東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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受験生は孤独になること!

2013-10-29 10:58:19 | 学習全般

 

今日は寒いですね、体調を崩さないように早めに温かい服装に着替えて過ごしてくださいね。

 

11月は高校受験生にとって内申が決まる最後の定期考査があります。

これまでの成績に一喜一憂してきた生徒さん、落ち着きましょう・・

やらなくてはいけない学習をやる前に諦めたり、振り回されていては残り4カ月を乗り切れません。

 

受験生は孤独になる事

塾では講師の指導のもと学習を進められますが、自習時間やその他の時間の過ごし方が

結果を大きく左右しますよ!

学習をしていない時間も孤独でいる必要はさほどありませんが

学習計画を立てたり、気持ちを落ち着かせ物事を考える為にはやはり孤独でいる必要はあります

勉強はメンタルととても繋がりが深く、気分の落ち込みや浮つきは

そのまま結果となって現れると考えています。

 

同じ生徒さんでも、伸びている時と停滞している時、または落ち込んでいる時等の様子を見ていると

心のバロメーターは成績と比例しています。

普段は無意識に過ごしているので、「勉強以外の時間は好きにさせてよ!」って生徒さんは思うでしょうか?

もし、そう思うのなら志望校は下げた方が良いでしょう。

なぜか?

踏ん張りの利かない生徒さんが、入った所でその中で更に踏ん張る事は難しいでしょう?

3年間最下位の独走なんて誰だってポジティブになれませんよね

だから今は踏ん張れるか、孤独になれるか・・・が勝負なんです!

 

少し前に私は生徒さんの志望校はその意思を尊重してぎりぎりまで指示するという内容を書きました。

しかし、これはあくまで生徒さんが“志望するなら”なんです。

表面的には第一志望校と言いながら、行動が伴わないなら

それは第一志望校とは認めがたいんですよね

 

受験は孤独との戦いだと経験者の皆さんは深くうなずくでしょう

しかし、それを実践できるかはお子さんにかかっています。

 

 

これから日を追うにつれ第一志望校が今のままで良いのか?

焦点を絞ったお話しになっていきます。

親御さんの皆さんは我が子をよく観察していただき、その生活態度に第一志望校を狙う気持ちが

現れているかを確認してみてください。

あと4カ月ほどは「孤独になり、踏ん張る」「向上心を持ち人事を尽くす」

今がその時ですからね


さぁ、今日も頑張りましょう!


内申と偏差値

2013-10-26 12:54:58 | 学習全般

昨夜は台風に地震、津波警報まで出され、不安な夜を過ごされた事と思います。

避難所で一夜を明かし、心身ともに疲労された皆様にお見舞い申し上げます。

 

 

10月は1学期の成績表が出されました。

いつもながら不思議な評価がついていますね。

でも、それは私達から見ると不思議なのであって先生方から見たら

偏差値の方が不思議かもしれません。

 

ただ、私もあまり腑に落ちない評価、評定を目にしますが

学校での学習姿勢、学習態度に何か問題があるのかもしれませんね。

 

内申を上げる為に学習をしていると偏差値は高くは取れない

偏差値を高くとろうと頑張ると内申が思うように取れない

これは学習内容の違いもあると思いますが、「どちらとも」の学習にも全力が出せない事に

理由があるのではないかと思います。

つまり、どちらか一方にしか集中できていないんですね。

ならば、どちらを優先させるか?

という話になるのですが、そこで志望校には何が必要か?を考える事になります。

推薦を取るには内申が必要ですから

推薦での入試を考えているご家庭では内申に比重を置く必要があります。

「入試がなくて良いな~」なんて一般受験のお子さんたちは言いますが

私はどっちもどっちだと思いますよ。

定期考査ではオール90点台を目指し、実技や提出物も間違いなくこなして

真面目な授業態度を崩さず・・・

と毎日が緊張の連続かもしれませんからね

2学期制の学校では小テストも対象になっていますから常に高得点を意識し

手抜かりのないようにしなくてはいけません。

 

しかし、そうして学校でのテストに強くなると偏差値がそこまで振るいません

近隣校では特にその傾向があるように感じます

定期考査の内容と模試の内容に差がありますから

どちらを対策して学習してきたか?そこがポイントです。

 

推薦入試を目標にされてきたご家庭にとって、万が一だった時

一般入試は大幅に偏差値を下げた入試になります。

もちろんこれは都立入試の話なのですが、単願推薦を受けている場合は

他校での優遇はありませんから注意が必要ですね。

内申が良く、推薦入試を考えていらっしゃる場合は、集団討論や作文の対策を入念に行う必要があるでしょう。

また倍率の高い高校を希望されている場合は、万が一だっ時の事を考えておく必要があると思います。

 

