草がともだち(まんがのえんがわ)

草むしりの仕事さえなければ、
と思いつつ、草むしりが嫌いではない。
でも草むしりから開放されて漫画を描きたい。

レンゲソウ

2009-05-06 16:16:47 | 野の花・春





 レンゲソウ(マメ科・4月9日撮影)

 小さい頃からの遊び友達のような花ですが、何年つきあっても見れば見るほどきれいです。小さな花が7~8コ輪状につきますが、これが全部タイミングを合わせて咲きそろうことはめったになく、これも違うこれも違うと、完全な花を求めてレンゲ畑をさまよい歩くことになります。今回もやっぱり完璧な花は見つかりませんでした。



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セイヨウタンポポ、カンサイタンポポ、?なタンポポ

2009-05-06 16:16:16 | 野の花・春





 セイヨウタンポポ(キク科・4月9日撮影)








 カンサイタンポポ(キク科・4月9日撮影)

 道端で見かけるタンポポはほとんどセイヨウタンポポになってしまった感じですが、山の畑にカンサイタンポポとおぼしいタンポポが咲いていました。セイヨウタンポポにくらべて舌状花が少なくあっさりとした姿で、葉の形もおとなしい。総ほう外片がくるりと反り返るセイヨウタンポポに対して、総ほう外片が短く、反り返らない、ということで間違いないと思うのですが。


 さて、下の写真は4月から無料公開の公園になった花空間けいはんなで見つけたタンポポ。一見してまったくタンポポなんですが、丸みを帯びた葉の形、ものすごく毛深い茎。何でしょうこれは?輸入されたものについてきたのか、あんがい園芸品種?




 ?タンポポ?(4月18日撮影)




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タガラシ

2009-05-05 19:56:58 | 野の花・春







 タガラシ(キンポウゲ科・3月24日撮影)

 田圃の溝の中によく生えているタガラシ。味が辛いから“田辛し”だそうですが、有毒とあって食べたことはありません。でも葉っぱにはナメクジかカタツムリが食べたような跡がよくついています。



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タビラコ(コオニタビラコ)

2009-05-05 19:56:27 | 野の花・春



 タビラコ(=コオニタビラコ・キク科・4月9日撮影)

 春の七草のホトケノザはこのタビラコのことです。田圃に張り付くように広がるので“田平子”の名がつきました。コオニタビラコの名は同じキク科のオニタビラコに似ていて小さいという意味で“小鬼たびらこ”ですが、実のところ、このタビラコとオニタビラコはそんなに似てはいません。



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ホトケノザとヒメオドリコソウ

2009-05-05 19:55:59 | 野の花・春

 ホトケノザ(シソ科・3月24日撮影)







ヒメオドリコソウ(シソ科・3月12日撮影)

 空き地や道端でよく一緒に咲いているホトケノザとヒメオドリコソウ。アップにすると華やかなホトケノザに対して、ヒメオドリコソウは控えめで地味。重なった葉の間から薄いピンクの花をそっとのぞかせます。花が咲き始めるまでは、くすんだ赤みを帯びた毛深い葉がびっしり重なっているので、のっぺりとして見えます。

(春の七草のホトケノザはこれではなく、キク科のタビラコです。)



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オオイヌノフグリとタチイヌノフグリ

2009-05-05 19:55:28 | 野の花・春





 オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科・2月1日撮影)








 タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科・4月16日撮影)

 オオイヌノフグリもタチイヌノフグリも花弁が4枚あるように見えますが、1本の筒の先が4つに分かれているものです。オオイヌノフグリにさわると花冠がポロリと落ちて、全体が1つにつながっていることが分かりますね。さわると落ちるし、日陰にはいると閉じてしまうし、いくら可愛いと思っても部屋の中に飾ることは出来ません。

 花も葉も丸いオオイヌノフグリに対して、タチイヌノフグリは花も葉もやや三角にとがっています。この写真では分かりませんが地面から直立するので“立ちイヌノフグリ”の名があります。3~4㍉の小さな花なので、なかなかきれいに撮れず、ピンボケです。




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オランダミミナグサ

2009-05-05 19:54:27 | 野の花・春



 オランダミミナグサ(ナデシコ科・3月24日撮影)

 どこにでもあんまり生えるので、ふだん花を見ようという気もおきませんが、よくよく見るとナデシコ科らしい清楚な花です。葉が形も毛深さもネズミの耳に似ているので“耳菜草”の名がつきました。オランダミミナグサはヨーロッパ原産。もともとのミミナグサもこのあたりにあるのかどうか、気をつけていなかったので分かりません。これから注意して見てみましょう。



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ムラサキサギゴケとトキワハゼ

2009-05-01 16:01:26 | 野の花・春



ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)

 去年の秋にも掲載したムラサキサギゴケ。今年は休耕田にムラサキサギゴケの見事な群落が出来ていました。葉はタンポポに似た葉が根のきわに出るので、ここではチドメグサなどに隠れてほとんど見えません。花の終わる頃から小さい葉のついた匍匐する枝を出して繁殖しますが、匍匐枝も隠れて見えにくい。そのためか、匍匐枝を出さないトキワハゼとよく間違えられます。

 トキワハゼは道端などやや乾いたところに多いのですが、ここでは一緒に生えていたので違いがよく分かります。


ムラサキサギゴケ


トキワハゼ(ゴマノハグサ科・4月9日撮影)

 トキワハゼの葉は茎にもついています。

 下の写真では両方が混じって咲いています。見分けられますか?





 大きくて色が濃く、形もややシャープなのがムラサキサギゴケ、小さくて色が薄く、ややおとなしい形のがトキワハゼ。こうして並べれば間違えません。



 さて、こうなると・・・?
 





   
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