先週、今年度5回目の在宅医療連携推進協議会が蓮田市役所で行われました。今回のテーマは、ICTツールに関してです。ここ最近広がりを見せているmedical care stationというツールを早々に導入され、医師会として様々な連携を実現されている豊島区医師会理事の土屋淳郎先生をお招きして、「地域包括ケアシステムにおける多職種連携システムの必要性」という題目でご講演をいただきました。
後半は、「多(他)職種で、よりタイムリーに情報共有したいときはどんな時?」というテーマでグループワークをしました。
現状の連絡ノート・電話・FAXなどの方法では必ずしも満たされない情報共有があると感じていらっしゃる方も多いようでした。土屋先生がおっしゃっていたようにツールがあっても、その前段階として「顔のみえる関係」がないと連携は難しいと思いますが、自画自賛ながら当地域もそろそろICTツールを使う地盤はできてきているのではないかと思っています。といってもまだまだいざ使うとなると障壁もあると思うので、少しずつ希望する機関が参加して試していければよいのでしょうね。