内申があまり振るわない生徒さんの場合で偏差値が順調なら志望校へ向けての努力を怠らず

続けて良いと思います。もちろん万が一を考えて併願校を決め足元を固める必要はあります。

安心して志望校に挑める環境を作っておく事がポイントですね。

 

内申も偏差値もどちらも振るわない・・・という事は

単純に勉強不足です。

もし、今中3生なのならこれから検定などを取る事は無理なので自分が出来る事

つまり内申とか偏差値とかを考えるのではなく出題される問題の基礎から学習し直す事。

 

入試まであと約4カ月です。まだまだ出来る事はあります!

 

今受験学年で無い生徒さんたちは内申を上げながら偏差値を上げる事も可能ですね

基礎をしっかり固めた学習をしましょう!

 

当教室は本日数学検定です。

高校受験生さん達にとっては最後のチャンス!冷静に全力を出してくださいね!!

 

ファイト!!

 


先取り学習は必要か?

2013-10-24 12:20:45 | 学習全般

進学塾は常に学校の学習より先に進み、学校では復習をする形になりますが

それが合っているお子さんと合わないお子さんがいるのも事実です。

先取り学習が合っているお子さんと言うのは

(私が考える持論ですが・・)

予習・復習がよほど確実にこなせる生徒さんに言える事だと思います。

それらをしっかりこなして、先取り学習でより高得点を取れる生徒さんは

お稽古事や部活動になかなか熱心に取り組む事ができないのが普通だと思います。

もし、数学だけ・・とか英語だけ・・と単元を絞るならまだしも

“学力全体”を上げるなら時間が足らなくなるのが普通ではないでしょうか?

 

当教室の授業は先取り学習は“必要におおじて”そのお子さん、その時期など

必要な時以外は指導しません。

受験学年になればもちろん先取りをしていきますが

受験生でなければ、学校の進度に合わせ先取りでは無く復習に力を入れています。

また学校が進めている単元でも、より難易度を上げて学習する事で

先に進むより、より確実にその単元を学び基礎定着やその単元を得意になる事の

積み重ねをしていきます。

 

先取り学習をしている塾の生徒さん達から見たら「後れを取っている」ように感じられる事も

あると思うのですが、実際受験学年になりこの時期になった時、より柔軟性のある強い知識力と理解力が

備わって偏差値も上がり実践力も付いています。

そうした当教室の方針をご理解いただけない場合も勿論ありますし

なかなか伸びない生徒さんがいらっしゃる事も事実です。

なかなか伸びない生徒さんの場合、一人ひとり原因は異なり、それぞれの解決策も違うので

メールや面談をさせて頂き、ご家庭とより密な連絡をとって向上に努めています。

 

高校受験は他の受験とは違い

妥協することはあっても諦める訳にはいきません。

その妥協ラインもご家庭の方針やお子さんの状況に合わせる必要もあるので

簡単にはいきませんよね。

 

受験期になって感じる事はやはり復習する事の大切さです。

先取り学習で得をしたという事はありません。

だって高校入試問題には大学入試問題が出るわけではないんですから当然ですよね。

 

現在中学2年生さんたちはそろそろ先取り学習が始まるところです。

3年生の学習は先取りをし、早い段階で復習を始めたいからです。

やみくもに先取りが良いと考えるには危険な落とし穴が待っていると思いませんか?

 

小学生さん達に先取りは必要ないと思います。

ただ、中学受験を考えていらっしゃるなら話は少し変わってきますので

お考えの場合はご相談ください。

 

 

今日から暫く雨が続きそうですが、体調には十分気を付けてお過ごしください

さ!今日も頑張りましょう!!

 


第一志望校はいつ決める?

