸が行われていないことにあって、
食料となる木の実🌰などが著しく減って⤵️いるからなんですよ。😵😵😵
(なぜミツバチが減っているのでしょうか?)
🔹船橋、その理由🍀は主に2つあって、
一つは農薬💉です。
中でも、ネオニコチノイド系農薬💉はミツバチ🐝の脳神経🌀をダメ😵にして死滅💀させる。
実際、僕が育てているミツバチ🐝も、一昨年の秋に1度に40万匹が全滅😵してしまい、
その原因🍀を調べてみたところ、
近くで農薬💉が撒かれて💨いたことが分かりました。😵
(一夜にして40万匹も)
🔹船橋、もう一つの理由🍀が、地球温暖化♨️に見られる気候の変化↕️です。
僕らが子供の頃は、春夏秋冬☀️⛄️が割とはっきり⚡️していたと思うんですが、
いまは冬⛄️でも冬らしさが薄れてきてしまったでしょう。😵
ミツバチ🐝にとって冬越し✊というのは大きな試練⚡️なんです。
そのため、ミツバチ🐝たちは体を寄せあって、
羽を震わせながら巣箱の中を34度に保って♨️桜🌸の開花の時期をじっと待ち✊ます。
ところが、まだ冬⛄️の最中に暖かい♨️日☀️があると、ミツバチ🐝は動いちゃうんです。😵
ところが、またガクン😵と寒くなる⤵️もんだから、
その際に、力尽きて😵死んで😇しまう。
つまり環境🍀の変化による生態系🌸へのダメージ⚠️も放って置けないんですよ。😊
(その2つの原因でミツバチ🐝が徐々に減ってきていると)
🔹船橋、生き物🍀の減少って、なだらかに下降⤵️することはなく、
下降し始めた時点🌟でドーン💣と落ちる⤵️んです。
ミツバチ🐝にしても、いまグッと落ち始めたところにいる感じなので、
このまま手を拱(こまね)いていれば、
日本🇯🇵では、10年もかからずミツバチ🐝がいなくなってしまう😵かもしれません。✊
先進国🌍の中でも、特に日本🇯🇵はミツバチ🐝が減少⤵️する条件が揃ってしまっているんです。😵
だからこそ、ミツバチ🐝を起点🌟に地球上🌍でいま何が起こっているのかを伝える🎵のが、
僕の役割🌸だと思っています。😊☀️
人類🌸の生死🌝🌚を司る小さな生命💓を、このまま根絶やし⚡️にしてしまってよいのか✊という問題は、
環境🍀について考える上で大切🌸な視点👀だと思うんです。
(養蜂家🐝としての活動は何年ぐらい経つのでしょうか?)
🔹船橋、今年で7年目になりますが、それ以前は環境🍀シンクタンク🏢の社長👑でした。
環境問題🍀を突き詰めてやってきた人間🍀が、養蜂家🐝🏠になったのは世界中🌏探しても、おそらく僕ぐらいだと思います。😁
51歳を境に、それまで築いた地位👑や名誉🍀、財産💰すべてをなげうって💨、
つなぎ姿で、日の出🌄とともに仕事場に向かう生活🍀となり、
収入💰なんて、それまでの20分の1になりましたからね。😁
(なぜ、それでも養蜂家🐝🏠の道を選ばれたのでしょうか)
🔹船橋、ある環境問題🍀の公演後🎤に若い女の子👧が僕の前に来て、
「先生🍀、私たち、子供👶を産まないほうがいいですよね🎵」
って話し掛けてきたんです。😵
彼女🌸には未来✨への希望の代わりに絶望💀しかなく、
「こんなに生きづらい世の中で、しかも環境🍀まで、めちゃくちゃ🌀なのに、
これから子供👶を産み出すってことは、
その子に苦労😵を強いる💢ことですよね」
って。😵
それも1人じゃなく、何人か😵に言われました。😵
同じ時期に中学2年生🏫の女の子👧が、環境問題🍀についてインタビュー🎤したいと尋ねてきたことがありましてね。
環境問題🍀って、結局は人間🍀の話になるんですけど、
話の途中で、その子が急や泣きじゃくり😂ながら、
「船橋さん、生きる💓ってなんですか?
人生🍀って何ですか?
