東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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迷走する都立高校入試?

2012-06-30 11:23:27 | 学習全般

都立高校の入試システムは

推薦入試の廃止こそなかったものの

変更点が多々あり、しかもなかなか不透明のままです。

明らかになっているのは

推薦入試の募集枠の縮小と合格基準としてきた内申の割りあいが50%に下げられるという事。

推薦での試験は

個人面談・集団討論・小論文OR作文などが解っていますが

これらの配点や評価観点、またその方法などは不明瞭なままです。

コミュニケーション能力や論理的思考力などを磨いておく必要があるのは解りますが

内申を基準に志望校を選んできた今までの進路指導はどうなるのでしょう?

今の子どもたちに学力だけでなく、多くの能力を求めすぎな気もしますね

 

推薦入試のチャンスが広がった!という見方をされる先生もいらっしゃいますが

基準も定かではないのに上位校にチャレンジするのはどうかと

私の中ではまだ疑問がたくさんあります。

また一般と推薦との学力差が懸念されているところに拍車をかけているとも思います。

入学してから本当に進学し卒業まで頑張れるレベルの高校に行かなくては

登校拒否や退学する生徒が増えるだけです。

他県のように廃止するならその方がまだすっきりとした受験ができるのではないかとさえ考えてしましますが

現実を受け入れるしかありませんね。

こうした不透明な入試システムに不安を感じ、私立高校への変更も予想されます。

 

いずれにせよ、内申を高く維持する事と学力を伸ばす事が

一枚岩ではない今の現状がそもそもバランスが悪くて受験をわかりにくい物にしていると思うのですが・・

今回の変更点が思いつきでない事を願うばかりです。

受験学年ではない保護者さまもぜひ関心を持って

お子さんの受験に備え、学力と能力を付ける学習を指導して頂きたいと思っています。

 

 

 


目先の成績と入試

2012-06-29 01:46:25 | 学習全般

中間テストの結果が揃いつつあります。

目標をクリアした生徒さん、残念ながら今回は届かなかった生徒さん

それぞれです。

まだ入塾して間もないある生徒さんが

「こんな成績になるなんて!塾長はビックリしないんですか?」

と解答用紙を見ていた私に聞いてきました。

ビックリなんてしませんよ。むしろよく得点できたと感心するくらいです。

「あなたはビックリしたの?」と聞いてみると

それはもう、ビックリを通り越してショックだったようです。

では聞くけれど・・・と言って

対策中、自分の取り組みがどうだったかを思い出してもらいました。

そうです。

ルールを守らず、警告を無視してこれくらいのテスト軽い軽い!!

とやってきた事を自分で話しながら確認しました。

その結果がどうなるか?やったつもりの学習が通用しない事を話しました。

そして、一週間、十日前から躍起になるよりも、普段の学習にどう取り組むか

日々の学習をどう学んでいくのか、作り始めたノートをいかに活用していくのか等を

反省しながら確認しました。

今までのような、軽い軽い!平気平気!なんていうノリや

メンドクサイな~なんていう渋い顔はもうありません。

 

反抗期・思春期にいる中学生だからこそ

押し付けられた学習を嫌々続けさせて、目先のテストで得点させても上位校にはいかれません!

自主性を持って、より効果的な学習方法の確立を自ら探していくんです。

失敗は成功の母です。

今回の失敗を嘆く暇があったら、次のテストに向けて

120%の努力をすべきです!

悔しさが新鮮なうちに、次のステップに進まなくては同じ事の繰り返しになりかねません。

 

去年、悔しい結果を味わった生徒さん達は

満面の笑みでテスト結果を見せてくれました。

「良い方に事故った!!」と自分でも信じられないと言っていた生徒さんもいました。

今回、よい結果が出せたのも

失敗があり、それをしっかり反省材料として受け入れ、次に向けて実行した結果ですね!

 

涙あり、笑いありの教室は今日も元気に志望校合格に向けて進んでいます。

 


集中力を育てよう!

2012-06-28 10:00:00 | 学習全般

自習学習について最近書いています。

定期テスト対策として、中学生さん達と普段より長い時間

過ごした事で見えてくる問題点の一つに

集中力の問題があります。

 

実は私は今回自習スペースに

「ルールを書いた紙」を貼っておきました。

貼った時に、生徒さん皆に読ませ確認をさせました。

ルールを破った場合、「容赦なく怒ります」とも書き、口頭でも伝えました。

結果は

ほとんどの生徒さんが守りませんでした。

では私が容赦なく怒ったのかと言うと、怒りません。

なぜか?

答えは「自主性を促す為」です。

人が見ている時にだけ「やっているふり」をしていても実力は付きませんし

改善もされません。

「後悔」する事が必要です。「小さな失敗」ですね。

そのルールに従っていれば、間違いなく集中力は伸び、学習でも納得できたはずです。

良い結果を出している生徒さんは、言われずとも実行している事です。

もう一つ怒らなかった理由は

集中力の持続には訓練が必要だからです。

ある日ある時、突然出来るようにはならないのです。

定期テスト対策だからと集中力を倍に使える人はいません。

なので

これではダメだと自分で気付く事!

自分で変えていく意志を持つ事!

