神楽坂で本格家系啜るなら
都営大江戸線・牛込神楽坂駅のA3出口から歩いて2分ほど。神楽坂駅や飯田橋駅からも徒歩圏内。神楽坂通り沿いで2022年4月11日から営業する「神楽坂家系ラーメン モンタナ」へ。屋号の通り家系ラーメンを提供しているが、中野の人気店「五丁目ハウス」のご主人がスープ作りなどをサポートしたという事で気になっていた。


モンタナの名の通り、アメリカンな雰囲気で纏められた店内は、カウンターのみ10席ほど。麺メニューは家系インスパイアの「らーめん」を主軸に、全部入りの「モンタ麺」や「ミニらーめん」も用意。また、まぜそば「まぜモンタ」も提供している。もちろんライス、チャーシュー飯、ネギ飯もあり、雨の日はライス無料という。
今回は「モンタ麺」の並盛(1000円)に小ライス(50円)を付けてオーダー。麺の固さ、味の濃さ、油の量を選べるが、全て普通でお願いした。着丼までは待つこと4分ほど。スープは家系としてはライトでサラっとした飲み口。それでいて豚骨の旨味はしっかり凝縮されており良い感じ。醤油のカエシは控えめだが味の輪郭はボケていない。


バランスが良いので物足りなさはなく、一方で嫌な重さもない。そのスープに合わせるのは少し短めにカットした中太ストレート麺。少しゴワっとした感もあり、食べ応えは十分だ。チャーシューは豚肩ロースの煮豚が2枚。クラシカルだが肉の旨味をしっかり感じられるもの。そして味玉は黄身がトロリと溶け出す半熟だ。
そして「モンタ麺」だと海苔が6枚に。これだけあると、ライスが進むのも嬉しいところ。ほか、ほうれん草、白ネギ、小口ネギが乗る。卓上にはニンニク、ショウガ、唐辛子、高菜、カエシ、お酢があるのでお好みで味調整を。神楽坂という土地に合わせてか、女性や高齢者でも啜りやすいチューニング。それでいて本格派。呑んだシメにも良いだろう。
<店舗データ>
【店名】 神楽坂家系ラーメン モンタナ
【住所】 東京都新宿区神楽坂5-8
【最寄】 都営大江戸線「牛込神楽坂駅」A3出口徒歩2分