私の周りの友達🌸が、みんな下を向いて病気🏥になっていきます。
私たちを助けてください🙏」
って叫ぶ💢ように訴えて⚡️きたんです。
(では、そういった切実な声🎵が後押しになったわけですね)
🔹船橋、彼女たちの言霊🌸の剣🔪が、僕の胸💓をズボッ🌟と貫いた⚡️⚡️⚡️。
自分の無力さ😮を感じるとともに、もうシンクタンク🏢の社長👑やっていられない😳、そう思ったんです。
その直後に、たまたま知人🍀に誘われたのがきっかけで、ある養蜂家🐝🏠を訪ねました。
実際🌸にミツバチ🐝を見たり、75歳の養蜂家🏠にミツバチ🐝が危機的⚠️状況に置かれていることなどを聞いて👂いるうちに、
僕は稲妻⚡️に打たれた💢ような感覚💫に襲われて、ハッと😵気づいた🌟んです。
そうか🌟、
ミツバチ🐝を先生🍀にして、教えてもらったら、
きっと、すべてが解決🌟するだろうって。😊☀️
(ミツバチを先生🍀にして学ぶために養蜂家になられたと)
🔹船橋、ミツバチ🐝のことは知っていても、本当の意味🍀で分かってはいませんでした。😊
分かるっていうのは頭🌀ではなく腹🌟です。
僕は、その時に腹🌸に落ちた。✊
それで会社🏢を辞める✋という行動に出たんです。
僕は愛知県出身なので、地元で養蜂🐝🏠を始めたのですが、
実は最初から商品🍯自体にはすごく自信🍀があったんです。
それもあって、いまはたくさん売れて💕いますけど、
以前は知名度🌟がないからずいぶん苦労をしましてね。😵
寒空の下⛄️、スーパー🏬の入り口に長机を1本出して、息子と2人で凍えながら、
「試食してください💕」
って朝🌄から晩🌌まで言い続けて、やっと一個売れるなんていう時期もありました。😳😵
(どのようにその状況🌸を脱したのでしょうか)
🔹船橋、シンクタンク時代に環境🍀の展示会に出展した際、隣のブースに池内タオル🚩の社長👑がいましてね。😊
売り上げ低迷を打破💢するために、風力💨発電⚡️を利用した
「風で織るタオル」を打ち出したばかりの頃で、
誰からも見向きされていませんでした。😳
ところがしばらくして、ニューヨーク🇺🇸の展示会🏤に出てグランプリ👑を取ったのを機🌸に、
日本🇯🇵のバイヤーが手のひらを返す🔀ように押し寄せて🏃🏃💨きたんですよ。😊
(いわゆる逆輸入🚢ですね)
🔹船橋、そのことをふと思い出し🌟て、そうだ、僕もニューヨーク🇺🇸に行こうと。✊
そうしたら、食の専門家🏠に、食に関してはパリ🇫🇷に限る⚡️と助言をいただいたので、
それならばと、パリ🇫🇷に行くことにしたんです。😊
そして、いざ出国✈️するにあたって、僕は3つの目標🌟を立てました。
1つ目は池内タオル🚩のように現地の人たちに認めてもらうこと。🌟
2つ目は屋根裏で養蜂🐝を行っていることで有名なオペラ座🏠に行って、何がしかの関係性🌸を持つこと。
そして3つ目がミツバチ🐝を使った環境教育🍀をしているパリ中央養蜂委員会の会長👑と会って、意見交換🎵をすることでした。😊
とはいえ、お金💰がありませんから銀行🏦に借金して、ハチミツ🍯を50個を担いで✊出掛けていきました。😊
(現地では何から着手されたのでしょうか?)
🔹船橋、パリ🇫🇷に着いたらすぐにシェフ🍳やパティシエ🍰、ハチミツ🍯専門店の方々に会いに行きました。
すると口々👄👄に
「これは、世界一👑のハチミツ🍯だ😍」
と言ってくれましてね。
ある店🏠では、
「すぐに、4千個持ってきてくれ🎵」
って頼まれました。😊
そればかりか、まるで水戸黄門🌟の印籠💮のように、
僕のハチミツ🍯を持っていくと、
ビックリするくらい、もてなしてくれるんです。😍
(それは不思議ですね)
🔹船橋、これは後で知ったことですが、
向こうでは
「ハチミツ🍯の味は、つくり手の人生🍀そのもの」
という考え方があって、
「世界一👑おいしいハチミツ🍯をつくる君は、世界一👑の人間🍀だ」
となる。😊
それでどこに行っても、僕をVIP👑のように扱ってくれたんです。😊
これで1つ目の目標🌟が達成したわけですが、
次のオペラ座🏤については、
アポなしで総支配人🌸に会いたいと正面から行ったところで門前払い⚡️されますよね。
そこで、バレリーナ専用の裏口🌚から潜り込もうとしたのですが、
当然、そこには警備員👮がいる。😊
通訳🌸も連れていましたけど、僕は破れかぶれで
「ボンジュール🎵」だけで押し通ろうとしたんです。
しかも、これでもかってほどの満面の笑み😊で(笑)。
そうしたら警備👮も挨拶🎵を返してくれて、スッ☁️と通れてしまったんです。😊
そうやって第一関門💥、第二関門💢と次々と突破💢して、
何とか執務室🚪までたどり着いたところ、
そこには100人ぐらいのスタッフ🌸が仕事🍀をしていました。
その内の1人を呼んで、
総支配人🌸に合わせてほしい🙏と伝えたのですが、
なぜ部外者がここにいるんだ😵ということで、大騒ぎ💢になってしまったんです。😵😵😵
その騒ぎ💢を聞きつけて、警戒感⚠️あらわに現れたのが、
俳優🌸のリチャード・ギアのようにオーラ🌈のある人物🌸で、
ひと目👀で総支配人🌸だと僕には分かりました。🌟
ただ、ここであれこれ言ったところで放り出される💨と思ったので、
ハチミツ🍯の蓋を開けて、彼の口元に持っていったんです。😊🎵
屋根裏で養蜂🐝をやっているくらいですから、彼は僕のハチミツ🍯にも興味🌸を持った。
