草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

ノミノフスマ

2009-05-14 14:00:51 | 野の花・春





 ノミノフスマ(ナデシコ科・5月5日撮影)

 ハコベに交じってよく似た草が生えていました。同じナデシコ科のノミノフスマ。やわらかく、全体が無毛。花弁は5枚ですが、下の方まで深く裂けているので10枚あるように見えます。ノミノフスマの“ふすま”は布団のこと。小さな二枚の葉が茎やつぼみを挟むようにつくところから、蚤のフトンに見立てたものです。

 この仲間はよく似ていて見分けるのが難しいのですが 

(花の見分け方はこちら http://www.paw.hi-ho.ne.jp/ya-ho/yasopage/nadeshiko/nominofusuma.htm)  

むしろ両手をそっと合わせたような葉の形が作り出す全体の姿が素人目には印象的です。

 

 



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トウバナ

2009-05-13 12:57:38 | 野の花・春





 トウバナ(シソ科・5月6日撮影)

 花が塔になって咲くので塔花。根のところから何本も群がって生え、群落になって今では庭の木の間を埋め尽くしています。手元の植物図鑑に“見つけたよ、分かったよ”のしるしのチェックが付いているのに、庭で見たとき、初めて見る花だと思いました。だんだんこんなことが増えてきます。





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コナスビ

2009-05-13 12:36:00 | 野の花・春







 コナスビ(サクラソウ科・5月13日撮影)

 ナスビと名前が付いていますがサクラソウ科です。やっと葉が出たばかりで、もう花をつけている様子はミニチュアの世界を見ているようです。道端などにふつうに生えている草で、我が家の庭にも毎年生えていたはずなのに、気がついたのはごく最近。茎は横に這って四方に広がります。ナスビの名前は実の形がナスに似ているため。気をつけていて、実の写真も撮りたいものです。

 




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ヒメスミレ、ツボスミレ、?スミレ

2009-05-12 13:32:55 | 野の花・春

 ヒメスミレ(スミレ科・3月23日撮影)







 ツボスミレ(スミレ科・5月6日撮影)

 上のスミレはただの“スミレ”かと思っていたのですが、葉の基部がハート型に深くくぼみ、根が白いのでヒメスミレのようです。(スミレは葉の基部がほとんどくぼまず、根は赤黄色)玄関の前の乾ききったところに年中生えて、年中花を咲かせたり種を蒔いたりしています。

 ツボスミレは裏庭のやや湿ったところに生えています。白い花に紫色の筋があり、後ろに突き出す距が短い。托葉のきょ歯は浅い。(タチツボスミレは距が長く托葉は深く裂ける)

 さて、下のスミレは休耕田で群落になっていたものです。ヒメスミレかなと思いますが、葉や根を確かめなかったので確認できません。スミレがこんなにたくさん咲いているのは初めて見ました。





 (4月10日撮影)



 下のスミレは無料公開の公園になったばかりの花空間けいはんなでみつけたものです。花が大きく華やかなスミレですが、私の図鑑には見あたりません。




 (4月18日撮影)




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ハハコグサとチチコグサ

2009-05-12 12:49:06 | 野の花・春



 ハハコグサ(キク科・5月11日撮影)







 チチコグサ(キク科・5月11日撮影)

 ポヤポヤと柔らかい毛で覆われたハハコグサはいかにも名前にふさわしい気がします。が、母子の意味ではなく、全体がほおけ立っているからホオコグサと言ったものがハハコグサになったのだとか。春の七草のゴギョウ(これも本来オギョウが正しいそうです)はこのハハコグサのことです。

 チチコグサは春浅い頃から明るい黄緑色の葉を地面に広げて、どんな可愛い花が?と期待を持たせてくれますが、咲くとガッカリするほど地味な花です。なぜこれにハハコグサと対の名前がついたのか、という感じですが、下の写真を見るとなるほどよく似ています。




   
  





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ダンダンギキョウ(=キキョウソウ)

2009-05-12 12:29:01 | 野の花・春





 ダンダンギキョウ(=キキョウソウ・キキョウ科・5月11,12日撮影)

 去年ご近所で見つけて庭に種をまいておいたダンダンギキョウが、1本だけ芽を出して咲いています。花が下から順に段になって咲くのでダンダンギキョウ。一番下の11日に撮った写真では実と花とつぼみが下から順番どおりに並んでいます。実には窓が開きかけているのが見えます(下側)。この窓のフタを開けて種をこぼします。カーテンがかかった窓のようなので“ビーナスの姿見”と呼ばれます。

 ビーナスの姿見の写真は去年の5月27日の記事へ http://blog.goo.ne.jp/hikawa_001/d/20080527







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アメリカフウロ

2009-05-10 13:54:26 | 野の花・春



 アメリカフウロ(フウロソウ科・5月1日撮影)

 北米原産の帰化植物。荒れ地や道端でもうすっかりおなじみです。花の色は淡紅色を中心に薄いもの濃いもの、個体差があるようです。大きく育つと茎が赤く節くれ立ちます。在来種のゲンノショウコより今ではアメリカフウロの方が普通に見られるようになりました。




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カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ

2009-05-10 13:53:21 | 野の花・春



 カラスノエンドウ(マメ科・4月10日撮影)







 スズメノエンドウ(5月10日撮影)






 カスマグサ(マメ科・4月9日撮影)

 道端や畑でよく目立つカラスノエンドウと、うんと小さなスズメノエンドウと、その中間のカスマグサ(カス間グサ)。皆同じようなところに生えます。下の写真で右手前の無毛の豆果はカラスノエンドウ、奥に見える3~4個の豆果がつき有毛で2個ずつ種子の入っているのがスズメノエンドウです。カスマグサは豆果もこの中間。無毛でカラスノエンドウの豆果を小さく平たくした形です。









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マツバウンラン

2009-05-07 11:42:55 | 野の花・春



 マツバウンラン(ゴマノハグサ科・4月28日撮影)

 松葉のような葉でウンランに似た花を咲かせるのでマツバウンラン。芝生や道端の比較的乾いたところによく生えていますね。牧野図鑑に載っていないと思ったら、北米原産で、日本で最初に確認されたのは1941年、京都伏見でが最初だそうです。一見雄しべも雌しべも見あたりませんが、上下の花弁を引き開けると中に入っているのだそうで、仮面状花冠と言うのだそうです。マツバウンラン愛好会さんのホームページから引用させていただきました。

  http://www10.plala.or.jp/yu-ko3/aikoukai/





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ムラサキケマン

2009-05-07 11:10:41 | 野の花・春



 ムラサキケマン(=ヤブケマン・ケシ科・4月9日撮影)

 畑のわきの薮陰に咲いていたムラサキケマン。もう少し遅い時期のものかと思っていたのですが、陽気に誘われたのでしょうか。花も葉もとても柔らかい感じのする草です。



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