明日からいよいよ10月です。
受験生にとってはどんな月でしょう?
当教室では高校入試の生徒さん達にとって10月は“併願優遇”をとる上でとても大切な
月なので、ここまで頑張ってきた成果を120%出す月・・なんです。
受験生にとって塾は志望校合格に向けてしっかりとサポートしてくれる場所です
しかし、受験学年で無い場合は、当教室に通う理由はそれぞれですが
大きく分けると3つになります。
1、学校の成績を伸ばしたい(定期テスト対策)
2、遡って復習したい(基礎学力の強化)
3、実力を高めたい(応用・発展力の強化)
1の場合は通わせていただいているだけではなかなか成果を出す事は出来ません
東京の教育事情に精通しているわけではありませんが、ことこの地域の近隣学校では
教材から出題するものと授業中に先生が出した問題やお話しされた内容が
ポイントになっている場合が多いです。
なので、塾に通えば学校の成績が上がると言う魔法のような期待で学校の授業をさぼっていては
本末転倒で、結局どこかを落とす事になります。
学校の成績を伸ばしたくて塾に通う場合は同時に学校の授業に真摯に参加する事がとても大切です。
今、学校のテストで50~60点あたりの生徒さんはまず、真面目に授業に参加してみてください。
市販の問題集を使うより、学校で使われている教材を繰り返し学習する事が肝心です。
ただし、自分の弱点がわからず、何処を強化すればいいのかわからない場合
また高校受験では、それなりに良い高校に行きたいと考えていらっしゃる場合は塾にサポートをしてもらう必要があるでしょう。
2の場合は殆どの生徒さんがあっという間にクリアしていきます。
学校のテストで言うと小学生さんなら50点以下だった所から半年もすれば100点まで近づくでしょう
もちろん、真面目で真摯に取り組んでくれる生徒さんの場合ですが・・
しかし、中学生はそうはいきません。
小学生の遡り学習をしている間に定期考査があります。学習はしていても
テスト範囲の学習をしている訳ではないので定期考査で成果を上げるのは難しいのが現実です。
また数学で言えば算数とは大きな違いがありますから、小学校の知識では解く事は出来ませんよね。
学校の授業に追い付いて定期テスト対策をするまでには他人の2倍、3倍の努力と時間が必要な事は言うまでもありません。
今、定期テストで30点以下の生徒さんは小学校からの復習が必要です(数学の場合)
中学の数学は1年生が計算となり、2年生、3年生と進むにつれて関数・証明・合同と図形になっていきます。
それらの学習が始まる前に計算力は付けておかなくては遡り学習をする時間は殆ど無くなります。
3の実力を高めたいとのお考えで通塾される場合は学校で習っている範囲は気にせず
塾としての学習を進めます。同じ単元でも学校では扱わないレベルの問題を学習します。
しかし、時々勘違いをされる事があるのですが、それらの学習をしているのに学校のテストで
点数が取れなくなった=成績が落ち始めている!と感じられることです
定期テストに強くなる為の学習と応用発展を扱う受験力は違います。
特に近隣中学のテストレベルと入試レベルには
差があり、生徒さんたちはそのどちらの対策学習をするかで悩むところです。
本当にその教科に特化してくると学校の対策はしなくとも最終的には点数をとれるようになるのですが
それまでは、学校用、入試用・・と対策して行くのが普通です。
お子さんによってそれぞれですが、基礎がしっかり身に付いている生徒さんなら応用問題が解ければ
基本的には定期考査でも100点をとる力があります。しかしミスは誰にでもあるものなので
90点台をとり続けられるなら理解や学力に問題があるとは言い難いでので
そこから初めて
実力を高める為の学習がスタートできるという事になります。
塾は魔法を使える訳ではありません。塾に通って後悔しない為には
まず通う目的を明確に伝える事が大前提です!
そして、通っている事で安心してしまわず一層の努力が必要です。
せっかくお金をかけて通わせているのですから、それを無駄にしない為には
ご家族の協力と関心が必要です。
また塾に通う明確な目的をお子さんが理解している事で結果は大きく変わりますよ!!
勉強しやすい季節ですね!今日も一緒に頑張りましょう(*^_^*)