ひと口👄食べてくれた
その瞬間⚡️でしたね、
彼の態度🌸がガラッと変わり🔄、
「大変失礼いたしました。😊
どうぞこちらへ💕」
って、丁寧💛に総支配人室🚪へと案内🌸されたのは(笑)。
(まるで映画🎥のシナリオのような展開ですね(笑))
🔹船橋、先ほど話したように、ハチミツ🍯の味で私のことを世界一の人間🍀だと認めて🌟くれたんです。
そればかりか、これはという人物🍀を次々と紹介🌸してくれた上に、😊
養蜂🐝に関わる人間以外、誰1人足を踏み入れたことのないという屋根裏に僕🍀を入れてくれたんですよ。😊
(ごく限られた⚡️人しか入れない場所に案内されたと)
🔹船橋、そもそもオペラ座🏤で養蜂が始まったのは30年以上前のことで、
それが世界における都市型🌆養蜂🐝の先駆け⚡️でした。
その創始者☀️であると総支配人🌸が、ヨーロッパ人にとって聖地✨とされるミツバチ🐝の園に僕🍀を案内してくれたんです。
そればかりか僕と息子の2人で運営していた
一般社団法人「ハニーファーム」とオペラ座🏤との間で協力関係🌸を築くために、
姉妹🌸提携まで結んでくれたんですよ。😊
(それはすごい😵)
🔹船橋、そして最後に残った目標🌟に関して言うと、パリ中央養蜂委員会っていうのは、
ヨーロッパ🌍で1番規模の大きなミツバチ🐝の団体で、300年以上の歴史📚があるんです。
それだけに、その会長👑と会うなんていうことは
本来ありえないんですけど、ハチミツ🍯が会わせてくれました。🌟
このハチミツ🍯をつくる人間ならばぜひ会いたい✊ってことで。😊
しかも多忙⚡️を極め中、僕のために三日間☀️も時間🕑を割いて、
養蜂🐝に関するノウハウ✨や環境教育🌸に関することなど全部🌟教えてくれたんです。😊🎵
そればかりか、
互いに意見交換🔄をするうちに仲良し💕になったことから、
700人のスタッフを擁し、5千箱の巣箱を有する団体🏢と、
当時30箱を持つハニーファーム🏠とが、
ここでも姉妹校🏫提携🌸を結ぶことになったんです。😊
こうして2週間🍀にわたる滞在期間☁️を経て、無事☀️に帰国することができました。😊🎵
(ここまで話を伺ってきて1つ気になったのですが、
なぜ船橋さんのハチミツ🍯はそこまでおいしい💕のですか?)
🔹船橋、それは巣箱を置いた周辺に咲く花🌸に恵まれていたからだと思います。😊
それに、ミツバチ🐝には感謝🌸を込めて、いつも声💕を掛けながら育てて🍀いるんですよ。
(それが世界一🗻と称されるハチミツをつくる秘訣㊙️であると…)
🔹船橋、府に落ちないのは分かります。😊
実際、いまのように説明🍀しても、納得🌸されない方もいらっしゃるので、
その場合には開き直って🌟、
「僕がつくってるからです😊」
と答えているんです(笑)。
それしか僕も説明🍀のしようがない。
1つ言えることとして、僕の作るハチミツ🍯は糖度🌸が80を超え⤴️ます。
この数値🔢は、どんな熟練🌸の養蜂家🐝🏠でも滅多に出すことができませんが、😊
僕がつくると、全部同じレベル☀️のものができる。
これって、例えば木村秋則さんがつくる「奇跡のリンゴ🍎」と同じで、
他の人がいくらやり方を真似しても、
木村さんと同じレベル🌈のものはつくれないのと一緒だと思うんです。
つくり方などは全部オープン🌟にしていますけど、誰も同じレベル🌈のものはつくれません。
僕としては、きっと天☀️か何かが応援🌸してくれていると勝手に思っているんです。😊🎵
(天☀️に応援されていると)
🔹船橋、ええ。
それに僕はミツバチ🐝から教えてもらったことがたくさんあって、
それを伝えていく🎵ことも大事な役目🌸だと思っています。
たとえば、
ミツバチ🐝は1日に3,000カ所回って🔄少しずつ花🌸の蜜🍯をいただく代わりに、
受粉🌸を手伝うことで、
何千もの果物🍆🍑を実らせて🌸います。
これは、
相手から少しだけいただく代わり🍀に、
役立つ🌸ことを、たくさんする🎵ことの大切さ🌟を教えてくれていると思うんです。😊🍀
それに、
ミツバチ🐝って、1つの巣箱に約2万匹が一緒🌸に生活🍀をしているのですが、
そこには
「自分が✊、自分が✊」
という我の世界が一切⚡️なく、
絶対🌟調和🌸の集合体として存在✨しているんです。😊
まるで、1つの意識🍀で動いているかのように、
常に平和🌸が保たれて、
私的幸福💕の追求ではなく、
公的幸福💕の追求⚡️こそが、
最も幸せ💕であることを示してくれていると、僕は感じています。😊🎵
(ミツバチ🐝が生き方を教えてくれていると)
🔹船橋、僕はこうしたことを「ハチ育」として、子供たち👦👧に伝えてきましたが、
たとえば、何事にも消極的で😵、親も半ばあきらめかけていた😓子がいましてね。
その子が「ハチ育」を受けた後に、自ら学級委員🍀に立候補🌸したばかりか、
「自分のためではなく、クラス全体の幸せ💕だけを考えて学級委員🌸をやります」
とスピーチ🎤をして当選🌸までしてしまった。
両親🌸や先生🍀がいくら言っても暖簾に腕おし😵だった子供👦が、
ミツバチ🐝に教えられたられたことで行動が変わったんですよ。😊🎵
それから出張授業🌸では、ミツバチ🐝を入れた観察ケースを持っていって、
子供たちのミツバチ🐝の羽音🎵を聞いてもらうんです。😊
そうすると、一瞬⚡️にして子供たちの顔がパッと綺麗✨になる。
(顔がきれいになる?)
