アクセスは悪いが味は良い。弁慶出身「かづ」
国道14号=千葉街道と環状7号線が交わる松本連続陸橋そば。最寄駅はJR小岩駅になるが歩いて25分はかかるだろう。鉄道のアクセスが悪いこの場所で、コアな背脂ファンを集めている「らーめん かづ」へ。創業は2007年12月で、かつてはJR平井駅のそばで営業していたが、2012年6月に現在の場所に移転してきた。
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ご主人は東京の背脂チャッチャッ系の代表格「ラーメン弁慶」で修業し独立。弁慶のDNAを告いだ背脂たっぷりの一杯を提供している。麺メニューは醤油清湯に背脂が浮かぶ「ラーメン」を筆頭に、辛口醤油、みそ、塩を提供。つけ麺もラーメン同様のラインナップに加え、カレー味も用意。そしてラーメンは「ミニサイズ」にも出来る。
一方のサイドメニューはライス、餃子、チャーシュー丼、ネギごはん、チャーハン、油ごはんと豊富で、ランチ限定でお得なセットメニューもある。セットのほか独自にミニサイズのラーメンと組み合わせるのも良いだろう。今回は「ラーメン(単品690円)」と「油ごはん(単品250円)」の2品で860円とお得な「油ごはんセット」を注文することに。
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待つこと8分、背脂の雪が降った丼が到着。スープは豚骨ベースの薄濁りの醤油清湯で、実はアッサリした飲み口。そこに弁慶と同じ浅草開化楼製だろうか、中太ウェーブ麺を合わせている。モチモチの食感で、コシがあって旨い。甘みある上質な背脂を絡めながら一気に啜り上げていく。背脂系は満腹と気付く前に啜り終えるべし!
チャーシューは箸で解れるバラロール。ほか、シャキっとした食感の残る茹でモヤシ、刻みネギ、メンマが乗る。一方の「油ごはん」は白飯に背脂とネギ、ほぐしチャーシューを乗せ、ニンニク醤油ダレ、豆板醤、胡椒で味付け。どちらも中毒性と満足度が非常に高い一杯だ。なお背脂の量は増減可能なので好きな方は是非。
<店舗データ>
【店名】 らーめん かづ
【住所】 東京都江戸川区松本2-40-1
【最寄】 JR総武緩行線「小岩駅」徒歩25分