鴨島トップクラスの人気と実力「中華そば王将」
吉野川市の中心駅であるJR徳島線の鴨島駅から歩いて7分ほど。1979年創業の「中華そば 王将」へ。鴨島界隈ではトップクラスの人気ぶりで、休日ともなれば昼下がりでも客足が絶える事はない。なお、かつて徳島の「西の横綱」と評されるも、2017年11月に閉店した「くにおか」のご主人・國岡恵治氏の修行元としても知られている。
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赤い暖簾をくぐると、店内はカウンターとテーブルで合わせて30席ほど。14時にして満席とは流石である。麺メニューは「中華そば」の一本勝負で、チャーシュー、シナチク、モヤシを追加トッピング可能。また、ライス、焼めし、餃子も提供している。連食街道爆走中ゆえ、今回は「中華そば 小」(600円)のみオーダーした。
獣臭がほのかに残るスープは、豚骨と鶏ガラを10時間煮込んでいるそうで、濃厚でコクがあり旨い。醤油のカエシは過不足なし。塩味の具合も丁度良く、そこにうま味調味料と砂糖のアシストも加わって旨いスープに仕上がっている。合わせる麺は柔らかでしなやかな中細ストレート。スープがよく染みていて良い味だ。
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チャーシューはロース肉でタレは強過ぎず、しかし醤油の香ばしさが立つ逸品。こりゃチャーシューメンが人気なのも頷ける。豆モヤシの量が多いのも嬉しい。ほかに胡麻油香るシナチク、刻みネギが乗る。こりゃ白飯にも合う一杯だ。箸もレンゲも止まらない。次回は白飯に餃子、そしてチャーシューも追加して注文したい。
<店舗データ>
【店名】 中華そば 王将
【住所】 徳島県吉野川市鴨島町喜来323-183
【最寄】 JR徳島線「鴨島駅」徒歩7分