代々木の高コスパの名店「麺恋処 いそじ」
JR代々木駅の西口から南西方向へ歩いて4分ほど。小田急線・南新宿駅からも徒歩圏内。住宅街の一角にある人気店「麺恋処 いそじ」へ。お店は2007年7月、元イタリアンシェフが創業。50歳を前にラーメンの道に入ったことから屋号を「五十路=いそじ」としたそうだ。現在はお弟子さんが店と味を受け継いでいる。
なお新橋に姉妹店「麺恋処 き楽」が、武蔵小山にお弟子さんの店「麺恋処 爆龍(はぜりゅう)」がある。さて「いそじ」だが、店内はL字カウンターに9席。麺メニューは中華そば、味噌らーめん、つけ麺、味噌つけめん、担々麺をラインナップ。また冬季限定で二郎インスパイアの「いそじろう」を、夏季は「冷し中華」も提供している。
追加のトッピングも様々用意されているが、味玉、ワンタン2個、チャーシュー2種が乗る「マル得」が、その名の通りお得でおススメだ。なお、麺量は並盛が200g、中盛300g、大盛400gと多めで、マル得を選ぶと同料金で中盛までグレードアップ出来る。今回は「マル得 中華そば(1130円)」を注文。麺量は中盛でお願いした。
着丼までは7分ほど。スープはサラリとした豚骨魚介で、魚介の風味が立ち比較的ライトな飲み口だ。一方の麺は自家製の中太ストレート。タピオカ粉を使っており麺肌はツルツル、コシがありモッチリした食感で旨い。チャーシューはバラロールと、もう一つは肩ロースだろうか。どちらも厚めカットで味も良く、食べ応え十分だ。
ワンタンは生姜のきいた小さめの肉餡を厚めの皮で包んでいる。味玉は黄身ネットリで甘めの味付けがされ良いアクセントに。ほか細メンマ、海苔、ナルト、柚子皮がトッピングされる。卓上には一味、テーブル胡椒、粗挽きブラックペッパーがあるのでお好みで。スープがライトな分、麺の旨さが際立つ一杯だ。次回は夏に冷し中華かな。
<店舗データ>
【店名】 麺恋処 いそじ
【住所】 東京都渋谷区代々木1-14-5
【最寄】 JR山手線「代々木駅」西口徒歩4分