自分たちでテーマに沿った調べ学習を英作文し、ネイティヴ講師に添削してもらいます
最後に発表となります
上の写真は日本のお祭りについての発表
京都と東京のお祭りについてネイティヴ講師に紹介するという話の流れでした
もう一組はお茶についてでした
日本のお茶と海外のお茶の違いと特徴についての話を作って来ました
作文添削、特に文法をネイティヴ講師がチェックします
そして、発表では発音についてのアドバイスをしてもらいます
発表が終わってから講師から話の内容に沿った質問があり、それぞれが答えます
この授業が始まった頃は全く話そうとしなかった生徒さんたち
ノリの良い子がいないというのも原因としてはあるかもしれませんが
やはり英語を話すということへの抵抗感が強かったです
発表も蚊の鳴くような声やわざとカタカナ英語で恥ずかしさを紛らわせようとしている節もありました
通訳役のサブ講師も生徒さんたちのあまりの固まりように随分苦労し
なんとかリラックスして会話ができる空気を作ろうと努力して来ました
以前紹介したカードゲームもそんな努力から生まれたアイディアでしたが
そうした工夫の甲斐あって、生徒さんたちは随分英語を使って話そうという姿勢になったように思います
何よりカタカナ英語ではなく、ネイティヴに近づけようという努力が見えるようになって来ました
私たちにとっても試行錯誤の英語授業ですが、それが今は私たちだけでなく
生徒さんたちも一緒になっての試行錯誤に変わっています
ネイティヴ講師の話を自分で理解しようという気持ちが強まり
自分たちの口から英語が自然と発せられるようになって来ました
この夏はスペシャルディを設け、授業という堅苦しい雰囲気ではなく英語で自由に発言できる時間を作ります
生徒さんたちが楽しみにしてくれるこの授業
成績だけでなく、苦手意識や抵抗感もなくなり上達の一途をたどって行きそうで
私も楽しみです!!
小学生・中学生とのディベート授業
地球環境を考えるテーマが続き、生徒さんたちの一辺倒なものの見方を
もっと広げて欲しいと考えていました
様々な教材を探し、環境テーマ特に今欲しいと思う問題を選ぶのが私の役目
それらを目にしてから、どう考えどう話し合うかは生徒さんたちに主導権をもたせています
地球環境というと、発電やエネルギーに目が行きやすいので
今日はフードマイレージという視点から地球環境を考えました
この現実に対して、グループに分かれ意見をぶつけます
日本がどれだけ輸入に頼っているかはこれまでの学習でよく理解していましたが
それによってどれだけ環境に影響が出ているか?は考えて来ませんでした
輸入に頼ることをやめたほうが良い という意見と 仕方ない、このまま輸入を続けよう
という意見対立でそれぞれ話し合ってもらいました
しかし、全員が輸入に頼らないで日本の食品を食べようという意見を根底に持っているので
輸入賛成意見がどうしても弱くなってしまいました
そこで、私が輸入賛成派となって意見をぶつけると、みんな考え込んでしまいます
つまり、まだ根拠が弱く主張に自信がないということです
反対に輸入反対意見を私が話すと、みんな納得の表情・・
まだまだ流されやすいですね
宿題だったダムのメリット・デメリットもそれぞれしっかり考えて来たり
地球環境についてこれまで以上に考えた1ヶ月ほどでした
考えるということに以前よりは慣れて来たようです
環境問題もまだ続けたいのですが、そろそろ心情に向けても始めて行きたいと考えています
400字程度の作文も様になって来ました
これから細部にも気を配れる書き方を意識できるように、まだまだ書くという課題も続きます
1年後、生徒さんたちが何を考えどんな意見を見せてくれるのかとても楽しみです!!