スタイリッシュな一杯が人気「麺や 真登」
JR長岡駅から西へ約4キロ。国道8号=長岡バイパスの喜多東交差点の近くで2011年から営業する人気店「麺や 真登(まさと)」へ。ご主人は東京の名店で修業し独立した。スタイリッシュな淡麗系と、ボリュームたっぷりの濃厚系、どちらのラーメンも評判が高い。店内はカウンター8席と4人がけテーブル5卓の計28席。
混雑時はまず券売機で食券を買って、店外の待合スペースに順番に座って待つシステムである。麺メニューは淡麗細麺系が「薫る塩」と「鶏だし醤油」の2種のラーメンを提供。一方の濃厚太麺系では「濃厚つけめん」と「濃厚醤油ラーメン」に加え昼夜各20杯ずつ限定の「海老豚骨つけ麺」もラインナップしている。
なお濃厚ラーメン・つけめんは辛味入りや、夏限定で「自己責任でお願いします」と注意書きがあるほど超激辛の「レッドアリーマー」も用意。ほか半ライス、しみチャーシュー丼、鶏とろ丼といった飯モノや、焼き餃子もありビールやハイボールを引っかけることも出来る。今回は「薫る塩」を特製(1150円)でオーダーした。
澄んだスープは鶏をベースに数種類の煮干し、鯵、鯛などを合わせて炊いた清湯。そこに角の無い、円やかな塩ダレを重ねている。調和のとれたおとなしめの出汁だが、そこに香味油と揚げた桜海老がコクと香りを与えており旨い。合わせる麺はしなやかな細ストレート。素麺の様な食感で小麦の香りもあり、スープとの相性も抜群だ。
チャーシューは真空低温調理。厚切りで柔らかな仕上がりの肉が2枚と、薄切りで歯ごたえのある肉が3枚。いずれも絶品だ。煮玉子は白ワイン仕立てでしっかり味付けされている。ほか、甘めのメンマ、海苔3枚、スプラウト、刻みネギ、柚子皮が乗る。スープもトッピングもハイレベルであっという間に完食した。次回はぜひ濃厚系を。
<店舗データ>
【店名】 麺や 真登(まさと)
【住所】 新潟県長岡市喜多町797
【最寄】 上越新幹線「長岡駅」西口から4.0km