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🌸🌸『「子ほめ条例」の挑戦~子どもをほめるまちづくり~』🌸🌸

2018-06-19 20:18:17 | お話
🌸🌸『「子ほめ条例」の挑戦~子どもをほめるまちづくり~』🌸🌸


前津江(まえつえ)村は、ワールドカップ🌎👑の時、カメルーンの選手のキャンプ地で有名になった大分県中津江村の隣の村です。

人口は1600人。

小学校🏫が5校あり、生徒数は全部で98人、中学校🏫は1校で48人です。

この村にできたのが「子ほめ条例🌸」です。

教育委員会🌸が、聖徳大学の福留強先生🍀の著書
『地域で子供をほめよう。子ほめ条例の町の事例に学ぶ』

という本📖を見つけてきたのがきっかけでした。

平成12年という年を皆さん、覚えていますか。😊

「17歳の暴走⚡️」という言葉🍀が生まれた年です。

5月に佐賀県でバス🚌ジャック💢事件、
山口の高校生が母親を金属バットで殴った💢事件、

そして決定的🌟だったのは、

大分県野津町で起きた高校生🏫による一家6人殺傷🔪事件でした。😵

野津町はとても平和☀️な町です。

その子もごく普通の生徒🍀でした。
そんな平和な町で事件💢が起きた。

「じゃあ、前津江村の子どもたちは大丈夫🍀なのか?」

となったのです。

青少年🍀問題は、事が起きてからでは対応が大変😵です。

だから「子どもたちが悪い道に走る前に『子ほめ条例』を制定🌸し、村中で子どもたちを見守る✊意識🍀を持とう」となりました。

~~~~~~~~~~~

条例🌸の中身は、

「奉仕賞・健康賞・親切賞・
学芸賞・体育(スポーツ)賞・
努力賞・想像賞・勤労賞・
読書賞・友情賞・明朗賞」

です。

その他、特別賞👑として
「家族賞🌸」「仲良し賞💕」「情報賞📡」
もあります。

表彰👑の基準は、地域の人からの推薦🌸です。

「小学1年生の孫が、夕食🍚を作ってくれた。

しかも、できそこないを自分が食べ、良くできたほうを自分たちにくれた😭」

などの推薦🌸を受け、表彰👑されます。

表彰式は、村長が各学校🏫に行って全校集会🍀で行います。

村長手作りの表彰状📜を読み上げ、金メダル👑を首にかけます。

中学生🏫でもとても素直に喜び😍ます。

表彰式の翌朝には、子どもが推薦🌸した人のところにお礼🌸を言いに行きます。

そのことでより一層、地域の大人の関心💓が子どもたち👦👧に向けられていくのです。😊

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「家族賞🌸」をもらった小学4年生の女の子の感想文📝です。

「お父さんとお母さんに

『家族賞🌸をもらったよ』

と言ったら、お父さん👨が

『あんたのが、一番、価値ある賞👑だ』

と言った」

この子は、お父さんから

「あんたのが一番価値🌟がある」

と言われたことで、喜び💕が何倍⤴️にも膨れ上がったんですね。😊🎵

こういう時の親の言葉🍀の大切さ🌸を感じ💓ますね。

「学芸賞」をもらった小学2年生の女の子の感想文📝です。

「家に帰って

『賞状と金メダルもらったよ』

と言ったら、お兄ちゃん👦が

『すごいじゃないか。💕がんばったらできるじゃないか🎵』

と言ってくれました」

賞👑をもらって、うれしくて走って帰って、お兄ちゃん👦に言ったのです。

すると、いつもけんか💢ばかりしているお兄ちゃんが、

「やればできるじゃないか🎵」

とほめてくれたんです。😊🎵

きっと兄妹の絆⚡️が深まったことでしょう。

「仲良し賞💕」をもらった小学1年生の女の子👧です。

「お父さんが、テレビ📺の上にメダル👑を飾りました。

賞状📜も立てました。

お父さんが泣き😭ました。

私もつられて泣き😂ました。

仲良し賞💕をもらって、とてもうれしかったです😊」

お父さんの涙💧の意味🍀は、この子にはまだよく理解できないのかもしれません。😊

でもこれからの成長🍀の中で、必ずいい影響🌈を与えていくと思います。😊🎵


(「みやざき中央新聞」H30.611 大分県前津江村教育長(当時)、花田紀子さんより、2003年のお話です🍀❤️)