🔹船橋、何か憑き物が取れた☁️ようにパッと明るく🌟なって、
「うん🎵」って頷くんです。
そして、ほとんどの子が、
「ミツバチ🐝からメッセージ🎵をもらった」
って言うんですよ。😊🎵
結局、これは何を意味🍀しているのかと言うと、
人間🍀の心の中は、自然🌎生態系🌏と同じ🌟だということなんです。😊🎵
ふかふかの土から、いろいろな芽が吹き出し、愛💓や希望💚、友情💛、夢🎠といった花🌸が1つ、また1つと咲いていく。😊☀️
そして、
その花🌸を、ミツバチ🐝が受粉🌸することによって、実を結びます。😊
ところが、
子供の頃から、自然🌏との触れ合いが欠乏😵すると、心💓の中がざわざわ💢として落ち着かなくなってしまうんです。😊
ミツバチ🐝の羽音🎵には、そうした心💓を一瞬⚡️にして穏やかに🍀させてしまう力✊があるんですよ。
僕はいまの子供たちを見ていて危ない⚠️と思うのは、
自然🌏の延長線上にある心💓が枯渇💀しているとことです。
いくら記憶☁️の貯蔵庫🏠いっぱいに知識🍀を詰め込んでも、
葉が生い茂る🍃だけで、肝心の根っこ🌲の部分が育ちません。
それでは、本当の花🌸を咲かせることができないばかりか、
ちょっと強い風💨が吹くと折れたり💢倒れたり💥するんですよ。
(自然🍀との触れ合いなくして、人間の花は咲かないと)
🔹船橋、その通り🌟です。
特に日本🇯🇵は四季がめぐり、素晴らしい自然環境🍀に恵まれたことで、これまで多くの人材が育って🍀きました。
こうした見方は海外🌏でも根強く、パリ🇫🇷中央養蜂委員会の会長👑は、
「尊敬👑する日本人🇯🇵の友人ができて嬉しい💕」
って、泣きながら😭僕に言ってくれたことがありました。
なぜかと言えば、
日本人🇯🇵はすべてのものに神☀️を見出し、
なおかつ感謝🌸しながら、丁寧🍀に生きている国民🇯🇵だというのが、
彼らの認識🍀だからです。
(彼らはそのように日本🇯🇵人のことを褒めてくれているのですね)
🔹船橋、金子みすずの詩に
「蜂🐝と神さま☀️」
というのがあります。
「蜂🐝はお花🌸のなかに、
お花は庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本🇯🇵のなかに、
日本🇯🇵は世界🌏のなかに、
世界は神様☀️のなかに。
そうして、
そうして、
神さま☀️は、小ちゃな蜂🐝のなかに。」
とあるように、小さな生き物🐛の中に神☀️を見出しているだけでなく、
ミツバチ🐝を起点🌟にして地球上🌏の生命体が1つに繋がっていることまで謳っている。😊🎵
つまり、金子みすずも、アインシュタインと同じように分かっていたんですよ。😊🎵
僕も、また人間🌸と自然🍀とのつながりをミツバチ🐝から教えてもらった人として、
そのことを、1人でも多くの人たちに伝えて💕いきたい。😊✊
人々が幸せ💕に生きる🍀とともに、一人ひとりが心の花🌸を咲かせるための学び✊が
そこにあると、僕は信じて☀️いるからです。😊🎵
(「致知」7月号 養蜂家 船橋康貴さんより)
(船橋さんは養蜂家🐝としてハチミツ🍯をつくるだけのなく、
環境問題🍀に関しても積極的⚡️に情報発信📡をしておられるそうですね)
🔹船橋、環境問題🍀をより身近に感じてもらうためには、ミツバチ🐝のことを話すのが1番わかりやすい😊からなんです。
そもそも地球上🌏の食べ物のうち約70%はミツバチ🐝の受粉🌸に支えられていて、
それを知ってか、あのアインスタインも
「ミツバチ🐝が地上から姿を消す☁️と人類は4年以内に滅びる⚡️」
と語っているんですよ。😊
(世界的な物理学者📗がそんな言葉を残しているのですか)
🔹船橋、なぜそんなことが言えるのかというと、
ミツバチ🐝が地球上🌏の生態系🍀を維持する起点🌟として存在🌸しているからなんです。😊
ミツバチ🐝は花🌸から花🌸へとミツを集める傍ら受粉🌸を手伝っている🎵ため、
様々な野菜🍆や果物🍎などの実🌸がなる。
その実🌸を食した動物🐻🐵たちの糞💩に紛れて大地に種子が落ち、
芽🌱が出ることで森🌲🌲🌲が維持されていく。
その森は酸素🍀を生み出すとともに、
土壌に溜まった水💦が栄養素🌸と一緒に染み出て、
川から海🌊へと注がれ、その栄養素🌸でプランクトンが育ち、魚介類🐟🐚の餌になる。
その一方で、海🌊の水が蒸発♨️して雲☁️ができ、
雨☔️を降らせて大地⛺️や生き物を潤す💧わけですが、
ミツバチ🐝がいなくなってしまうと、こうした循環🔄がストップ🚫してしまうのです。
食物連鎖🔗というのは学校🏫でも習うと思いますが、
