東京都美術館において「大英博物館展」が長期間の膜を閉じました。「鳥獣戯画展」と時を同じくして展示されて贅沢の極みでした。
パソコンの不具合に悩みながらも、この世界の歴史にとっぷり浸れた喜びを今も反芻しながら至福の時を日々過ごすことが出来ています。
写真があまりにも酷いのですが、ご想像頂ければと・・・
ラピスラズリのモザイクが美しい。
柿右衛門の象 日本から色絵磁器の柿右衛門。想像以上に大きく色彩感覚が素晴らしい。
アストロラーベ。時刻や測量も出来る。「中性のスマホ」と、コピーあり。」
両面式のカメオ。色彩も美しい。
ミトラス神像。キリスト教の隆盛と共に消えたミトラス教。その神が雄牛を殺す場面。
上野美術館中央の噴水広場が少し様変わりして、噴水を際立たせています。
もう十数年前に大英博物館に出かけたことを、昨日のように思い出していました。
少し年上の人とツアーでのふたり旅をした時、大英博物館に気乗りのしない彼女を説
き伏せて30分だけ(ヒエログリフ)をみつめたこと思い出していました。