花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

羊山公園の芝桜

2005-04-26 | Weblog
近郊にこのような広い芝桜の丘があることを、シニアステージで教えていただいた事が
あり一度見たいと思っていたのですが、今回思いを果たす事が出来ました。

有名な北海道の藻琴はもっと広大なのかもしれませんが、色彩の多さとデザインには心を
奪はれてしまうものがあります。人出も多くクルマの大渋滞のおまけもありましたが・・・

そして秩父地方の主峰「武甲山」が聳えているのに気が付いたのです。先月の登山で
関八州見晴台に登り 遥か前方にピラミッド型をした、一方の斜面に雪かと見紛う規則正し
い横段模様が記憶に新しく「アッ」と驚いてしまいました。
反対側になるのでしょうか 山容はまるで違うのですが雪型模様を思い出して暫く感動に
浸っておりました。

EXPO ’2005 4 15

2005-04-20 | Weblog
35年振りの大型万博と銘打っての開催を、では久しぶりに楽しみましょうと
早々に計画を立てました。

「自然の叡智」「愛・地球博」と 今を表すに相応しい表現も私の心を惹きつけ
浮き立つ思いで行ってきました。

森の只中の会場とて木々に囲まれ、大小の池も多くサクラも満開・花々も咲き
乱れ、その中でお祭り気分を味合うことが出来ました。

グローバル・ループと言う中空の橋から、眺めながらお目当てに進んで行く趣向
でした。

そのようにして「長久手日本館」に入場できたのです。
繭の形をした竹籠で建物を形成し、外壁はササの苗床が垂直にあって断熱効果を
発揮しますし、レンガはバイオプラスチックで土に還元するそうです。
圧巻は100万分の1の地球に入り360°全天球の映像と音に包まれた事でした。

只 平日を選んだにも拘らず、多くのバビリオンが長蛇の列になり1時間待ち
に成る所も多く、諦めるところもあり計画通りには行きませんでしたが、大好きな
イタリアの館や記憶に新しいスイスの館に入場できたことで満足でした。

翌日も欲張って「明治村」と「名古屋城」行きのツアーを利用したのでした。




ベルリンの至宝展

2005-04-13 | 美術館

今年は「日本におけるドイツ年」に当たり、世界遺産の博物館島の
えりすぐりの逸品約160点が東京国立博物館で開催されています。

朝日新聞のホームページ・アスパラクラブから休館日を利用した
特別内覧会に招待されました。時間を区切っての入場で混乱も無く
ゆったり心行くまで鑑賞することが出来て感銘の一日でした。

旧東ベルリンのシュプレー川中洲に、プロイセン王室の美術コレクション
を一般公開するために1830年に建立され、100年の歳月を掛けて
古代から近代までの美術作品が5つの建造物に所蔵された、島全体が
博物館と言う比類ない殿堂の誕生でした。

私の印象的な数点とすれば ティイ王妃頭部の写実性・何度見ても
感動的なライオンの装飾煉瓦壁(砕けたレンガ片をジクゾウパズルの
ように組み合わせた)・美しい彩色のパシグのミイラマスク・ラファエロ
のコロンナの聖母・ボッテチェリのビーナス。