地球上🌏の命💓の連鎖については教わりませんよね。😊
だから日本🇯🇵ではミツバチ🐝を見ると、
「あ、怖い😵。逃げよう💨」
ってなるのに対して、
フランス🇫🇷などでは、きちんと教えられているので、
「ミツバチ🐝さん、ありがとう🙏」
となる。
(ミツバチ🐝に対する認識が国によって全然違う⚡️わけですね)
🔹船橋、ええ。
そして、ミツバチ🐝の数が実際に減って⤵️いて、
2008年の時点で、北半球🌏のミツバチ🐝が3分の1程度になったという報告📝もあります。😵
詳しい統計は出ていませんが、
僕ら養蜂家🐝🏠にしてみれば、ミツバチ🐝は着実に減って⤵️いることは肌身で分かる🌟んですよ。
もし、このままミツバチ🐝の減少⤵️が続けば、いずれ食糧危機💢が訪れる。
その兆候は、クマ🐻やイノシシ🐷が人里に出てきていることにも表れていて、
その原因はミツバチ🐝の減少⤵️に伴って森🌲🌲の中で、わずかしか受粉🌸が行われていないことにあって、
食料となる木の実🌰などが著しく減って⤵️いるからなんですよ。😵😵😵
(なぜミツバチが減っているのでしょうか?)
🔹船橋、その理由🍀は主に2つあって、
一つは農薬💉です。
中でも、ネオニコチノイド系農薬💉はミツバチ🐝の脳神経🌀をダメ😵にして死滅💀させる。
実際、僕が育てているミツバチ🐝も、一昨年の秋に1度に40万匹が全滅😵してしまい、
その原因🍀を調べてみたところ、
近くで農薬💉が撒かれて💨いたことが分かりました。😵
(一夜にして40万匹も)
🔹船橋、もう一つの理由🍀が、地球温暖化♨️に見られる気候の変化↕️です。
僕らが子供の頃は、春夏秋冬☀️⛄️が割とはっきり⚡️していたと思うんですが、
いまは冬⛄️でも冬らしさが薄れてきてしまったでしょう。😵
ミツバチ🐝にとって冬越し✊というのは大きな試練⚡️なんです。
そのため、ミツバチ🐝たちは体を寄せあって、
羽を震わせながら巣箱の中を34度に保って♨️桜🌸の開花の時期をじっと待ち✊ます。
ところが、まだ冬⛄️の最中に暖かい♨️日☀️があると、ミツバチ🐝は動いちゃうんです。😵
ところが、またガクン😵と寒くなる⤵️もんだから、
その際に、力尽きて😵死んで😇しまう。
つまり環境🍀の変化による生態系🌸へのダメージ⚠️も放って置けないんですよ。😊
(その2つの原因でミツバチ🐝が徐々に減ってきていると)
🔹船橋、生き物🍀の減少って、なだらかに下降⤵️することはなく、
下降し始めた時点🌟でドーン💣と落ちる⤵️んです。
ミツバチ🐝にしても、いまグッと落ち始めたところにいる感じなので、
このまま手を拱(こまね)いていれば、
日本🇯🇵では、10年もかからずミツバチ🐝がいなくなってしまう😵かもしれません。✊
先進国🌍の中でも、特に日本🇯🇵はミツバチ🐝が減少⤵️する条件が揃ってしまっているんです。😵
だからこそ、ミツバチ🐝を起点🌟に地球上🌍でいま何が起こっているのかを伝える🎵のが、
僕の役割🌸だと思っています。😊☀️
人類🌸の生死🌝🌚を司る小さな生命💓を、このまま根絶やし⚡️にしてしまってよいのか✊という問題は、
環境🍀について考える上で大切🌸な視点👀だと思うんです。
(養蜂家🐝としての活動は何年ぐらい経つのでしょうか?)
🔹船橋、今年で7年目になりますが、それ以前は環境🍀シンクタンク🏢の社長👑でした。
環境問題🍀を突き詰めてやってきた人間🍀が、養蜂家🐝🏠になったのは世界中🌏探しても、おそらく僕ぐらいだと思います。😁
51歳を境に、それまで築いた地位👑や名誉🍀、財産💰すべてをなげうって💨、
つなぎ姿で、日の出🌄とともに仕事場に向かう生活🍀となり、
収入💰なんて、それまでの20分の1になりましたからね。😁
(なぜ、それでも養蜂家🐝🏠の道を選ばれたのでしょうか)
🔹船橋、ある環境問題🍀の公演後🎤に若い女の子👧が僕の前に来て、
「先生🍀、私たち、子供👶を産まないほうがいいですよね🎵」
って話し掛けてきたんです。😵
彼女🌸には未来✨への希望の代わりに絶望💀しかなく、
「こんなに生きづらい世の中で、しかも環境🍀まで、めちゃくちゃ🌀なのに、
これから子供👶を産み出すってことは、
その子に苦労😵を強いる💢ことですよね」
って。😵
それも1人じゃなく、何人か😵に言われました。😵
同じ時期に中学2年生🏫の女の子👧が、環境問題🍀についてインタビュー🎤したいと尋ねてきたことがありましてね。
環境問題🍀って、結局は人間🍀の話になるんですけど、
話の途中で、その子が急や泣きじゃくり😂ながら、
「船橋さん、生きる💓ってなんですか?
人生🍀って何ですか?
私の周りの友達🌸が、みんな下を向いて病気🏥になっていきます。
私たちを助けてください🙏」
って叫ぶ💢ように訴えて⚡️きたんです。
(では、そういった切実な声🎵が後押しになったわけですね)
🔹船橋、彼女たちの言霊🌸の剣🔪が、僕の胸💓をズボッ🌟と貫いた⚡️⚡️⚡️。
自分の無力さ😮を感じるとともに、もうシンクタンク🏢の社長👑やっていられない😳、そう思ったんです。
その直後に、たまたま知人🍀に誘われたのがきっかけで、ある養蜂家🐝🏠を訪ねました。
実際🌸にミツバチ🐝を見たり、75歳の養蜂家🏠にミツバチ🐝が危機的⚠️状況に置かれていることなどを聞いて👂いるうちに、
僕は稲妻⚡️に打たれた💢ような感覚💫に襲われて、ハッと😵気づいた🌟んです。
そうか🌟、
ミツバチ🐝を先生🍀にして、教えてもらったら、
きっと、すべてが解決🌟するだろうって。😊☀️
(ミツバチを先生🍀にして学ぶために養蜂家になられたと)
🔹船橋、ミツバチ🐝のことは知っていても、本当の意味🍀で分かってはいませんでした。😊
分かるっていうのは頭🌀ではなく腹🌟です。
僕は、その時に腹🌸に落ちた。✊
それで会社🏢を辞める✋という行動に出たんです。
僕は愛知県出身なので、地元で養蜂🐝🏠を始めたのですが、
実は最初から商品🍯自体にはすごく自信🍀があったんです。
それもあって、いまはたくさん売れて💕いますけど、
以前は知名度🌟がないからずいぶん苦労をしましてね。😵
寒空の下⛄️、スーパー🏬の入り口に長机を1本出して、息子と2人で凍えながら、
「試食してください💕」
って朝🌄から晩🌌まで言い続けて、やっと一個売れるなんていう時期もありました。😳😵
(どのようにその状況🌸を脱したのでしょうか)
🔹船橋、シンクタンク時代に環境🍀の展示会に出展した際、隣のブースに池内タオル🚩の社長👑がいましてね。😊
売り上げ低迷を打破💢するために、風力💨発電⚡️を利用した
「風で織るタオル」を打ち出したばかりの頃で、
誰からも見向きされていませんでした。😳
ところがしばらくして、ニューヨーク🇺🇸の展示会🏤に出てグランプリ👑を取ったのを機🌸に、
日本🇯🇵のバイヤーが手のひらを返す🔀ように押し寄せて🏃🏃💨きたんですよ。😊
(いわゆる逆輸入🚢ですね)
🔹船橋、そのことをふと思い出し🌟て、そうだ、僕もニューヨーク🇺🇸に行こうと。✊
そうしたら、食の専門家🏠に、食に関してはパリ🇫🇷に限る⚡️と助言をいただいたので、
それならばと、パリ🇫🇷に行くことにしたんです。😊
そして、いざ出国✈️するにあたって、僕は3つの目標🌟を立てました。
1つ目は池内タオル🚩のように現地の人たちに認めてもらうこと。🌟
2つ目は屋根裏で養蜂🐝を行っていることで有名なオペラ座🏠に行って、何がしかの関係性🌸を持つこと。
そして3つ目がミツバチ🐝を使った環境教育🍀をしているパリ中央養蜂委員会の会長👑と会って、意見交換🎵をすることでした。😊
とはいえ、お金💰がありませんから銀行🏦に借金して、ハチミツ🍯を50個を担いで✊出掛けていきました。😊
(現地では何から着手されたのでしょうか?)
