ブリジストン美術館はビル新築工事のため、5月18日より数年に渡り休館になります。
とのお知らせを知り、長い間伺わなかったことに思いを馳せて急遽出かけました。
地下鉄銀座線がスイスイと動いた頃と違っていることに気付き、大分慌てましたが、
美術館は実に堂々としていて、これがどのように変わるのか・・感慨深い思いです。
ピカソの新古典主義時代の代表作。
ルノアールの描く愛くるしい笑顔とポーズは、人気の高い作品。
ギュスターヴ・カイユボットの、ピアノを弾く若い男をブリジストン美術館は購入する
裕福だった彼は友人の作品を買って生活を支えたパトロンとしても知られています。
これらの作品は、フランス政府に遺贈し現在オルセイ美術館の核になってlます。
ピアノを引いているのは、仲の良かった弟マルシャルです。
藤田嗣治の猫のいる静物。
安井曾太郎(薔薇)
藤島武二(黒扇)
石橋正二郎
ブリジストン美術館の創設者(1889-1976)
久留米市に生まれる。17歳で家業を継いでゴムの製品化に成功し、東京に移転する。
絵画を収集するきっかけは、郷里の師や若くして夭折した同郷の画家・青木繁の代表
作を購入、コレクションを形成していきました。
戦後復興期にあった日本がようやく主権を取り戻した年に、美術館は創設されました。
美しく広大な美術館が、どのように変貌するのでしょう・・・ぜひ見届けたいと思っています。
石橋財団の発行された冊子を参考に絵画や解説を引用させていただきました。
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