ヘルシーな「トマトラーメン」のパイオニア的存在
JR錦糸町駅の南口を出て、両国方面へ歩いて5分ほど。京葉道路沿いで営業する「太陽のトマト麺」へ。運営するのは大阪王将、よってこや、ローストビーフ油そばビーストをはじめ、多くのブランドを展開するイートアンド株式会社。都内を中心に、神奈川、大阪、兵庫、そして台湾と、合わせて30店舗以上を展開している。
新宿、池袋、渋谷、原宿、上野、下北沢など都内に様々店舗はあるが、本店はここ錦糸町店だ。元々は2005年、錦糸町に鶏パイタン麺専門店「よりみち屋」としてオープン。翌年、限定メニューとして「太陽のラーメン」を提供したところ評判を呼び、トマトラーメンの専門店としてリニューアルした形である。
麺メニューは「トマト麺」と「豆乳鶏白湯」の2系統。主力のトマト麺はチーズ、茄子、アサリ、ふわふわの玉子などをトッピング可能だ。また、替玉や、スープをかけてリゾットで〆るための茶碗飯「らぁリゾ」も用意している。今回は人気No.1の「太陽のチーズラーメン」と、バジルペーストの乗ったリゾット飯「バジリゾ」を注文した。
スープは鶏や玉ネギ、キャベツ、香味野菜などを煮込み、完熟トマトを加えたもの。トマトのコクと旨味をしっかり感じられる濃厚なスープだ。水っぽさや青臭さは無く、程よい酸味があるのでサッパリと啜ることが出来る。そこに合わせるのは、豆乳入りの細麺だ。ツルっとした喉ごしで、スープとの相性も良い。
そしてチーズはチェダーにモッツァレラシュレッドとペコリーノロマーノをミックスしており、熱が入りトロトロに。トマトスープとの相性は言わずもがな。濃厚な旨味を与えてくれる。ほか、鶏肉とシャキシャキの江戸菜が乗る。行儀は悪いが、最後は「バジリゾ」をラーメンの丼に一気に投入。スープまで残さず完食した。
これだけ食べても胃もたれしないのが嬉しい。なお、お店では焼餃子、骨付き唐揚げ、チーズの包み揚げ、あさり野菜炒め、えびのアヒージョといったツマミや、ビール、ハイボール、焼酎からトマトソーダやレッドアイといったトマトのお酒まで、用意されている。一杯引っかけてから、シメに麺というのも良いなぁ。
<店舗データ>
【店名】 太陽のトマト麺 錦糸町本店
【住所】 東京都墨田区江東橋1-11-8
【最寄】 JR総武本線「錦糸町駅」南口徒歩5分