🔹船橋、パリ🇫🇷に着いたらすぐにシェフ🍳やパティシエ🍰、ハチミツ🍯専門店の方々に会いに行きました。
すると口々👄👄に
「これは、世界一👑のハチミツ🍯だ😍」
と言ってくれましてね。
ある店🏠では、
「すぐに、4千個持ってきてくれ🎵」
って頼まれました。😊
そればかりか、まるで水戸黄門🌟の印籠💮のように、
僕のハチミツ🍯を持っていくと、
ビックリするくらい、もてなしてくれるんです。😍
(それは不思議ですね)
🔹船橋、これは後で知ったことですが、
向こうでは
「ハチミツ🍯の味は、つくり手の人生🍀そのもの」
という考え方があって、
「世界一👑おいしいハチミツ🍯をつくる君は、世界一👑の人間🍀だ」
となる。😊
それでどこに行っても、僕をVIP👑のように扱ってくれたんです。😊
これで1つ目の目標🌟が達成したわけですが、
次のオペラ座🏤については、
アポなしで総支配人🌸に会いたいと正面から行ったところで門前払い⚡️されますよね。
そこで、バレリーナ専用の裏口🌚から潜り込もうとしたのですが、
当然、そこには警備員👮がいる。😊
通訳🌸も連れていましたけど、僕は破れかぶれで
「ボンジュール🎵」だけで押し通ろうとしたんです。
しかも、これでもかってほどの満面の笑み😊で(笑)。
そうしたら警備👮も挨拶🎵を返してくれて、スッ☁️と通れてしまったんです。😊
そうやって第一関門💥、第二関門💢と次々と突破💢して、
何とか執務室🚪までたどり着いたところ、
そこには100人ぐらいのスタッフ🌸が仕事🍀をしていました。
その内の1人を呼んで、
総支配人🌸に合わせてほしい🙏と伝えたのですが、
なぜ部外者がここにいるんだ😵ということで、大騒ぎ💢になってしまったんです。😵😵😵
その騒ぎ💢を聞きつけて、警戒感⚠️あらわに現れたのが、
俳優🌸のリチャード・ギアのようにオーラ🌈のある人物🌸で、
ひと目👀で総支配人🌸だと僕には分かりました。🌟
ただ、ここであれこれ言ったところで放り出される💨と思ったので、
ハチミツ🍯の蓋を開けて、彼の口元に持っていったんです。😊🎵
屋根裏で養蜂🐝をやっているくらいですから、彼は僕のハチミツ🍯にも興味🌸を持った。
ひと口👄食べてくれた
その瞬間⚡️でしたね、
彼の態度🌸がガラッと変わり🔄、
「大変失礼いたしました。😊
どうぞこちらへ💕」
って、丁寧💛に総支配人室🚪へと案内🌸されたのは(笑)。
(まるで映画🎥のシナリオのような展開ですね(笑))
🔹船橋、先ほど話したように、ハチミツ🍯の味で私のことを世界一の人間🍀だと認めて🌟くれたんです。
そればかりか、これはという人物🍀を次々と紹介🌸してくれた上に、😊
養蜂🐝に関わる人間以外、誰1人足を踏み入れたことのないという屋根裏に僕🍀を入れてくれたんですよ。😊
(ごく限られた⚡️人しか入れない場所に案内されたと)
🔹船橋、そもそもオペラ座🏤で養蜂が始まったのは30年以上前のことで、
それが世界における都市型🌆養蜂🐝の先駆け⚡️でした。
その創始者☀️であると総支配人🌸が、ヨーロッパ人にとって聖地✨とされるミツバチ🐝の園に僕🍀を案内してくれたんです。
そればかりか僕と息子の2人で運営していた
一般社団法人「ハニーファーム」とオペラ座🏤との間で協力関係🌸を築くために、
姉妹🌸提携まで結んでくれたんですよ。😊
(それはすごい😵)
🔹船橋、そして最後に残った目標🌟に関して言うと、パリ中央養蜂委員会っていうのは、
ヨーロッパ🌍で1番規模の大きなミツバチ🐝の団体で、300年以上の歴史📚があるんです。
それだけに、その会長👑と会うなんていうことは
本来ありえないんですけど、ハチミツ🍯が会わせてくれました。🌟
このハチミツ🍯をつくる人間ならばぜひ会いたい✊ってことで。😊
しかも多忙⚡️を極め中、僕のために三日間☀️も時間🕑を割いて、
養蜂🐝に関するノウハウ✨や環境教育🌸に関することなど全部🌟教えてくれたんです。😊🎵
そればかりか、
互いに意見交換🔄をするうちに仲良し💕になったことから、
700人のスタッフを擁し、5千箱の巣箱を有する団体🏢と、
当時30箱を持つハニーファーム🏠とが、
ここでも姉妹校🏫提携🌸を結ぶことになったんです。😊
こうして2週間🍀にわたる滞在期間☁️を経て、無事☀️に帰国することができました。😊🎵
(ここまで話を伺ってきて1つ気になったのですが、
なぜ船橋さんのハチミツ🍯はそこまでおいしい💕のですか?)
