【姫小百合の丘】
尾瀬国立公園の北東に位置する田代山(タシロヤマ1926m)・帝釈山(タイシャクザン2060m)は栃木県と福島県の県境に位置し、山頂一帯は広大な湿原が広がって無数の高山植物は木道で守られています。
一泊の山行なので余裕があって観光の付録がありました。
東北自動車を西那須野塩原ICから大内宿→塔の岪(ヘツリ)を巡り高清水自然公園の姫小百合の群落地を訪れました。
そして今宵の宿泊 舘岩村の湯ノ花温泉・和風ペンション「山の音」に到着でした。
【大内宿】
大内宿の本陣は会津と奥州街道を結ぶ拠点として江戸時代の初期に建てられ、会津藩主初代保科正之、二代正経の足跡の記録が残されています。
殿様専用の乗り込み(玄関)、上段の間、風呂、雪隠があり 茅葺屋根のどっしりとした風格が当時の面影を色濃く残しています。
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広い道の両側に藁葺屋根の民家が軒を連ね、趣向を凝らした手造りのお土産を並べています。お人形を買い求めて庭先の椅子でお弁当を使わせもらう。道の中央に清流があり花々が咲き乱れています・・それが現代風の花なのでチョットつまらない・・・
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【塔の岪(ヘツリ)】
巨大な石の塔が建ち並んでいる奇岩怪石をヘツリと言います。ヘツリはこちらの方言で川に沿った断崖、急斜面の呼称なのです。
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【湯野上温泉駅】
会津鉄道にこの地に相応しい駅舎が有りました。
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【高清水自然公園 ヒメサユリの里】
285号線を西方にバスは移動して「日本一のヒメサユリの里」へ向かいます。
高度を上げて山道をかなり登ると、7ヘクタールの草原に100万本のヒメサユリが自生しています。この花は種からの繁殖になりますので最低でも4年は掛かり花が咲き誇るまでには7~8年の歳月が必要なのです。
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【湯ノ花温泉 ペンション山の音】
明日登る田代山に近く今宵の宿は我ら17名の貸切でした。未だ陽も高く温泉三昧には時間が沢山あるようです。
山に囲まれた温泉宿でまず一風呂 単純泉で透明なお湯に浸かると次はお散歩へ。男性陣はお風呂の梯子をされたようで、岩風呂の混浴がお気に入りだったようです。心地よい風に吹かれて川に向かいました。
夕食はテーブル一杯に並んだご馳走に何種類かのお酒も頂いて、早い就寝でした。翌朝は早めに目覚めると霧が深く立ち込めていましたが、朝食もお弁当も用意していただいて予定通りの出立でした。
猿倉登山口までは車幅一杯の道を蛇行しながら高度を上げて40分。イヨイヨです。
昨日までの雨でぬかるんでいますが前進あるのみです。高山植物が見えていますが撮れる時撮れない時の繰り返しでした。鮮やかなピンクや赤色を見過ごさなければならない時の無念さは、体力の限界をイヤと言うほど味わう時なのです。樹林から僅かに見えた山容が来月の指標「奥白根」と聞いた時は、今撮らなければ次は無いかも知れないと遅れを覚悟で実行しました。
小田代湿原を通り越し樹林が終わるや広大な湿原が・・・アァ! 暫くは水平のこの台地で過ごせる~~。
【マイズルソウ】【ミヤマシキミ】【ゴゼンタチバナ】
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【奥白根 】
【イワカガミ】【タテヤマリンドウ】【チングルマ】
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【池塘 雪を冠る会津駒ヶ岳】
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【オオカメノキ】【ヒメシャクナゲ】【サンカヨウ】【オサバグサ】
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上記の写真を撮影して 帝釈山ではかなりぬかるみましたが、オサバグサの群落を延々眺めてこの花の事は決して忘れる事は無いでしょう。
馬坂峠の下山口でバスに迎えられ、運転手さんに美味しいお茶を入れていただき檜枝岐の「燧の湯」でサッパリとします。そして昨日の道を逆に辿ったのでした。皆様色々有難うございました。
