ミシュラン星付きシェフの絶品担々麺
赤坂に1日限定3組に絶品中華を振る舞う名店がある。天に昂る龍がトレードマークの「中華 うずまき」だ。シェフの柳沼哲哉氏は、かつて白金で予約が取れない店と称された「龍虎鳳(ロンフウフォン)」で腕をふるった人物。龍虎鳳が閉店し、2007年に赤坂「うずまき」へ。自ら買い付けるという国産野菜を用いた料理には定評がある。
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現在は赤坂通り沿い、赤坂五丁目交番そばに本拠を構えるが、かつて本館は山王下交差点そば、BAR「BJ2nd」の地下だった。その場所が今は「別館」で、ランチタイムのみ麺料理を提供しているのである。店内はカウンターのみ5席。中華の名店の味に手軽に触れられるとあり、正午は行列必至だ。少し時間を外すのが良い。
メニューは人気の「担々麺」に加え、汁なし担々麺が温と冷、「ワンタン麺」は塩と醤油の2種ずつが、全て1000円で提供されている。今回オーダーしたのは「担々麺」。着席すると、先ずは突き出しの登場。今日は紫大根を炊いて、肉とキノコとネギの餡をかけた小鉢だ。季節の野菜を使った小鉢は、訪問毎の楽しみである。
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程なくして担々麺も着丼。雑味ないスープに芝麻醤の甘味と濃厚さ、辣油の優しい辛み、じんわり来る花椒の痺れ、若干の酸味が合わさり絶品である。それでいて後味サッパリでジャンクさは皆無。麺は柔らかな細麺で、低加水なのでハリこそないが、風味が良くスープとの相性も抜群だ。担々麺好きはぜひ一度、試してみて欲しい。
<店舗データ>
【店名】 うずまき別館
【住所】 東京都港区赤坂3-6-6
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩4分
★「うずまき 別館 シェフズテーブル」にリニューアル
★現在は1日1組限定のお店として営業