🔹船橋、それは巣箱を置いた周辺に咲く花🌸に恵まれていたからだと思います。😊
それに、ミツバチ🐝には感謝🌸を込めて、いつも声💕を掛けながら育てて🍀いるんですよ。
(それが世界一🗻と称されるハチミツをつくる秘訣㊙️であると…)
🔹船橋、府に落ちないのは分かります。😊
実際、いまのように説明🍀しても、納得🌸されない方もいらっしゃるので、
その場合には開き直って🌟、
「僕がつくってるからです😊」
と答えているんです(笑)。
それしか僕も説明🍀のしようがない。
1つ言えることとして、僕の作るハチミツ🍯は糖度🌸が80を超え⤴️ます。
この数値🔢は、どんな熟練🌸の養蜂家🐝🏠でも滅多に出すことができませんが、😊
僕がつくると、全部同じレベル☀️のものができる。
これって、例えば木村秋則さんがつくる「奇跡のリンゴ🍎」と同じで、
他の人がいくらやり方を真似しても、
木村さんと同じレベル🌈のものはつくれないのと一緒だと思うんです。
つくり方などは全部オープン🌟にしていますけど、誰も同じレベル🌈のものはつくれません。
僕としては、きっと天☀️か何かが応援🌸してくれていると勝手に思っているんです。😊🎵
(天☀️に応援されていると)
🔹船橋、ええ。
それに僕はミツバチ🐝から教えてもらったことがたくさんあって、
それを伝えていく🎵ことも大事な役目🌸だと思っています。
たとえば、
ミツバチ🐝は1日に3,000カ所回って🔄少しずつ花🌸の蜜🍯をいただく代わりに、
受粉🌸を手伝うことで、
何千もの果物🍆🍑を実らせて🌸います。
これは、
相手から少しだけいただく代わり🍀に、
役立つ🌸ことを、たくさんする🎵ことの大切さ🌟を教えてくれていると思うんです。😊🍀
それに、
ミツバチ🐝って、1つの巣箱に約2万匹が一緒🌸に生活🍀をしているのですが、
そこには
「自分が✊、自分が✊」
という我の世界が一切⚡️なく、
絶対🌟調和🌸の集合体として存在✨しているんです。😊
まるで、1つの意識🍀で動いているかのように、
常に平和🌸が保たれて、
私的幸福💕の追求ではなく、
公的幸福💕の追求⚡️こそが、
最も幸せ💕であることを示してくれていると、僕は感じています。😊🎵
(ミツバチ🐝が生き方を教えてくれていると)
🔹船橋、僕はこうしたことを「ハチ育」として、子供たち👦👧に伝えてきましたが、
たとえば、何事にも消極的で😵、親も半ばあきらめかけていた😓子がいましてね。
その子が「ハチ育」を受けた後に、自ら学級委員🍀に立候補🌸したばかりか、
「自分のためではなく、クラス全体の幸せ💕だけを考えて学級委員🌸をやります」
とスピーチ🎤をして当選🌸までしてしまった。
両親🌸や先生🍀がいくら言っても暖簾に腕おし😵だった子供👦が、
ミツバチ🐝に教えられたられたことで行動が変わったんですよ。😊🎵
それから出張授業🌸では、ミツバチ🐝を入れた観察ケースを持っていって、
子供たちのミツバチ🐝の羽音🎵を聞いてもらうんです。😊
そうすると、一瞬⚡️にして子供たちの顔がパッと綺麗✨になる。
(顔がきれいになる?)
🔹船橋、何か憑き物が取れた☁️ようにパッと明るく🌟なって、
「うん🎵」って頷くんです。
そして、ほとんどの子が、
「ミツバチ🐝からメッセージ🎵をもらった」
って言うんですよ。😊🎵
結局、これは何を意味🍀しているのかと言うと、
人間🍀の心の中は、自然🌎生態系🌏と同じ🌟だということなんです。😊🎵
ふかふかの土から、いろいろな芽が吹き出し、愛💓や希望💚、友情💛、夢🎠といった花🌸が1つ、また1つと咲いていく。😊☀️
そして、
その花🌸を、ミツバチ🐝が受粉🌸することによって、実を結びます。😊
ところが、
子供の頃から、自然🌏との触れ合いが欠乏😵すると、心💓の中がざわざわ💢として落ち着かなくなってしまうんです。😊
ミツバチ🐝の羽音🎵には、そうした心💓を一瞬⚡️にして穏やかに🍀させてしまう力✊があるんですよ。
僕はいまの子供たちを見ていて危ない⚠️と思うのは、
自然🌏の延長線上にある心💓が枯渇💀しているとことです。
いくら記憶☁️の貯蔵庫🏠いっぱいに知識🍀を詰め込んでも、
葉が生い茂る🍃だけで、肝心の根っこ🌲の部分が育ちません。
それでは、本当の花🌸を咲かせることができないばかりか、
ちょっと強い風💨が吹くと折れたり💢倒れたり💥するんですよ。
(自然🍀との触れ合いなくして、人間の花は咲かないと)
🔹船橋、その通り🌟です。
特に日本🇯🇵は四季がめぐり、素晴らしい自然環境🍀に恵まれたことで、これまで多くの人材が育って🍀きました。
こうした見方は海外🌏でも根強く、パリ🇫🇷中央養蜂委員会の会長👑は、
「尊敬👑する日本人🇯🇵の友人ができて嬉しい💕」
って、泣きながら😭僕に言ってくれたことがありました。
なぜかと言えば、
日本人🇯🇵はすべてのものに神☀️を見出し、
なおかつ感謝🌸しながら、丁寧🍀に生きている国民🇯🇵だというのが、
彼らの認識🍀だからです。
(彼らはそのように日本🇯🇵人のことを褒めてくれているのですね)
🔹船橋、金子みすずの詩に
「蜂🐝と神さま☀️」
というのがあります。
「蜂🐝はお花🌸のなかに、
お花は庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本🇯🇵のなかに、
日本🇯🇵は世界🌏のなかに、
世界は神様☀️のなかに。
そうして、
そうして、
神さま☀️は、小ちゃな蜂🐝のなかに。」
とあるように、小さな生き物🐛の中に神☀️を見出しているだけでなく、
ミツバチ🐝を起点🌟にして地球上🌏の生命体が1つに繋がっていることまで謳っている。😊🎵
つまり、金子みすずも、アインシュタインと同じように分かっていたんですよ。😊🎵
僕も、また人間🌸と自然🍀とのつながりをミツバチ🐝から教えてもらった人として、
そのことを、1人でも多くの人たちに伝えて💕いきたい。😊✊
人々が幸せ💕に生きる🍀とともに、一人ひとりが心の花🌸を咲かせるための学び✊が
そこにあると、僕は信じて☀️いるからです。😊🎵
(「致知」7月号 養蜂家 船橋康貴さんより)