見出し画像

肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 新栃木】 拉麺 かくだや 栃木平柳店「ラーメン(750円)+自家製ぎょうざ3個(300円)」

名店仕込みの佐野ラーメンと餃子が絶品

東武日光線・新栃木駅を降り、連絡通路を渡って線路の東側へ。そこから歩いて6分ほどの「拉麺 かくだや 栃木平柳店」へ。ご主人の柏崎英喜氏は佐野ラーメンの老舗「おぐら屋」で6年修行し2015年1月に独立創業。ここ栃木平柳の本店に加え、おもちゃのまち店、さらには栃木市内に無人店舗を含めた餃子直売店も3カ所を展開中だ。

店内はテーブルと座敷をメインに40席ほど。混雑時はウェイティングボードに名前を書いて待つルールである。昼11時から夜8時まで通し営業なのがありがたい。麺メニューは「ラーメン」をべースにチャーシュー、ごま、ねぎ、ワンタン、しょうが、辛味入りを用意。さらにメンマ、ワカメ、コーン、煮たまご、ねぎ、のりを追加可能だ。

なお夏季限定で「冷やし中華」も提供している。一方の飯モノには半ライス、ライス、チャーシュー丼が。また「自家製ぎょうざ」は3個と5個から注文可能で、もつ煮、旨辛キムチ、枝豆、つまみチャーシュー、つまみメンマもラインナップしており、ビール、サワー、ハイボール、焼酎、日本酒などを引っかけることも出来る。

今回は「ラーメン(750円)」と人気の「自家製ぎょうざ」を3個(300円)注文することに。8分ほどで、まず「ぎょうざ」の皿が到着したが、1つ1つが子供の握り拳くらいあるだろうか。その大きさには目を見張る。餡には栃木のブランド豚「とちぎゆめポーク」の挽肉、たっぷりのニラとキャベツ、そしてニンニクを使用。

その餡を小麦粉から練り上げた自家製の皮で包み、蒸し焼きにしている。底面はパリッと香ばしく皮は厚めでモッチリ。卓上の醤油、酢、胡椒で頂いていく。豚の旨味は十分だが野菜たっぷりなので重過ぎず。またニンニクやニラも強烈ではなく食べやすい。こりゃ絶品だ。餃子の専門店だけを展開するのも頷ける。

そして「ラーメン」が着丼。澄んだスープは鶏ガラ主軸の醤油清湯で、乾物などの旨味も重なり良い味に仕上がっている。醤油のカエシは強すぎず、出汁の旨味をしっかりと感じる味わいだ。そこに手もみで自家製の平打ち縮れ麺が泳ぐ。モッチリとしてコシがあり、ツルツルと喉越しが良く旨い。太さが不揃いなので食感が面白い。


そして縮れているのでスープとの絡みも抜群だ。チャーシューは厚切りで柔らかなバラ肉の煮豚が2枚。赤身は噛み応えがあり、脂は甘味があり良い味だ。ほかナルト、たっぷりのメンマ、刻みネギ、がトッピングされる。ラーメンも餃子も良い味で、あっという間に完食。訪れる際には、ぜひ麺と餃子の両方を注文して欲しい。

<店舗データ>

【店名】 拉麺 かくだや 栃木平柳店
【住所】 栃木県栃木市平柳町2-11-26
【最寄】 東武日光線「新栃木駅」東口徒歩6分

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「栃木県」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事