町屋駅前の新店は一杯飲れる家系インスパイア
東京メトロ千代田線・町屋駅に直結するショッピングモール「サンポップマチヤ」の1階に2025年1月2日にオープンした「らーめん丸福家」へ。赤い看板に「家」の付いた屋号、さらにポスターに写った丼相などを見るに家系インスパイアだろうか。比較的近所に出来た新店ということもあり、様子見でピットインしてみる。
外国人スタッフがテキパキと働く店内はカウンター6席と店奥に4人がけテーブル3卓の計18席。麺メニューは醤油と味噌の「らーめん」がベースだ。そこにチャーシュー、味玉、キャベツとモヤシ、ほうれん草、のり、ネギなどを追加トッピング出来る。また餃子、から揚げ、チャーシューなどのツマミもあり一杯飲ることも出来る。
今回は「醤油らーめん」の全部乗せにあたる「丸福スペシャル 並(1380円)」を注文することに。なお麺が「太麺」か「細麺」から選べるほか、麺の硬さ、味の濃さ、油の量もチョイス可能である。ということで、家系インスパイアなので麺は「太麺」で、他は全て「普通」でお願いした。なおライスが無料なので頂くことに。
着丼までは待つこと10分ほど。茶濁したスープは鶏ガラと豚骨をベースにした「自家炊き」とのこと。サラリとして粘度は高くなく、醤油のカエシも控えめ。マイルドな味わいである。そこに丸山製麺のモチモチした平打ち縮れ麺を合わせている。チャーシューはホロホロの豚バラロール肉が4枚。これはライスが進む感じだ。
ほか黄身ネットリの味玉、海苔7枚、辛ネギ、コーン、メンマ、ほうれん草が乗る。卓上にはカッパ、おろし生姜、ニンニク、豆板醤、黒胡椒、白胡麻、一味があるのでお好みで。王道の家系とは違うが、普段使いとしては良いだろう。ただ町屋駅周辺には「麺家千祥」をはじめ家系店が多いので、うまく差別化出来るだろうか。
<店舗データ>
【店名】 らーめん丸福家
【住所】 東京都荒川区荒川7-50-9
【最寄】 東京メトロ千代田線「町屋駅」徒歩1分