2013-10-23 10:43:00 | 高校受験・大学受験

昨日から個人面談の時間を頂き、お忙しい中教室に足を運んでいただいています。

ありがとうございます。

 

受験生さんのご家庭とは時間を気にしたくないので余裕を持って時間を作ってあります

受験の話だけでなく、様々な内容のお話しをさせて頂く事で

よりお子さんを理解する鍵となりますし、さらに今後のご指導に対するヒントもあり

私にとってとても有意義な時間です。

 

この時期やはり気になるのは志望校を何処にするか?という事でしょう。

しかし、大手塾さんでは違います。この時期既に“上限”を引き、希望されていたとしても

志望校を受験できない・・・といった状況がつくられます。

夏を過ぎてから、毎年いらっしゃる受験生さんたちはそうした状況が納得いかなかった方が多いです。

 

では、当教室ではいつ志望校を決定するのか?という質問にお答えします

年内に決めるのは併願校です。

第一志望校は願書を出す直前まで決めません!勿論、目標にはします。第一目標です。

その高校を目指し、お子さんは辛い受験勉強に絶えて過ごします

私は日々のお子さんたちの学習姿勢、理解度そして偏差値など複合的な観点から考えて

目標校を受験するべきかどうかを考えています

今の時期で“志望校を下げましょう”とお伝えするのはよっぽどの事が無い限りありません

志望校を決定する時期も個別なんです。

お子さんが頑張っているなら、その頑張りを応援する事が本来の塾の役割だと思います。

そうは言っても、不合格を経験させる事が良いはずはありませんから

最後の最後まで応援し、それでも駄目なら・・・という事です。

 

お子さんたちにとって、受験は人生初の大きな壁ですから、自分で乗り越える力を養うには

大人が勝手な都合で目標を奪ってしまっては本末転倒ですよね

大人はそっと“確実校”を確保しておいてあげればいいのではないでしょうか?

 

塾内生の親御さんは皆さん賛同してくださり

そのおかげでお子さんたちは伸び伸びと目標校を目指し日々頑張っています!

目標に向かって頑張る、辛い事でも絶える!

それこそが受験で得られる賜物だと私は強く思います

受験生をもつ親御さんみなさん、諦めないであげてください!お子さんの頑張りを応援してあげてくださいね!!

 

次は「先取り学習」について書きますね。

 

さぁ、今日も頑張りますよ~!!

 

 


国語力を強化する!

2013-10-22 10:58:19 | 国語編

写真はピグミーシロナガスクジラの骨です。1966年から展示されているそうですが今でも骨から油が滴り出ています

自然の力はすごいですね!顎の長さだけでも驚きがあります。

 

 

今週も台風が近づいていますね、身を守る事と体調管理に注意しましょう

教室ではプラズマクラスターが大活躍しています!

必要な時はマスクもありますから使ってくださいね。

 

 

受験生さんたちは毎年、年末になると国語に学習の時間がかかります

それまで不得意と思っていなかった生徒さんも国語に足を引っ張られることもよくあります

大きな原因は

文章が長く、読むのに時間がかかり、集中力が途中で途切れてしまったり

使い慣れない言葉が羅列される事で、何の話だかわからなくなる

話の内容が、日常生活から離れていて実感のない話になる

比喩が多く、読み取りが困難になる

など、多くの理由がありますが、この時点で「国語が難しい」と感じているのに

更に要約させる問題や作文にする問題なども加わり

語彙力や表現力も試されることになります

 

当教室の受験生さんたちは自ら「国語の課題を出してください」と

私の所に来ます

頻度の差こそあれ、自習に来ない生徒さんはいません!

夕方から夜遅くまで、毎日塾での生活を送っています

体力も気力も必要ですから、ご家庭からの応援は無くてはならないものですね。

 

国語力を強化する為に何をする事が有効か?

と考える時、「読書」と昔は一般的に言われていましたが、不思議なもので今は違います

読書をしても国語力は付きません

“国語の問題をより多く解く事です!”

そして最後まで理解する事です。

一つの文章を最後までしっかり理解し、筆者の考えや伝えたかった事を読み取る訓練を

数多くこなす事です

当教室の生徒さん達も、ひとつの問題に数日かかる事があります。

自習ですから、そうそう解説して理解に導く事はしません。自分で考えるんです

どんなに時間がかかっても、自分で考えた答えを持ってきてもらいます。

また答えが出ても、その“理由”を理解していなくては他の問題になった時

正答できる確率が下がりますから、なぜその答えになったのか?を考えてもらう事もあります。

 

今日UPした写真のように、普段目にしない分野の話が文章題として使われる

心情や背景の問題が出される・・・

語彙力や理解力、表現力に雑学も、国語は必要となっていきますね。

出来る事なら小学生の時から“先を見越した学習”を習慣付けて欲しいと思います。

 

今日から受験生さんたちを筆頭に面談が始まります。

塾内生の親御様達とのお話しは、いつも楽しくさせて頂いていますが

今回はやはり受験目前ですからシビアな場面もあるでしょう・・

 

さぁ、今日も頑張りましょう!