京橋エドグランで幻の「キノコベジソバ」復活!
東京駅八重洲口からも歩いて3分程度。京橋駅直結の「京橋エドグラン」。2016年11月にオープンした、お店とオフィスの複合施設だ。和食、中華、洋食、エスニック、カフェなど、およそ30の飲食店が軒を連ねるが、我々のような麺食いにとって気になるのは、やはり「ソラノイロ」の新店舗だ。
ベジソバでラーメン界に新たな潮流を生み出した「ソラノイロ」は、ミシュランガイド掲載の有名店。麹町の本店、東京ラーメンストリートの支店に次ぎ、京橋で3店舗目となる。こちらでは限定の「豚骨ソバ」と、本店でかつて期間限定で提供され人気を博した幻のメニュー「キノコのベジ白湯ソバ」を食べることが出来る。
キノコのラーメンといっても、醤油スープに椎茸にシメジに舞茸…といった和風のものではなく、マッシュルームを主軸にした洋風麺だ。灰色がかったスープだが、マッシュルーム、ズッキーニ、パプリカ、トマト、カリカリチーズ、鶏チャーシューと彩りは豊か。豆乳と野菜出汁のスープに、椎茸や昆布、節などから抽出したタレを合わせていて、コク・旨味も十分。
一方、灰色の平打ち麺には椎茸パウダーが。スープに浮かぶ黒いマッシュルームオイルで更なるコクと旨味を足しながら、一気に麺を啜り上げていく。唯一無二の旨さ。最後はスープに粉チーズのかかったライスを投入しリゾット風にして完食。余談だが、卓上の胡椒入れはキノコの形。このあたりの遊び心も、人気店ならではだ。
<店舗データ>
【店名】 ソラノイロ トンコツ&キノコ
【住所】 東京都中央区京橋2-2-1
【最寄】 東京メトロ銀座線「京橋駅」徒歩1分
★契約満了により2020年9月25日をもって閉店