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肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【丸の内】 四川担担麺 阿吽「つゆ無し味玉味噌担担麺(1050円)」

都内トップクラスの四川担担麺がKITTEに

東京駅前の「KITTE丸の内」地下1階に2019年3月にオープンしたグルメゾーン『ラーメン激戦区』へ。松戸の人気店「とみ田」の初となる都内進出店「松戸富田麺絆」をはじめ、四川担担麺「阿吽」、味噌「ど・みそ」、豚骨「博多一幸舎」、淡麗系の「福味」と、まさに激戦区の名に恥じぬバラエティ豊かな5店舗が集まっている。

今回訪問したのは「阿吽」だ。文京区湯島の本店をはじめ、浅草、北浦和にも店舗を構える四川担担麺の人気店だ。これまで数多くの担担麺ファンをシビれさせてきた。麺メニューは、担担麺、黒胡麻担担麺、そしてこの冬の期間限定「味玉味噌担担麺」の3種で、いずれもつゆ無し・つゆ有りが用意されている。

追加トッピングには味玉、半熟玉子、肉増し、野菜増し、パクチーがあり、ごはんモノにはライスや追い飯、ラー油肉飯などもラインナップ。なお、担担麺は全て、辛さ=辣油、痺れ=花椒を6段階から選ぶことが出来る。まあ、6段階目は有料(100円)だが。今回は「味玉味噌担担麺」を、辛さ・痺れともにレベル5でオーダーすることに。

待つこと7分で、楕円の白皿に盛られた一杯が到着。麺と具材の下には、ラー油や豆板醤、甜麺醤がベースのタレが沈んでいる。卓上には「5回以上よく混ぜて」との指示が。ラー油は生薬と香辛料から旨みを抽出した自家製。花椒は香りが強いという実の外側をのみを毎日挽くコダワリ様だ。さすがレベル5、なかなかのパンチ力。

それでいて暴力的な感じも下品さもない。このタレと挽き肉、干しエビ、水菜、カイワレなどの具材、平打ちでクニュっとした食感の中太ウェーブ麺をよく混ぜて啜っていく。ナッツ、海老、スパイスの香りが相まって、唯一無二の味を奏でる。駅地下テナントでも阿吽の旨さは健在。いつか、別次元と評判の「レベル6」に挑戦したい。

<店舗データ>

【店名】 四川担担麺 阿吽 キッテグランシェ店
【住所】 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーB1F
【最寄】 JR「東京駅」丸の内南口より徒歩1分

★2024年2月29日をもって閉店

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