大手が手掛ける長岡生姜醤油ラーメン
渋谷駅のC1出口から徒歩3分ほど。明治通り沿い、渋谷三丁目交差点そばで2020年1月9日から営業する「長岡生姜ラーメン しょうがの湯」へ。経営母体は、ラーメン店としては二郎インスパイアの「野郎ラーメン」をはじめ、渋谷「鬼に金棒」、麻布十番「ICHIKORO」、大森「ひつじの木」などを展開する株式会社フードリヴァンプだ。
屋号の通り長岡のご当地麺「生姜醤油ラーメン」を提供している。店内はL字カウンターに13席。麺メニューは「黒生姜ラーメン」と「白生姜ラーメン」の2種に加え、この日は期間限定で「味噌生姜ラーメン」も提供していた。それぞれチャーシュー、ワンタン、温玉、漬け味玉、追い生姜を追加トッピング可能である。
今回は味玉の乗った「黒玉生姜ラーメン(1140円)」を注文した。着丼までは7分ほど。スープは豚骨をベースにした動物系出汁に少し強めに醤油のカエシを重ねたもの。生姜はスープに炊き込んだ上で、仕上げに擦りおろしたものも加えているようでガツンと効いている。本場・長岡の名店に比べかなり生姜がブーストされている印象だ。
カエシの味も甘すぎずスッキリした飲み口に仕上がっている。そこに合わせるのは村上朝日製麺所の中太ストレート麺。本場・長岡で一般的に使われている麺より若干太目だろうか。麺肌はツルツルでコシも強く、スープとの相性も良い。チャーシューはホロホロの豚肩ロース肉が3枚分ほど。醤油ダレも染みており良い味だ。
味玉は黄身がネットリとしており醤油ダレがよく染みている。ほかホウレン草、細メンマ、ナルト、海苔がトッピングされる。卓上には黒胡椒のミル、自家製生姜醤油、酢生姜があるのでお好みで味調整を。塩味が強すぎないので食べつかれることなく最後まで美味しく頂いた。次回は「白生姜」の方も啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 長岡生姜ラーメン しょうがの湯
【住所】 東京都渋谷区渋谷3-10-12
【最寄】 東京メトロ銀座線「渋谷駅」C1出口徒歩3分