亀戸に本格家系「横浜らーめん てんぐ」誕生
JR亀戸駅の北口から歩いて4分ほど。羽亀公園の脇を抜けた先、第一亀戸小学校横交差点のひとつ北の区画に2023年8月1日にグランドオープンした「横浜らーめん てんぐ」へ。コチラは2023年3月28日に閉店した麺屋こうじグループ「麺絆や519」の跡地に入居した新店だ。今のところは午後5時から深夜0時までの夜営業のみである。
店内はカウンターのみ8席。麺メニューは家系の「ラーメン」のみで、味玉、チャーシュー、海苔、ほうれん草を追加トッピング可能だ。また全部乗せにあたる「てんぐラーメン」も用意している。飯モノにはライスとコロ飯があり、注文すればライスが食べ放題に。今回は「てんぐラーメン」の並(1000円)とライス(50円)をオーダー。
家系なので麺の硬さ・味の濃さ・油の量を選べるが、昨今の鶏油の高騰が影響してか仕込みの量の問題か、油の量のみ多めは不可に。様子見で全て「普通」でお願いした。着丼までは6分ほど。スープはサラッとした飲み口ながら豚の旨味がしっかりと抽出された豚骨白湯。そこに醤油のカエシをビシっと効かせている。塩味強めだが旨い。
このスープに合わせるのは、家系では珍しく浅草開化楼の中太麺。モッチリとしてコシがあり旨い。そして丼を覆うように大判の海苔が5枚乗せられているので見えづらいが、ほかトッピングにはチャーシュー、黄身ネットリの味玉、ほうれん草が。チャーシューは厚切りの肩ロース肉が3枚。噛み応えがあり肉の旨味を存分に楽しめる。
スープの醤油のカエシが強めなので、またライスが進むこと。茨城県常総市産のコシヒカリだそうで艶があり味もよし。海苔も上質なので、スープに浸して米を巻き頬張ると至福の時が。卓上にはニンニク、生姜、豆板醤、酢、黒胡椒、白胡麻があるのでお好みで。最後までアツアツで美味しく完食。また亀戸に良い店が出来たな。
<店舗データ>
【店名】 横浜らーめん てんぐ
【住所】 東京都江東区亀戸2-14-6
【最寄】 JR総武緩行線「亀戸駅」北口徒歩4分