を先に経験してもらいます。

始めは大変ですよ。納得するどころか反発してきます。

でも、それを乗り越えれば、あとはサポートに徹してあげるだけなんです。

 

集中力を持続させる訓練はいくつかの方法で実施していますが

ここでの公言は控えます。

しかし、その取り組みが活かされ、生徒さん達が成績を伸ばし、合格した事は事実です。

 いずれにせよ、集中力を維持して勉強した人の勝なのです!

 


自習学習のチェックポイント

2012-06-28 00:59:43 | 学習法について

生徒さん達からはよく

「勉強頑張ってる」

「○○をやった。○○も頑張った」

 と・・・・・

やってるアピールを聞きます。

嘘だとは思っていません。やったんだと思いますよ。

ただ、それが“実力”に直結しているとは思っていません!

 

今回の中間テストに向けて、生徒さん達は本当に良く頑張りました

それは事実ですし、その努力は認めます。前の記事にも書きましたが

多くの事を学べたましたね。

今回初めて、自習に参加してテスト対策をした生徒さんも複数いますが

「これでテスト対策は十分やった」と思ってしまうのは間違いです。

長時間一緒に過ごす事で見えてくる各生徒さんの弱点は

勉強の仕方や内容と言った事もさることながら

集中力の持続覚えようとする気持ちが甘いと事だと感じました。

 

対策授業は講師を頼ってもいいと思いますが

それでも、自分で調べる、考えるという“自分の脳を使って訓練する”事に

消極的だったと言わざるを得ません。

今まで付焼刃的な学習をしてきた生徒さんにとって

「すっごく勉強したのに」「頑張ったのに。」

そう言う言葉が出る事自体まだまだ甘いんです。

これくらいの学習が普段から出来なくては、とても上位校や志望校には届きませんよ!

問題を解く、ノートにまとめるといった“作業”は普段すべき学習です。

テスト1週間前に慌ててやったところでカバーするには限界があります。

しかし、そうした失敗に気付き修正していく事で

受験学年になった時、納得のいく結果を得る事ができる訳ですから

反省すべきは反省し、次にしっかり活かす材料にする事が鉄則です。

経験してきた生徒さんは今回素晴らしい結果を手にする事ができました!

 

全ての自習学習は定期テストや受験に備えて学習するのですから

目前になってからするのでは意味がありません。

目前にするのは社会や理科の暗記でしょう。

 

チェックポイントとして・・・・

ノートを授業のたびにまとめているか。

間違えた問題が一目で分かるようにノートを活用しているか。

特に以前

解説してもらいながら答えを出した問題。

今は一人で解けますか?

なぜ、その答えになったのか説明できますか?

集中出来ていますか?


 テスト目前に単語の暗記や公式の暗記をしても

問題は解けません。

 

勉強しているのに成果が出ない・・・

それはもう一夜漬けの学習では対応できない、限界を超えたのだと自覚すべきです。

次に集中力について書きたいと思います。


多くを学んで巣立ちましょう!

2012-06-27 01:54:35 | 学習全般

今回書くのは東京の話ではありませんが

志望校を絞り込む時期にさしかかっているので

参考までに・・・・・・・・

(ある方のブログを拝見して思った事です)

 

その学校は私立です。

生徒さん達は教科書やワークといった

教材を家に持ち帰るのは禁止となっています!

宿題は持ち帰るのでしょうけど。

なぜ持ち帰ってはいけないのかというと

「忘れ物が増えるから」だそうです。

一人一人がきちんと授業でその教材を使う為に

持ち帰りが禁止されています。

 

みなさんの学校が同じだったら、どう考えますか?

「家ではどうせ勉強しないし、良いのでは?」という意見があったとすると

寂しいですね。

私は反対です。家庭で自習をするには教科書が無くても

書店でワークやドリル等を購入することもできますね。

そう言う事ではなくて、

「忘れ物をしない為の、努力」がそこに無い事が問題ではないでしょうか?

忘れ物をして、不自由な思いをしたり人に迷惑をかけてしまったり・・・という経験が

自分の怠慢な姿勢を矯正する良いきっかけになると考えています。

気配りの出来ない人間を育てる結果となると思いませんか?

 

志望校を選ぶ時、進学率や偏差値と言った数字からは見えない部分も

とても大切です。

何を経験して、何を学んできたのか・・・むしろそちらの方が社会に出てから必要である事を

大人なら誰でも知っている事だと思うのです。

 

塾の面談にご夫婦でいらしてくださる事は珍しい事では無くなりました。

第一線で活躍されているお父様が、一番社会の厳しさを実感されていますから

お子さんの進学にたいして真剣に、慎重になるのは当然の事です。

お父様がいらして下さる時は特に大学や就職の話にまで話題が膨らみます。

今、お子様の進学とは直接関係ないかもしれませんが

こうした話し合からは教育方針が伺え、そのサポートをする私の立場としては

とても参考になる事ばかりです。

 

面談で思いだしたのですが、以前小学生の生徒さんのご兄弟が

大手の塾に通っていました。

面談の時に、当教室で預かっているお子さんの話より

ご兄弟のご相談が多かったので

そちらの塾に相談されては?と言いましたが

面談が無いとのことでした。

面談せずして、何をサポートするのでしょうね?

 

今週は面談週間として、生徒さん全員のご家庭とお話をさせていただきます。

とても楽しみです。