北海道は先住民のアイヌと戦い懐柔して次第に今の姿になって行った。その過程の一つが「北の零年」であり歴史に即した物語です。数年前朝日新聞に連載された 池澤夏樹著「静かな大地」とオーバーラップして ?と言う場面も理解できたように思う。
誇り高き武士が、未開の地を切り開き自然の猛威の中で明治政府に翻弄されて生抜いた物語だった。
一つだけ特筆するとすれば、主人公の元夫が馬の徴用に来たとき、全住民が鍬をもって明治政府に抵抗する。そして五稜郭の闘いでお尋ね者になりアイヌに身をやつしていた男が捨て身で名乗り、馬を解き放して疾走させるシーンは圧巻! 「もう政府の言いなりには成らない」の生き方を貫き通した。
誇り高き武士が、未開の地を切り開き自然の猛威の中で明治政府に翻弄されて生抜いた物語だった。
一つだけ特筆するとすれば、主人公の元夫が馬の徴用に来たとき、全住民が鍬をもって明治政府に抵抗する。そして五稜郭の闘いでお尋ね者になりアイヌに身をやつしていた男が捨て身で名乗り、馬を解き放して疾走させるシーンは圧巻! 「もう政府の言いなりには成らない」の生き方を貫き通した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます