セイヨウタンポポ(キク科・4月9日撮影)
カンサイタンポポ(キク科・4月9日撮影)
道端で見かけるタンポポはほとんどセイヨウタンポポになってしまった感じですが、山の畑にカンサイタンポポとおぼしいタンポポが咲いていました。セイヨウタンポポにくらべて舌状花が少なくあっさりとした姿で、葉の形もおとなしい。総ほう外片がくるりと反り返るセイヨウタンポポに対して、総ほう外片が短く、反り返らない、ということで間違いないと思うのですが。
さて、下の写真は4月から無料公開の公園になった花空間けいはんなで見つけたタンポポ。一見してまったくタンポポなんですが、丸みを帯びた葉の形、ものすごく毛深い茎。何でしょうこれは?輸入されたものについてきたのか、あんがい園芸品種?
?タンポポ?(4月18日撮影)
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オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科・2月1日撮影)
タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科・4月16日撮影)
オオイヌノフグリもタチイヌノフグリも花弁が4枚あるように見えますが、1本の筒の先が4つに分かれているものです。オオイヌノフグリにさわると花冠がポロリと落ちて、全体が1つにつながっていることが分かりますね。さわると落ちるし、日陰にはいると閉じてしまうし、いくら可愛いと思っても部屋の中に飾ることは出来ません。
花も葉も丸いオオイヌノフグリに対して、タチイヌノフグリは花も葉もやや三角にとがっています。この写真では分かりませんが地面から直立するので“立ちイヌノフグリ”の名があります。3~4㍉の小さな花なので、なかなかきれいに撮れず、ピンボケです。
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ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)
去年の秋にも掲載したムラサキサギゴケ。今年は休耕田にムラサキサギゴケの見事な群落が出来ていました。葉はタンポポに似た葉が根のきわに出るので、ここではチドメグサなどに隠れてほとんど見えません。花の終わる頃から小さい葉のついた匍匐する枝を出して繁殖しますが、匍匐枝も隠れて見えにくい。そのためか、匍匐枝を出さないトキワハゼとよく間違えられます。
トキワハゼは道端などやや乾いたところに多いのですが、ここでは一緒に生えていたので違いがよく分かります。
ムラサキサギゴケ
トキワハゼ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)
トキワハゼの葉は茎にもついています。
下の写真では両方が混じって咲いています。見分けられますか?
大きくて色が濃く、形もややシャープなのがムラサキサギゴケ、小さくて色が薄く、ややおとなしい形のがトキワハゼ。こうして並べれば間違えません。
さて、こうなると・・・?
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