新橋の家系人気No.1の呼び声高い「谷瀬家」
JR新橋駅の烏森口から歩いて2分ほど。烏森通り沿いで2018年5月22日から営業する「らーめん谷瀬家」へ。昼夜通し営業で、いつも賑わっている人気の家系ラーメン店である。ご主人の谷瀬茂希氏は新中野「武蔵家」で修業し免許皆伝。2018年5月22日に独立創業した。2022年12月には神田に2号店「二代目 谷瀬家」もオープンした。
店内はL字カウンターに12席。満席時は食券を先に買い、通行人の妨げにならぬよう店前の通りの車道側に並ぶのがルールだ。麺メニューは基本「らーめん」一本で、チャーシュー、味玉、海苔、キャベツ、ほうれん草、白髪ネギ、九条ねぎを追加トッピング可能だ。ライスは終日無料でおかわり自由だが食べ残しは厳禁。
今回は海苔5枚、チャーシュー2枚、味玉半分、ほうれん草が入った「特製らーめん」を中盛(950円)で注文。なお麺の固さ、味の濃さ、油の量を選ぶ事が出来るが全て普通で。もちろんライスも付けてお願いした。着丼までは待つこと7分ほど。終日炊いたという豚骨ベースのスープは、濃厚で旨味がしっかり凝縮されている。
それでいて醤油のカエシも脂もキツすぎず、比較的優しい味に仕上がっている。合わせる麺は家系御用達・酒井製麺の中太ストレート。このスープに合わないわけがない。そしてチャーシューはレアな仕上がりの豚モモ肉が2枚。その辺のなんちゃって家系とは一線を画す旨さで、これならチャーシュー麺にすればよかったと後悔。
卓上には、キュウリのカッパ漬けと特製の激辛一味の醤油漬け、無臭にんにく、ブラックペッパーがあるので、麺にもライスにもお好みで投入を。カッパ漬けや一味をライスに乗せ、海苔で巻くと至福の時間が…。なおスタッフに頼めばゴマ、生姜、豆板醤、普通のニンニク、お酢もあるそう。実にしっかり作られた一杯、人気も頷ける。
<店舗データ>
【店名】 らーめん谷瀬家(たにせや)
【住所】 東京都港区新橋3-11-1
【最寄】 JR山手線「新橋駅」烏森口徒歩2分