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肥宝館 -貧すれば丼する-

★リニューアル★ 【神保町】 MENクライ 神保町店「特製昆布水つけ麺(1550円)」

モチモチ極太麺が絶品「MENクライ」2号店

神保町駅のA1出口から九段下方面へ歩いて3分ほど。靖国通りの一本南の路地に2024年6月17日にオープンした「MENクライ 神保町店」へ。コチラは北品川の人気店「中華そば 和渦 TOKYO」の系列店。MENクライの本店は港区芝の金杉橋南交差点そばにあり、神保町は2号店にあたる。同グループの「中華蕎麦 仁香」の跡地に入居した形だ。

店内はL字カウンターに7席。午前11時から午後4時半までの昼営業のみで、1日60食程度を売り切って営業終了とのこと。早仕舞いもありそうなのでご注意を。麺メニューは「中華そば」が塩と醤油の2種あるほか、昆布水つけ麺、油そばもラインナップ。また限定で「冷たい胡麻そば」も提供していた。それぞれ叉焼、味玉、ワンタンを追加可能だ。

また麺大盛は100円。ライス、叉焼丼といった飯モノもある。今回は「特製昆布水つけ麺(1550円)」を注文した。醤油か塩が選べるが、今回は「醤油」でお願いした。着丼までは待つこと8分ほど。つけ麺だと「MENクライ」の最大のウリである、もち小麦「もち姫」を使った極太麺をしっかり目で楽しめるのが嬉しい。食欲を掻き立てられる。

この麺がモッチリでフワフワ。手打ちで捻りが入っており食感が良い。最上級昆布を前日に60℃で2時間仕込んだ昆布水に浸しての提供である。さらに一反木綿のような幅広の「ひもかわ麺」も麺の上に1枚、つけ汁に1枚入っている。一方、そのつけ汁だが鶏と豚を主軸に煮干、鰹、鯖、昆布、貝類、キノコ類、甲殻類、根菜などを炊いたもの。

それぞれの素材が混然一体となっているが、最後に残るのは煮干しや魚介の香ばしさだ。甘味も強すぎず旨いつけ汁だ。そして具材は麺の上のレモン以外は全て汁の中に。叉焼は国産岩中豚のロース肉の吊るし焼きが5枚。程よく燻香がして絶品だ。味玉にはマキシマムこいたまごを使用。色は黒いが味は強すぎず、黄身ネットリで美味である。

さらに肉餡が詰まってチュルリとした皮のワンタンが2つ。皮も自家製で「もち姫」を使っているという。ほかメンマ、ネギと具沢山だ。卓上にはニンニク、辣油、お酢があるが油そばなどに使うためだろう。このつけ麺には不要だと感じた。最後は麺にレモンを搾り、つけ汁は昆布水で割って完食した。次回は涼しくなったら中華そばを啜りに来よう。

<店舗データ>

【店名】 MENクライ 神保町店
【住所】 東京都千代田区神田神保町3-1-19
【最寄】 東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A1出口徒歩3分

★2025年10月10日に「神保町炒麺YOSHI」にリニューアル

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