春日部が誇るソウルなフード「ブラウン」
東武野田線・豊春駅の東口から歩いて約12分。八木崎駅からも徒歩16分ほど。ユリノキ通り沿いにある人気店「つけ麺ブラウン」へ。コチラはかつて新4号国道沿いにあった「麺屋 六弦」の姉妹店として2008年10月にオープンした。店舗はジェームス・ブラウンが『つけめん食いてー』とシャウトしている看板が目印だ。
店内はカウンター21席と、4人掛けの掘り炬燵席3卓の計33席。混雑時はまず店内で食券を購入し、列に並ぶルールである。麺メニューは濃厚豚骨魚介の「つけ麺」を筆頭に、カレーつけ麺、あっさり鶏そば、濃厚鶏そばもラインナップ。つけ麺の麺量は並盛が220gで、プラス100円で大盛330g、さらに100円で特盛440gに増量出来る。
また「鶏そば」は1玉100円で替玉もある。麺類はそれぞれ豚と鶏のチャーシュー、メンマ、ねぎ、味玉、のり、辛増、チーズを追加トッピング可能だ。飯モノには、ごはん、ねぎ豚ごはん、高菜明太ごはん、そして限定ごはんを用意。この日の限定は「炙りネギ味噌ごはん」とのこと。さらに「大判手包み餃子」も人気という。
今回は券売機左上の「特製つけ麺 並盛(1240円)」をオーダーすることに。着丼までは10分ほど。大き目の器に入ったドロッとしたつけ汁は豚骨や背ガラ、背脂を10時間以上炊いたという濃厚な動物系スープが主軸。魚介もほのかに香るが豚骨の旨味が支配する。甘味は控えめ。ビターな風味が後味を少し軽くしてくれている。
そこに店内の製麺室で打った自家製の極太麺を浸し啜っていく。コチラは小麦の香りが良く、少し歯が食い込みモッチリした食感で旨い。つけ汁との絡みも抜群である。トッピングだが、汁の中にはあらかじめチャーシュー、メンマ、ネギが。そして麺の上にはまずホロホロの豚肩ロースチャーシューが3枚乗せられている。
ほか、黄身ネットリの味玉、甘めに味付けされた極太メンマ、海苔5枚、貝割れが飾られる。卓上には自家製辣油、揚げ葱、魚粉、一味があるのでお好みで。特に自家製辣油は辛さ一辺倒ではなくナッツが香ばしく、まさに旨辛といった具合でおススメだ。最後は割りスープを注ぎ完食。次回は鶏そば系も啜ってみたいところだ。
<店舗データ>
【店名】 つけ麺ブラウン
【住所】 埼玉県春日部市豊町5-19-15
【最寄】 東武野田線「豊春駅」東口徒歩12分