尾瀬国立公園の北東に位置する田代山(タシロヤマ1926m)・帝釈山(タイシャクザン2060m)は栃木県と福島県の県境に位置し、山頂一帯は広大な湿原が広がって無数の高山植物は木道で守られています。
一泊の山行なので余裕があって観光の付録がありました。
東北自動車を西那須野塩原ICから大内宿→塔の岪(ヘツリ)を巡り高清水自然公園の姫小百合の群落地を訪れました。
そして今宵の宿泊 舘岩村の湯ノ花温泉・和風ペンション「山の音」に到着でした。
【大内宿】
大内宿の本陣は会津と奥州街道を結ぶ拠点として江戸時代の初期に建てられ、会津藩主初代保科正之、二代正経の足跡の記録が残されています。
殿様専用の乗り込み(玄関)、上段の間、風呂、雪隠があり 茅葺屋根のどっしりとした風格が当時の面影を色濃く残しています。
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広い道の両側に藁葺屋根の民家が軒を連ね、趣向を凝らした手造りのお土産を並べています。お人形を買い求めて庭先の椅子でお弁当を使わせもらう。道の中央に清流があり花々が咲き乱れています・・それが現代風の花なのでチョットつまらない・・・
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【塔の岪(ヘツリ)】
巨大な石の塔が建ち並んでいる奇岩怪石をヘツリと言います。ヘツリはこちらの方言で川に沿った断崖、急斜面の呼称なのです。
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【湯野上温泉駅】
会津鉄道にこの地に相応しい駅舎が有りました。
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【高清水自然公園 ヒメサユリの里】
285号線を西方にバスは移動して「日本一のヒメサユリの里」へ向かいます。
高度を上げて山道をかなり登ると、7ヘクタールの草原に100万本のヒメサユリが自生しています。この花は種からの繁殖になりますので最低でも4年は掛かり花が咲き誇るまでには7~8年の歳月が必要なのです。
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【湯ノ花温泉 ペンション山の音】
明日登る田代山に近く今宵の宿は我ら17名の貸切でした。未だ陽も高く温泉三昧には時間が沢山あるようです。
山に囲まれた温泉宿でまず一風呂 単純泉で透明なお湯に浸かると次はお散歩へ。男性陣はお風呂の梯子をされたようで、岩風呂の混浴がお気に入りだったようです。心地よい風に吹かれて川に向かいました。
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夕食はテーブル一杯に並んだご馳走に何種類かのお酒も頂いて、早い就寝でした。翌朝は早めに目覚めると霧が深く立ち込めていましたが、朝食もお弁当も用意していただいて予定通りの出立でした。
猿倉登山口までは車幅一杯の道を蛇行しながら高度を上げて40分。イヨイヨです。
昨日までの雨でぬかるんでいますが前進あるのみです。高山植物が見えていますが撮れる時撮れない時の繰り返しでした。鮮やかなピンクや赤色を見過ごさなければならない時の無念さは、体力の限界をイヤと言うほど味わう時なのです。樹林から僅かに見えた山容が来月の指標「奥白根」と聞いた時は、今撮らなければ次は無いかも知れないと遅れを覚悟で実行しました。
小田代湿原を通り越し樹林が終わるや広大な湿原が・・・アァ! 暫くは水平のこの台地で過ごせる~~。
【マイズルソウ】【ミヤマシキミ】【ゴゼンタチバナ】
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【奥白根 】
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【イワカガミ】【タテヤマリンドウ】【チングルマ】
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【池塘 雪を冠る会津駒ヶ岳】
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【オオカメノキ】【ヒメシャクナゲ】【サンカヨウ】【オサバグサ】
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上記の写真を撮影して 帝釈山ではかなりぬかるみましたが、オサバグサの群落を延々眺めてこの花の事は決して忘れる事は無いでしょう。
馬坂峠の下山口でバスに迎えられ、運転手さんに美味しいお茶を入れていただき檜枝岐の「燧の湯」でサッパリとします。そして昨日の道を逆に辿ったのでした。皆様色々有難うございました。