小見川で老若男女に愛される「香湯らーめん」
JR成田線・小見川駅より徒歩7分ほど。国道356号線=利根水郷ライン沿いで営業する「麺屋 香湯(こうたん)らーめん」へ。元々は2015年に駅徒歩20分の実相寺そばで創業したが、2019年末に現在の場所に新店舗を建設し移転。清潔感のある店内はカウンター、テーブル、小上がりが混在していて、家族連れ中心に賑わっている。
ラーメンは醤油、塩、担々麺の3軸だ。味玉やチャーシュー、ワンタン、ワカメ、もやしなどが乗ったオーソドックスな一杯に加え、牛乳塩、岩海苔、バジルチーズ、地獄激辛ハバネロ担々麺といった変り種もラインナップ。また、「小見川名物」とある自家製の餃子や、チャーハン、うまチャーシュー丼といったご飯モノもある。
今回オーダーしたのは醤油味の「ワンタンチャーシュー麺」。細麺、中太麺から選べるので中太麺で注文した。スープは水郷鶏のガラと国産昆布に、隠し味の胡椒豆と大豆を入れて煮込んだ醤油清湯。スープ自体はカエシも円くスッキリとした飲み口だが、表面に浮かぶ揚げ葱と自家製の揚げラードがコクを加えていて旨い。
縮れた中太麺は香りがよくスープとの相性も良い。チャーシューは炙ったバラロールが3枚で、肉の旨味が立つ薄味。肉餡に葱と香辛料を加えたワンタンはジューシーな味わいで旨い。ほか、半分の味玉、モヤシ、刻みネギ、メンマ、海苔が乗る。卓上にはニンニクと豆板醤、胡椒があるが使わず完食。次回は変り種を啜ろうか。
<店舗データ>
【店名】 麺家 香湯(こうたん)らーめん
【住所】 千葉県香取市小見川806-3
【最寄】 JR成田線「小見川駅」徒歩7分