肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【日暮里】 麺や葵「温玉チャーシューまぜそば(930円)+ニンニク(60円)」

日暮里の老舗、令和にリニューアル

日暮里駅東口と直結するステーションポートタワー3階の「麺や葵」へ。元々は日暮里駅を出て繊維街を抜けた先、東日暮里で1998年に創業。和風出汁ラーメンの人気店として知られ、2005年に日暮里駅前に支店を構えるも、のちに本店は閉店。支店も後継者問題により2019年5月、まぜそばと地ビールの店にリニューアルされた。

麺メニューは「まぜそば」が主軸で、醤油と味噌の2種のラーメンも提供。かつての人気メニュー「つけ麺」の姿は無い。また地ビールは九十九里オーシャン、小江戸ルリ、金しゃち、ゴールデンスワンレイク、軽井沢クリアを揃えていて、全て530円の均一価格。今回は「温玉チャーシューまぜそば」にニンニク(60円)を追加しオーダーした。

大判のバラロールチャーシュー、温玉、モヤシ、魚粉、海苔、刻みネギの乗った、オーソドックスな丼相のまぜそばが到着。ニンニクは小皿での提供だ。丼底の醤油ダレはかなり甘口で、ツルツルした麺肌の熟成太角切麺に絡めて啜っていく。並盛は麺量140gなので少し物足りない感が。空腹の方には、有料だが麺の増量をお勧めしたい。

チャーシューは柔らかで解れやすく、温玉も麺によく絡む。驚きこそないが、安定感のある一杯に仕上がっている。醤油ダレの量が多めなので、最後は卓上のポットに入ったアツアツの和風一番出汁を丼に注ぎ、タレを割って完食。次回は味噌ラーメンにしてみようか。それか、アオサが乗った「磯のりわさびラーメン」も面白そうだ。

<店舗データ>

【店名】 麺や葵
【住所】 東京都荒川区西日暮里2-20-1
【最寄】 JR山手線「日暮里駅」東口徒歩1分

★2022年8月31日をもって閉店
★跡地には2022年10月18日に「麺菜酒家こころ」が入居
★2023年7月末で「麺菜酒家こころ」閉店
★跡地には2023年9月29日に「とんこつ 昇」が入居

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