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肥宝館 -貧すれば丼する-

【蒲田】 らーめん蓮 蒲田本店「特製味噌らーめん(1480円)」

蒲田で味噌ラーメンと言えば「蓮」

JR京浜東北線・蒲田駅の西口から歩いて3分ほど。東急多摩川線の高架をくぐった南側、飲み屋街の一角で2016年11月9日から営業する「らーめん蓮 蒲田本店」へ。ご主人の伊藤良介氏はスーパーフライ級の元プロボクサー。引退後は世田谷区の二郎インスパイア「ラーメン陸」、味噌の人気店「麺処 花田」などで修業し独立創業。

現在は三軒茶屋にも支店を展開中だ。格闘技のポスターがたくさん貼られた店内はカウンター5席とテーブル16席の計21席。麺メニューは「味噌らーめん」を筆頭に、味噌つけ麺、辛味噌らーめん、辛味噌つけめん、まぜそば、二郎インスパイア「みそじろう」をラインナップ。また月替わりで限定メニューもあり、今月は「トマト味噌らーめん」とのこと。

麺量は並、大、特、麺半と用意。それぞれチャーシュー、バター、チーズ、味玉、ネギ、辛ネギ、のり、生姜、山椒、辛味を追加可能だ。また無料で「野菜増し」が出来る上、プラス180円で更に「炒め野菜」を更に追加可能である。なお半ライスは無料。ほか〆のご飯、ライス、餃子といったサイドメニューもあり、一杯飲ることも出来る。

今回は 「特製味噌らーめん(1480円)」を無料の「野菜まし」でオーダーすることに。ちなみに店内はキャッシュレス決済のみで、食券はスタッフに渡す必要は無いのでご注意を。着席後、ミニサイズの紙コップ1杯分が無料の野菜ジュースを頂く。人参などが入りオレンジ色で甘口。食前に飲むと血糖値の急上昇を抑えられるそうだ。

また、フロアにはセルフサービスの辛もやし、刻みニンニク、おろしニンニクがあるので小皿に取りつつ、待つこと12分ほどで着丼。鉄鍋で炒めて仕上げたアツアツのスープは、鶏と豚に野菜を加えて炊いておりトロミのある濃厚なモノ。そこの3種類の味噌をブレンドしたタレを重ねている。塩味は強くなく、甘すぎもせず。

スープの旨味をしっかり感じつつ、食べ疲れのしない味わいに仕上がっている。そこに合わせるのは三河屋製麺の中太で平打ちのストレート麺。加水率高めでモッチリした食感が印象的だ。濃厚なスープとの相性も抜群である。チャーシューはホロホロの豚バラロール肉が2枚。嫌な獣臭は皆無で脂身と赤身のバランスも良く旨い。

味玉は黄身ネットリで美味である。また鉄鍋で炒めたモヤシと玉ネギは、シャキシャキ感を残しつつも、甘味が出てくるギリギリまで火を入れており絶妙な仕上がりに。ほか、海苔2枚、長ネギ、ラー油が少し。セルフの辛モヤシ、ニンニクに加え、卓上には魚粉、一味、山椒があるのでお好みで。最後まで美味しく頂いた。冬はやっぱり味噌だなぁ。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン蓮 蒲田本店
【住所】 東京都大田区西蒲田8-22-3
【最寄】 JR京浜東北線「蒲田駅」西口徒歩3分

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