豆の木蒲生店が新ブランド「棗」に
東武スカイツリーライン・新田駅の東口から歩いて9分ほど。県道49号=足立越谷線を北上し、綾瀬川に架かる綾瀬橋を越えた先に2024年7月19日にオープンした「味噌らーめん棗(なつめ)」へ。2月に閉店した「小樽らーめん豆の木 蒲生店」の跡地に入居。運営は「豆の木」と同じ有限会社ケイツーコーポレーションなので新ブランドだろう。


広い店内はカウンター6席とテーブル20席で、家族連れでも安心だ。オーダーはタッチパネルでも口頭でもOKとのこと。麺メニューは「濃厚味噌らーめん」がベースで、スープを北海道味噌か白味噌から選ぶ事が出来る。それぞれ焼豚、肉味噌、野菜増し、大判バター、味付玉子、赤ネギ、白ネギ、コーン、にんにくを追加トッピングできる。
また麺大盛はプラス120円で、このタイプのラーメンでは珍しく替え玉も可能。さらにアイス付きの「お子様らーめん」も用意している。飯モノはライスが小と並の2サイズあるほか焼肉丼、チャーシュー丼、炙りチャーシュー丼もラインナップ。唐揚げ、餃子、ポテトフライ、辛味ネギメンマなどのツマミ類もあり一杯飲るのも良さそうだ。


今回は「肉玉濃厚味噌(1100円)」を北海道味噌で。コーン(120円)をトッピングし、さらにライス小(120円)を付けて注文した。着丼までは10分ほど。玉子は別皿での提供だ。ラーメンのスープは豚骨など動物系がベースで、そこに北海道味噌のタレを重ねたもの。赤味噌のコク、塩味、香りが良く旨いスープに仕上がっている。
そこにコシのある太縮れ麺を合わせている。別皿の生卵は卵黄だけ落とそうかと思ったが、スープが濃いめなので全卵で投入。「肉玉」だとチャーシューではなく、甘めの味付けの豚肉が乗る。こりゃ徳島ラーメンを彷彿とさせる組み合わせだ。肉には焦げ目がついており炭火焼きのように香ばしく、卵ともライスとも相性抜群。


ほか、同じく焦げ目の付いたモヤシ、刻みネギ、追加したコーン、辛味噌がトッピングされる。卓上には黒胡椒、七味、豆板醤があるのでお好みで味調整を。穴あきレンゲが付いてくるので具材を最後まで掬えるのが嬉しい。麺も飯もあっという間に完食した。次回は店イチ押しという全部乗せの「極み」や白味噌スープも頂いてみたい。
<店舗データ>
【店名】 味噌らーめん棗(なつめ)
【住所】 埼玉県越谷市蒲生1-7-18
【最寄】 東武スカイツリー線「新田駅」東口徒歩9分