今年は「日本におけるドイツ年」に当たり、世界遺産の博物館島の
えりすぐりの逸品約160点が東京国立博物館で開催されています。
朝日新聞のホームページ・アスパラクラブから休館日を利用した
特別内覧会に招待されました。時間を区切っての入場で混乱も無く
ゆったり心行くまで鑑賞することが出来て感銘の一日でした。
旧東ベルリンのシュプレー川中洲に、プロイセン王室の美術コレクション
を一般公開するために1830年に建立され、100年の歳月を掛けて
古代から近代までの美術作品が5つの建造物に所蔵された、島全体が
博物館と言う比類ない殿堂の誕生でした。
私の印象的な数点とすれば ティイ王妃頭部の写実性・何度見ても
感動的なライオンの装飾煉瓦壁(砕けたレンガ片をジクゾウパズルの
ように組み合わせた)・美しい彩色のパシグのミイラマスク・ラファエロ
のコロンナの聖母・ボッテチェリのビーナス。
そのときは、博物館島に5つの美術館、博物館が集まり、ネフェルティティの胸像を看板にするエジプト館があることも知らなかったです。今年の春、エジプトに行って、今、エジプト熱の真っ最中。アメンホテプ3世とティイ王のエピソードをルクソール神殿の夫婦像の説明で聞いています。そのうち、写真とともに私のブログで。乞ご期待?
ラファエロのコロンナの聖母・ボッテチェリのビーナスも、二人の作品をいろいろ見てきたので、きっといいでしょうね。いずれ、この至宝展には行きたいと思います。
すでに本場を鑑賞されていたとは!!
川の中州と言えばパリのシテ島や、大阪の中ノ島も(多くは知りませんが)素晴らしく特別な印象を持ってしまいます。
アメノフィス3世(私は敢えてこの呼び名で)のエピソードが楽しみです。
世界の名画がめくるめく届いて来る「今」を享受している幸せをかみ締めています。